Eleaf iStick Pico レビュー | VAPEブログ・もくもく時間

Eleaf iStick Pico レビュー

シェアする

2017年もやっぱりEleaf iStick PICO

ということで、記事をリニューアルしてみました。

ずっと人気のEleaf iStick PICO

2016のベストセラーと言えば、誰もがiStick PICOを思い浮かべるのではないでしょうか。

2016の春にリリースされたiStick PICOですが、2017になった現在でも使っている人がたくさんいます。新製品が次々出ているVAPE関連商品の中ですから、ロングセラーと言っても良いのではないでしょうか。

エントリークラスと言える価格帯の商品ながら、初心者だけではなくVAPE上級者の方も使っていたりするのがPICOの面白い所です。

iStick PICO人気の秘密は?

iStickシリーズはEleafというメーカーが作っているVAPE・電子タバコ本体です。VAPEをこれからはじめるよ、という方にとっては聞きなれない名前かもしれませんが、押しも押されもせぬトップメーカーです。

そんなEleafですが、PICOの前にも当然iStickシリーズはありました。特にiStick 40W TCという機種は非常に評価が高く大ヒットしました。iStick 40W TCは小さくて軽くて、当時はまだ普及しはじめだったTC(温度管理)モードまで付いていたのです。これはデイリーに使うのに非常に優れたMODだったのです。ただiStick 40W TCはバッテリー内蔵式だったので、出先でバッテリー切れになった時などに交換できないと言う弱点がありました。

IMGP37882
40W-TCとPICO

そこでバッテリーが交換出来て、なるべく小さな形で・・・ということでリリースされたのがiStick PICO。18650バッテリーを使うことによって、75Wという十分なパワーもあります。

そんなPICOだったので、買った方が非常に多かったのです。そして初めてVAPEをするよという人にオススメしやすい価格帯・使い勝手だったので、エントリー用として皆さんがオススメするうちにどんどんユーザーが増えていきました。

更に、普及したおかげでケースやスキン(ラッピングするシール)も非常に充実していますし、メーカーも新色を未だにリリースし続けています。

カラーバリエーション多すぎぃ!!

そして、派生モデルもあります。

まずは外装がレジン(樹脂)になっているiStick PICO resinです。少しお値段は上がりますが、高級感が増しますね。

istick mega

こちらは26650バッテリーが使えるようになっているiStick PICO MEGA。ピコとメガ、相反する要素が入った名前ですが、その名の通りコンセプトが迷走してるMODです!でも操作感そのままで大型バッテリーを使いたいよという場合はアリなのかな?

istick dual

iStick PICO DUAL。なんと18650バッテリーが2本入るようになっています。オニギリPICOです。2本入ることで、ロングライフ・ハイパワーを実現しています。

istick rdta

こちらは2300mAhのバッテリーがビルトインされたiStick PICO RDTA。。スイッチが上面に付いていて、本体内部にタンクを内臓しています。自分でコイルを巻くのが前提になっているので、わりと経験者向けのアイテムかと思います。

istick pico25

そして待望のiStick PICO 25!iStickの唯一の弱点、24mm以上のアトマイザーが付けられないという点を改善した新型PICO。見た目が少し変わってしまったのですが、ラウンドシェイプ、フタが上面、プラスマイナスのボタンは底面にあるという点は踏襲しています。ボタンも少し大ぶりになって押しやすそうな点も良いですね。

iStick PICO サイズと重さ


IMGP3797 IMGP3798 IMGP3799

バッテリ込で134グラムと、見た目の素材感に比較して軽い印象。ズボンのポケットに入れても負担のない軽さは良いです。18650交換式というカテゴリーでは、めちゃくちゃ軽い部類に入るでしょう。

Eleaf iStick Pico チェック!

