私のメイン機となりつつあるCuboxですが、オールインワンタイプもリリースされています。今回はそちらのCubox AIOを実際に使ってみたいと思います。
商品提供:HeavenGiftsさま
もくじ
Joyetech Cubox AIO
AIOはオールインワンの略です。タンク・アトマイザー部分が本体と一体化しており、これ1台でとりあえずVAPEできてしまうという製品です。
CUBOXとちょっと比較
対するCUBOXはバッテリー・アトマイザーが別体。
510接続なので拡張性は高いですが、CubisAIOの高さ87mmに対して105mmと若干タテに大きくなります。付属アトマイザーはCubis2。コイルはProC-BFヘッドなので、CubisAIOと同じものです。
CUBOX+CUBISの135.5gに対して、AIOは104.5g。全部コミコミでこの軽さは持ち運びに相当便利です。というか、CUBOXのバッテリー部分だけで101gだったのでAIOはとんでもなく軽いですね。
もちろんその分バッテリーは小さくなっているのですが、それでも2,000mAhです。この携帯性から考えたらかなりヤレる方だと思います。
Cubox AIOの箱と付属品
相変わらずきれいなパッケージです。でもモノのわりに大きいのかな?ある程度共通化してるから仕方ないですか。
パカッ!CUBOXと一緒の黒なのに、柄でかなり印象が違いますね。指紋だらけにならなそうなマット感は、CUBOXよりイイかもしんない!
- CUBOX-AIO本体
- 説明書(日本語対応!)
- ワランティカード
- 注意書き
- コイル2ケ(いずれもProC-BF・0.6Ω)
- USBケーブル
- 予備のOリングとパッキン
といった感じになっております。説明書の日本語対応は嬉しいですよね。
しかも、かなり日本語寄りです。こういったマルチランゲージの説明書は、ヘタすると英語のページの方を読んだ方が分かりやすい場合もありますが、これは素晴らしいですね。
すてきで柔らかな味わい、楽しみです。
本体外観
この謎の模様、なんの柄なんだろう?CUBOXに比べてざらっとしてて、すっごい持ちやすいです。下部には控えめなCuboxAIOのロゴ。
反対側には充電用USBポートがあります。こちらはJoyetechのロゴです。
黒は吸い口部分、上下の黒い部分とも合っていてステルス感があってカッコイイです。
上のキャップ部分はネジると外れます。チャイルドプルーフ的なガタツキとかが無く、ソリッドで使ってて気持ちいいです。
外すとこんな感じ。地味に右側のバッテリーインジケーターの形状も変更されてるんですね。ニクい。めちゃくちゃ軽いタッチで押しやすくて、とっても安っぽいスイッチは健在。
上下左右、どこを押してもサクっとファイアできる、とっても優れたメインボタンです。
底部はCUBOXと同じですね。ごりっとベントホールが空いてます。
公式より図解
ドリップチップ兼キャップ・エアフローコントロール部・コイル・本体
という感じのパーツ構成です。ドリップチップ一体となっておりますが、これはキャップが薄くても外しやすいようにということでしょうか。これはこれで一つ大きなメリットがあって、吸い口とその周りが熱くならないということです。
咥え心地もとっても良いので、510ドリップチップ派の私も許容できる感じでした。
照明とインジケーター
タンク内にはインジケーターと連動して照明があります。上部のインジケーターはCUBOXと同じで5個のランプでバッテリーの状態を表示してくれます。
5 | 90%以上 |
4 | 79-89% |
3 | 30-69% |
2 | 10-29% |
1 | 9%以下 |
AIOやスターターでありがちなランプの点滅具合やランプの色でバッテリー残量を表示するタイプに比べて非常に視認性が高く直感的に把握しやすいです。CUBOXの優れたポイントの一つだと思っています。
使用コイル、ProC-BF
こんな感じにゴツゴツしたコイルになっております。構造的にはCUBISやeGo-AIO(BOX)に使われていたBF互換で、CUBIS2でタンクを留めるために下の部分がスレッド仕様になっているものです。
以前のBFコイル、私はうまく使う事ができなくて敬遠していました。味もどうにもならないし、一回ジュルジュルしだすと止まらなかったです。
どうせ今回も・・・と思っていたのが良い意味で裏切られる訳ですが、喫い味は後程述べるとします。
こちらは0.6Ω。他にDL用の0.5Ω、MTLで1.5Ωと1Ωの展開があるそうです。
MTL対応の0.6Ωコイル。二重になっているのが分かると思うのですが、トップから入ったエアーがコイルの側面を通って底まで行って、中央の穴から戻ってくると言うエアフロー経路です。
トップキャップ部
こちらがトップキャップを外して裏から見たところ。コイルに対応するように二重構造になっているのが分かると思います。
エアフローコントロール
あ、ついでにここに見えてるのがタンクですね。照明が付くので残量はすごく見やすいです。
みやすい(確信) ちなみに吸ってる時は隠れちゃうので特に気になりませんでした。
エアフローコントロールは写真のように1mm程度の穴が4つ向い合せになっています。合計8ケ。正直何考えてるのか分からない。
今回付属コイルが2つ、MTL用です。で、エアホールが8ツ。
確かに別売りでDLコイルもあるんですが、それでも8ツはやりすぎだったかな?どうせならもう少し小さ目の穴をズラッと5ヶ×2くらい開けてくれた方がよかったかも。
コイル内径がボトルネックになっているので、片側1つを更に絞ってやっと調整ができます。まあ吸うのに問題はないんですが、せっかくMTLに特化したならもう少しだけ使いやすいように考えて欲しかったかな。
ちなみに付属コイルはかなりドローが重たいのでDLはムリです。逆に言えばMTLですっごいイイ感じです。
リキッドチャージ
フタが外れるので存分に入れることが可能。2.0mlタンクです。
ちなみにリキッド入ってる状態で光らすとジャグジーみたいですよ。
吸ってみます!
