海外でも多くのYouTuberさんが使用しているので見慣れている方も多いかもしれません。円形の大きなオームメーター(というかビルドステーションと言った方がいいかも)。
提供:COIL MASTERさま
もくじ
COILMASTER 521 Plus Tab パッケージ
箱、でかっ!!!20cm四方はありそうな巨大な箱にびっくりです。赤×黒のコイルマスターカラーの箱は実に男らしい。
測定可能な抵抗値範囲0.03~9.99Ωだそうです。バッテリーは18650で同梱されていませんのでご注意ください。パフボタンを15秒押し続けるとカットオフされますが、間違って押されてしまうようなことはなさそうですね。
SNSの案内と、いつものオーセンチェックのスクラッチ。出てきたコードを公式サイトの下部より打ち込むことでチェックができるようになっています。
COILMASTER 521 Plus Tab本体
付属品
USBケーブル、ボルテージチェック用のアダプタ、そしてコイル単体で計測・ドライバーンができるケーブルが付属しています。説明書は図解で分かりやすかったです。
今まで私が使っていた521miniがビルドするときに持ち上げたりして使えたのに対して、こちらはべたっと机に置いて使うスタイルでしょうね。
USBポートとマグネット的な部分。素材によってですが六角レンチやネジ類をくっ付けておけます。
こちらがメインスイッチ。左にパチッとすると抵抗値を計測できるモード、右にするとドライバーンができるモードです。かなりカタいのでちょっと使いにくい・・・。使ってたら馴染むのかなあ。
510接続部とメインのパフスイッチ。[OHM READER COILMASTER 521PLUS TAB]と書いてある部分全部がスイッチになっています。このスイッチはめっちゃ使いやすい。ビルドしていてクルクルと本体の向きを変えることがありますが、常にどの方向からでも押せるので非常に使いやすいです。
510接点はスプリング式。周りには傷防止なのかプラスチックのリングがあります。
バッテリーは2本入ります。変にスプリング式とかになっていなくて、単三電池なんかの電気製品にあるようなバッテリースレッドなのでめちゃ入れやすいです。すばらし!パラレル接続なので、バッテリーを1本だけ入れても動きます。
フタは4隅のマグネットで留まります。これまた無闇に強いマグネットじゃないのがいいですね。MODと違って持ち歩かないのでカッチリ留まる必要もないと思うので。
フタを閉めるとこんな感じです。一応ベントホールが開いています。またフタは取っ払って使うと思います。見えないし。また、大きなゴムの滑り止めが付いています。机に置いた時はかなり安定して、ズレたりしないので良いです。
抵抗値チェックモードのときはブルーに光ります。黒いプラスチック越しなので表示がちょっと暗めかなぁ。
ドライバーンモードでは赤く光ります。この色がドンと変化するのは一見して分かりやすいと思うので素晴らしいアイディアじゃないかと。
このスイッチは本当に押しやすい!でもレスポンスが非常に遅い。押してから1秒くらいしてから通電します。
ボルテージチェック用のアダプターを装着したところです。アダプタにMODを載せて、521TAB側の510接続にアトマを載せてやると通電することができると同時に電圧の確認ができます。
こちらがコイル単体で計測できるようになるケーブル。ワニ口にコイルをくっつけてやればビルドする前に抵抗値が確認できます。
もちろんスイッチを右側に倒してやれば、そのままドライバーンすることも可能です。あまり使わない機能かもしれませんが、アート系コイルを作ったりするのに使う事が多いです。私は521miniにケーブルが付けられるように改造しておりましたので、この機能が最初から付いているのは嬉しいです。
COILMASTER 521 Plus Tab 使ってみた感想
デカくて不便じゃないかと思っていたのですが、その点に関しては案外どっしり安定してるのも悪く無い!むしろ使いやすい!と感じました。パフスイッチもめちゃくちゃ押しやすいですね。
コイル単体で計測&ドライバーンができるケーブルも嬉しいです。
しかし残念なことに通電が遅すぎます。ボタンを押してワンテンポ置いてから通電するので、私のホットスポット除去やアート系コイルのテンパーカラー出しでは全く使い物になりませんでした。
Youtubeでビルドしてる所をご覧になったことがある方はわかるかもしれませんが、私はポチポチポチポチポチとボタンを押しまくってホットスポット除去するので、それが
ポチ(アレ通電しない) ポチーーーーー(ジワッ) ポチーーーー
となってしまって作業性が悪すぎです。ここさえ直してくれればすごく使いやすいと思います。
あとスクリーンが結構暗いです。私の場合はカメラ越しに抵抗値を見せたいという用途もあるのですが、暗すぎて映らなかったのです。
Coilmaster 521 Plus Tabは決して悪いツールではないのですが、私の使い方・用途と少し合わなかった感じです。
これを使ってみたいですね。こちらの方が多分私の用途には合いそうな気がします。
Authentic Coil Master 521 Plus Tab(Fasttech)