小指が短いんじゃない、他の指が長いんだistick PICO
IMGP3794
色はグレーなんですが、ちょっとグリーンがかったような感じで僕は好きです。ダークシルバーみたいなのを予想すると裏切られるので気を付けてください。ステンっぽい銀色の金属部分は海外レビューなんかで見た通りに若干ゴールドがかった感じで、アトマイザーと色の差がちょっと気になる部分。早速削ってみたところ、なんかのメッキみたい。詳しい方がいらっしゃったら是非教えて下さい。

ともかく従来のi☆Stickのキラピカ仕上げよりはだいぶ高級感がある仕上げとなっております。あれはあれで気楽に使える安っぽ感が非常に気に入っているのですが。

IMGP3779

ちょっと見づらいかもしれないんですけど、グレーの本体部とステン風部分との間にごくごくわずかに隙間があります。アトマのマウントにスキマが出来るとムズムズしますが、この隙間はそれほど気にはなりません。510接続部はすこぶる調子良く、コネクションについては今のところ問題が見当たりません。アトマとフタの間は1mmも空いていません。23mmアトマイザーはギリギリ使用可能ですが、24mmのアトマイザーはフタに当たってしまうため装着することはできません。

スイッチ周り

こんな感じでTC40Wと比較してモッチリしたPICOですが、丸いシェイプで持ち心地はかなり良好です。私はどのMODでも大体は親指でスイッチを押しているようなのですが、PICOの場合あまりに縦が短くて親指で押しにくい場合があるかもしれません。

IMGP3791

小さい!

IMGP3792

押そうとするとヌルっとぶっ飛んでいきそうな気配ですが、逆に持ってスイッチを人差し指で押すと非常に快適ということがわかりました。

押し心地は特に音がカチッと鳴ったりするわけではないタクタイルのスイッチです。カチャつきは少なく、横長の本体に沿ったスイッチが人差し指のカーブにフィットして、あぁーたまらないぜ!

+-ボタンについては、すっきり見える底面配置は最高なんですが、取れるんじゃねぇかコレというくらいガッタガタで押し心地もモコモコ。でもずっとヘビーに使って来ていますが壊れたりする様子は全くありません。

バッテリのフタは少しだけ安っぽいですが、ネジの感じは良好です。バッテリ交換についてはいう事ナシで、非常に簡単に出し入れすることができます。バッテリーの被覆を痛めたりしないのも良いですね。

トップ交換式は、ケースに入れたままでもバッテリー交換が出来るのが非常に便利です。

操作方法・ソフトウェア

やたら階層の深いメニューもなく、単純明快・直感的に操作できます。

電源ON時

+-同時長押し 底面ボタンロック
3クリック モード切替メニュー
4クリック TCモード時のワット調整
5クリック 電源オフ
+とファイヤ長押し 抵抗値ロック
-とファイヤ長押し ステルス オン/オフ切替

電源OFF時

5クリック 電源オン
20クリック ヴァージョン情報
+とファイヤ長押し マニュアルTCR設定
-とファイヤ長押し バッテリー電圧表示
+-同時長押し スクリーンフリップ

非常にシンプルで使いやすい操作系統と思います。

温度管理については、どの種類のワイヤーを使ってもちゃんと使えます。

iStickの購入について

海外通販は慣れているよという方でしたら、個人輸入が安く手っておすすめです。

Gearbest PICOSET
GEARBEST・istick PICOのページへ

18650バッテリーを持っていない、初めて18650MODを使うという方はやや割高にはなりますが国内のショップで購入することをおすすめします。万が一の不良などのサポート、あと届く速さが段違いです。バッテリーの真贋なども心配なところですしね。

それに何よりも、送料が安い・無料の海外ショップからだと到着まで2週間待ちとかは普通ですので・・・。

ベプログSHOPさんiStick Picoスターターキット

これがEleaf純正のMELO-3クリアロマイザーが搭載されたキットになります。MELO3は、デザインも揃って見た目は非常に良いですし、性能も問題ないものなのですが、ベプログさんではショップオリジナルで評判の良いクリアロマイザーをセットにして、キット販売しているようですね。

ですので好みによっては以下のキットも検討されても良いかもしれません。

aspire社のNautilus2がセットになっているスターターです。Nautilus2は割と新しくリリースされたアトマで、とてもクオリティが高い仕上がりです。ガラスがガードされていているので割れにくくなっているのもポイント。

爆煙したい人ならこちら。爆煙専用クリアロマイザーと呼び声の高いaspire社のCleitoが載ってるキットです。強烈に煙量がある分、リキッドの消費も強烈なのでご注意を・・・。

もちろん、あとでクリアロマイザーだけ買い足して付け替える、なんていう楽しみもVAPEにはありますよ。

専用充電器のススメ

初心者にもウケているとはいっても、18650を使用するMODです。バッテリーの取り扱いには十分に気を付けてください。リチウムイオンバッテリーは取扱を間違えると爆発や火災の原因ともなり得ます。

