実は私も開封して実際手に取ってみるまで知らなかったのですが、なんとプラ素材の軽量MODなのです。私は外に持ち出すのはなるべく軽いMODが好きなので、このMODは思わぬ伏兵でした。着せ替えでイメチェンできる軽量な本体、大型の21700バッテリーにも対応・・・というか付属!バッテリー付属してます!そして組み合わされるアトマイザーはCleito Pro。いきなり爆煙でバシバシ楽しめちゃうセットです。
商品提供:べプログショップさま
もくじ
aspire PUXOS キット
とりあえずコレ、なんて読むんでしょう。ぷくそす?この時点で、おや?セットの箱にしては結構軽いなと思いました。
開封!カモ柄嫌いじゃない。っていうか・・・これプラじゃないですか!写真でこのスジの入った感じとかを見てMOON BOXみたいなブリキっぽいのを想像しちゃってました。
同梱品
- PUXOS MOD本体
- Cleito Pro tank
- 予備コイル(0.5Ω・あらかじめ組まれているのも同じもの)
- バブルタンク(4.2mlになります)
- Oリング類
- USBケーブル
- 21700バッテリー
- 18650バッテリーアダプター
- バッテリーの注意書き
- 取扱説明書
- 保証書
本体外観
まさかのフレームまでプラ。これは軽くて捗る。ボタンの角張り具合とか、なんか無骨さを感じさせるMODですね。でも実はカラーリングでがらっと印象がかわったり。
裏側も同じデザインです。継ぎ目等のスキマは案外目立たず、なかなかキレイに仕上がっているみたい。さて、スペックと色違いもチェックしときましょ。
PUXOS MODのスペック
高さ87mm×厚み30mm×幅48mm。
対応バッテリー:18650(同梱アダプタ使用)・20700・21700
重さ:59g
セットの21700バッテリー込みの重さ:133g
その他詳細で気になる点がありましたら公式サイトでチェックしてみてくださいね。aspireは日本語対応のページも用意されていてありがたいです。
カラーバリエーション
全部ド派手。
なんなら迷彩が比較的地味な方とはこれいかに。まあ目立たないようにした色だからそれもそうか。主に森で。
最近は結構プリントで自由な柄のMODも多いですね。色々選べて楽しいと思います。
パネルの替えも用意されています
単色のパネルがカッコ良さそうに見えるのですが!(選べて楽しいとか言っといて結局ソレ)
国内ショップで在庫があるのは有り難い・・・。結構替えパネル式のMODで、パネル入手困難っていうケースが多いんですよ。
Puxos (プクソス)専用パネル (べプログショップ)
引き続き本体を見ていきます
底部にはパネルを外す時に引っ掛ける切り欠きがあります。切り欠きは小さいですが、爪で外せる程度の硬さです。
510接続部
スプリング式の510ピン。かなりピンの長いMESH RDAでも根元まで余裕で入りました。銀色の金属部が本体の黒い部分より僅かに高くなっていて、アトマがプラスチック部分に擦らないようになっています。プラ部分がアトマに合わせて円形になっていますが、ここの直径が25mm弱。25mmアトマを乗せてそれほどハミ出してる感じは無かったです。
ちなみに付属アトマは24mm。コンマ数ミリの段差はありますが、見た目はバッチリです。のちほど搭載写真を載せておきますのでそちらでチェック頂ければと存じます!
パネルとバッテリーアクセス
バッテリーパネルは、ほんとペラペラというオノマトペがしっくりくる薄さ。正直持った時の頼りなさとチープ感は否めません。しかしその分限界まで小さく軽くなっているように思います。
両面パネルが外れるMODらしく、バッテリーは裏から押せるようになっています。これがなにげない点なのですが非常に便利です。ポンと叩いても出てこないくらいにバッテリーがしっかりはまるので押せるのは有り難いです。もちろん力いっぱい叩けば出てきますが、接点が痛む可能性と、何よりも手が痛いので裏から押すのが楽。
裏のパネルだけ外して押してやれば、表のパネルが浮いてとバッテリーが出てきますので非常に手っ取り早い。
付属の21700バッテリーと。こうして見ていただくといかに本体サイズがギリか分かると思います。この状態からではバッテリーが入らないタイプです。
-の接点を少しだけ引っ掛けてからバッテリーを本体と平行にして入れなければなりません。個人的には単三電池をはめる時みたいにお気軽に入れられるタイプが好きではありますが、サイズとのトレードオフなのでコレはコレでいいのかな。
20700・18650バッテリーにも対応します
20700バッテリーは1mmしか違いませんので違和感なく使えます。片側0.5mmですから誤差みたいなもんですね。バッテリー容量は誤差じゃないくらい差がありますが。
テープは他のMODで使っている時にガタがあるので貼ってあるだけです。貼らないと使えないわけではないです。
付属の変換アダプタはオレンジ色のシリコンで、これまたミリタリーっぽくて可愛い組み合わせですね。
スクリーンとボタン
バッテリーを入れると21700・18650の選択が出ます。メーカーサイトによると20700の場合も21700を選べばいいみたい。最大ワッテージが80ワットまでしか上がらなくなります。21700モードの場合は最大100W。
上部の四角いのがパフボタン、スクリーン下のボタンが+-ボタンです。パフボタンは基板がたわんでいる感じでキレがなくチープな感触ですが、ボタンの場所も大きさも申し分なく、使いやすさには全く問題を感じません。