リキッドおk!エアホール全閉おk!
吸~引!
oh・・・。
むむ、なかなかうまいです。強烈うまくはないです。でもまずくないです。クリアロって感じ。
ジュルジュルしませんね!全閉でギュイギュイ吸っててもジュルったりしません。というか全閉でもSiren2の一番小さい穴よりはドローが軽いです。リアタバから転向する方だったら、全閉~0.1mm開けくらいで丁度いいんじゃないでしょうか。
次に1個開け(向い合せで2個の状態)
これで実質全開です。ここから開けてもドロー軽くならず音がウルサくなるだけです。
いいですね!ちょっとコイルのジュバーっていう音は大きいですが、バーチカルってこんなもんでしょう。0.6Ωですしね。
いいです!すごくいいです!ペンギンも良かったけど、やっぱコイルが近いのは味的にはメリットですよね。そしてBFヘッドで苦しめられたスピットバック&ジュルジュルドライ(ジュルジュルしてるのにドライヒットするというムカつく現象)が全く起きません。
良く見るとリキッドホールがかなり大きくなっています。余計にジュルジュルしそうなんですが、そうじゃないんですね、多分コットンの詰め具合とかそういう細かいところを見直したのでしょう。
どうせコイル一緒でガワの形状が違うだけでしょ?って思ってすみませんでした。このコイルは超絶良く出来ています。
味は別にかわらないですが、cubisやeGoAIOのBFヘッドで、いい感じで吸えてる状態がずっと続いてる感じです。幸せです。
まとめ
eGo AIO BOXも評価が良かったのですが、CUBOXはかなり質感が高くなってると思います。その分お値段も少し高いんですが、価格帯が違うというほどではないので許容範囲じゃないでしょうか。
そしてコイル。まあたまたま当たりなのか、構造が何か変わってるのかは不明なんですがメチャクチャいい感じです。以前のBFヘッドは7個くらい使ってダメだったので私の吸い方やリキッドと合わなかったんでしょうね。
少なくとも1.0Ωと1.5Ωのコイルも買って試したい!というくらいには気に入りました。
こうなるとやっぱり惜しいのはドリップチップ。510仕様だったら1.5Ωコイルを付けてploomtechカプセル用マシンとして最強まであったんじゃないでしょうかw
CUBOXとCUBOX-AIOをheavengifsさんで見ると、
Joyetech CuBox AIO Starter Kit – 2000mAh(Black)
Joyetech CuBox Box MOD – 3000mAh(White)
こんな感じです。更にcubis2とのセットとなると6ドルくらいしか価格差がないんですよね。こうなるとやっぱり拡張性を考えてCUBISとCUBOXのセットも魅力的ですよね。バッテリー容量も3,000mAhで、他のアトマイザーも使えますし。
ただ、AIOの小ささと軽さというのは非常に捨てがたいものがあります。喫煙所で一服という使い方ならAIOは大活躍するんじゃないでしょうか。
もうね、コイルも一緒だし両方買ったらいいんじゃないスか!(雑)
注文してたんですね笑
僕も興味があったので参考になりました!
話が少し広がっちゃいますがリビルド式のBFコイルを何処かで見たのですが、ego-AIOや今回のAIOにも使えると考えて良いでしょうか?
いつも質問すみません。