声を大にして言いたいのは

充電器一緒に買ったほうがいい

です。

上記キットではバッテリーが同梱されていて、USBケーブルで充電できまーす!と書いてありますが、お店の人が「充電器一緒に買え」って言うと価格が高くなっちゃうので書き辛いんでしょう。

iStick PICOに限らず、MOD本体で充電することを私はオススメしません。

なによりも、PICOの一番の利点はバッテリーがなくなったら、フタを外して替えの電池をポンと入れればOK!っていう所なので、ゆくゆくは複数の18650を用意して専用充電器でチャージする運用になります。

なら安全の為に最初から買ってしまった方が心が落ち着きます。

18650バッテリーの取り扱いとしては

  • 充電は目の届く場所で
  • 充電は信頼性のある充電器で行う
  • 電圧をチェックする
  • 充電が終わったらバッテリを外す
  • 高温になる場所に置かない
  • 持ち運びは必ずケースに入れて
  • 被膜やバッテリー本体にダメージがあったら使わない

といったところでしょうか。こうやって書くと非常に面倒くさそうですが、使っているうちに無意識に行える事ばかりなので全く面倒ではありませんよ。

充電器はさほど高いものではないです。3,000~4,000円もあれば2本いっぺんに充電できるタイプが買えると思います。特に電圧表示の画面がある充電器をおすすめします。

フラッシュライト用途で18650は10年以上運用していますが、昔から言われるのは

「電池と充電器はケチるな」

ですね。事故してからでは遅いです。指が吹き飛んだり、失明したり、家が燃えたりするリスクが数千円の投資で低減できるなら非常に安い保険だと思います。

カスタムについて

非常に多くの方がPICOを使っているので、その中でも個性を出すためにカスタムされる方が非常に多いです。私ももちろんその一人です(^◇^)

ステッカーや塗装などのデコレーション、ケースに入れてみるetc.

最近流行っているのは塗装剥がし!

キラッキラに磨き込まれたiStick PICOは、通常のシルバーと違って異彩を放っています。

その中でもM’s Vapeさんの穴あきキラキラPICOは凄い仕上がりで一見の価値ありですよ。

私はブルーイングとケース作成をしてみました。記事にしてありますので良かったらお立ちよりください。

ケース作りとブルーイングカスタム

iStick PICOのレザーケース

istick PICO ブルーイング

総合評価

1機で全部済ませようと思ったら今でもやはり最強レベルでしょう。持ち出し用で考えれば最近ブームの極小MODよりは嵩張りますが、バッテリー入れ替えで一日中モコモコ出来ることを考えるとVAPEが捗ること間違いなし。

『Eleaf iStick Pico レビュー』へのコメント

  1. 名前:うみすずめ 投稿日:2016/09/26(月) 02:20:07 ID:e936d64aa 返信

    こんにちわ。自分もiStick Picoの購入を検討しています。TC40Wの緑がかったグレー色がお気に入りなんですけど、picoのグレーも似た感じなんですかね?。
    通販のサイト画像見ると(たとえばAmazonとか)、どうも灰色のグレーで心配なんですよ。
    ロット生産によって変わったとか?

    • 名前:えっふん 投稿日:2016/09/26(月) 12:40:11 ID:25a4b0572 返信

      コメントありがとうございます!
      TC40Wはシルバーと黒しか実物を見たことがないので確実に申しあげられるわけではないのですが、写真で見てみたのと、緑がかったというお話から同様の表面仕上げなのではないかなと思います。私もPicoを買う時にeleaf本家サイトなどで写真を見て無色彩のグレーを想像していたのですが、実際届いてみるとレビュー通り緑がかっていました。当初の想像とは違いましたが、この色いいですよね。

      amazonの画像も見てみたのですが、eleaf本家画像と同じでスクリーン文字がはめ込みされているイメージ画像でしたので、実物とは違うと思ってよいのではないでしょうか。

      ただ仰る通りロットで色が違うということは十分考えられますので、ご購入前にはショップさんに確認されることをオススメいたします。

      pico、とてもイイですよ(^^)v

  2. 名前:世界一汚いiStick PICO | もくもく時間 投稿日:2017/04/26(水) 15:08:57 ID:9ccf62f2d 返信

    […] Eleaf iStick PICO レビュー […]

///////////////////////////////////// //ここより下にどんどん書いていく /////////////////////////////////////