ワッテージモード・Vモード・バイパス・CPS(パワーカーブ)・TC(Ni/Ti/SS316L)・TCRと機能的には一そろいしています。また、ワッテージモードでノーマル・ハード・ソフトから選ぶ簡易的なカーブも備えています。写真でWattsの横の「N」と出ているのがそれです。この状態はノーマルのN。
パフと+同時押しでモード変更、3クリックはステルス、5クリックでパフロックとなっています。普段使っているMODと操作が異なる場合はちょっと慣れないかもしれませんが、割と素早く操作できて好印象。
先ほど申し上げ忘れましたが+-ボタンの感触はいいです。とても操作しやすいです。その下にはUSBポートがあります。
Cleito Pro TANK
Aspireは本当にクリアロのヒット作をいっぱい輩出しますよねぇ。やっぱりヒットと言えばアトランチスでしょうか。勿論ノーチラス(瓶みたいだったヤツ)とかも大ヒットですけど、アトランチスは爆煙クリアロというジャンルを切り開いた感もあります。
当時爆煙クリアロに1nmも興味がなかったので買わなかったんですが、今考えると買っておけばよかったなぁと。
そんなaspireがatrantisの廉価版というか、ライトバージョンのような感じで出したCleitoもヒット作となりました。コイルそのものが構造材になっていて、チムニーパーツを排したシンプルな作りは素晴らしかったし、今回も継承されています。
ただ、カトマタンクみたいなシンプルだった見た目は、ずいぶんしっかりとした物に進化しています。あれはあれで好きでした。
こんな感じでコイルが長い!0.5Ωなのですが、推奨は60W~80Wとパワフルなコイルです。
付属のバブルグラスに交換するとこんな見た目に。ただ、PUXOSと合わせた場合は寝かせるとガラスが当たるので、倒れた時にガラスが真っ先に机に当たるので注意が必要かも。私は3ml入れば充分なのでノーマルタンクで使おうと思います。
毎回読んでくださっている方は「毎回言ってるな」と思われるかもしれませんが、センターピンは固定されていないフローティングピンなので、メカニカルMOD(特にハイブリッド)には使用しない方がよろしいかと思います。
まあこのアトマ0.5Ωなのでレギュレーテッドじゃないと使い物にならないですけどね。5~6Vくらい電圧を掛けないとダメです。
エアフローは3方向。リングの回りもスムーズです。エアーが充分取り込める大きめなエアホールです。1/3くらい絞るといい感じの重めDLで味もグッと出る感じでした。
上のaspireロゴがある部分がリング状のパーツになっていて、上に引き上げるとスポッと外れます。ネジとかではなくて引っ張るだけ。
ご覧の通り、吸い口は交換可能なドリップチップになっておらず、一体型です。交換できないのは残念ではありますが、一切のガタがないということは非常に良い点です。
リキッドチャージ
クリアロでこの形式って私はあまり使ったことが無いのですが、寝かせてチャージできるのっていいですよね。倒しちゃわないのでw
キャップもスライドしてはまるので、タンクに余計な圧力が掛からないのも良いです(ネジのフタだと閉めた際にリキッドが押し出されて漏れるアトマイザーもあります)。
放置してしみ込み具合を見てみたのですが、15分くらいしても染み込んでなかったです。使う前にはコイルの中にもリキッドをしっかり垂らしておいた方が良さそうです。
aspire PUXOS キット使ってみます。
エアホール全開だと60ワットですらなんだか不満で70ワットでバッツンバッツン喫ってたら、あっという間にリキッドがこの状態。
やっぱバブルグラスタンク要るね!さっき要らないって言ったことをお詫び致します!
でもまあ、チャージが楽なので3mlで運用します。このアトマに関しては見た目こっちの方が好きだし、寝かして置いた時にガラスがカツカツ当たるのが好きじゃないので。
立ち上がりが結構速い割に、ミストが熱くないです。爆煙がそれほど得意ではない私でもあっという間にリキッドなくなるくらいにチェーンでジャンジャカと行けちゃうのですから、とっても喫いやすいと思います。
見た目もセットだけあって抜群ですね。本体の質感と近いようなマットな仕上がりで一体感が凄い。正直言ってMOD本体はチープな感じはあります。でも嫌な感じの安っぽさじゃなくて、グッズ的な可愛さがあります。トイカメラ可愛いみたいな感じ。
NIXON-Sと。このアトマ、キャップがプラなので本体から全部プラ!いいですよ、チープです(ほめてる)
こうして見ると、モロにプリントなのが分かりますね。チープです(これはほめていない)
軽い・小さい・バッテリー持つという、私好みのMODでした。安っぽいのはやだなーと言う方にはお勧めしませんが、気軽に持ち運んでジャンジャン使いたいよと言う方にはかなりおすすめ。
そうそう、忘れていましたがバッテリーが付属するというのも大きなプラスポイントでした。まだ21700を持っていないよという場合でも、届いたら即使えちゃいます。21700バッテリーも結構いいお値段しますものね。
Cleito Proコイル 0.5Ω 5個セット(べプログショップ)
ちなみにコイルはCleito用も使えるとメーカーサイトに記載がありました。まあお値段が特に変わる訳ではないのと、PROコイルも取り扱いがあるのでこちらでいいでしょう。
以前のCleitoを使われていてコイルが余っているという方はPROでも活かせるようです。