チューブ型の18650バッテリー対応テクニカルMODと、新しいスタイルのリウィック可能なアトマイザーのcubis MAXがセットとなった商品です。
商品提供:vapesourcingさま
Joyetech ULTEX T80 セット内容
チューブ型のバッテリー入れ替え可能なテクニカルというのは案外選択肢が少ないので、信頼感のあるジョイテックから出てくるのは嬉しいですね。
今回ご紹介致しますのはゴールド。だいぶ派手ですね。勿論アトマイザーもカラーマッチしています。
カラー展開は5色となっているようです。なんだかどれもビームサーベル感があります。
内容品は説明書と保証書、USBケーブル。アトマイザーのパーツ類とコットンです。
まずはULTEX T80から。
サイズ | 26mm×95mm |
重さ | 92.3g(バッテリーなしの状態) |
対応バッテリー | 放電レート25A以上の18650 |
スクリーン | 0.49インチOLED |
出力 | 1~80W |
表側にはパフボタン・+-ボタン、スクリーンが集約しています。パフボタンは一段高く、逆にプラマイボタンはツライチになっていて誤って押してしまう心配は少なそうです。
チューブ型だけあって小さ目のスクリーンですが、情報は簡素に表示され見やすいです。後程電源を入れた際にご紹介します。
逆サイドにはUSBポートが配されており、充電やファームウェアのアップデートに使います。チャージに関しては2Aの急速充電にも対応しているとのこと。
トップはもちろん510スレッド。スプリング式でセット以外のアトマイザーにもちゃんと対応してくれます。この部分はシルバーになっていて、アトマを載せてもシルバーのラインが入った感じになります。本体は26mmですが、この部分は約25mm。
24mmアトマだと少し余りますが、もともと段がついたデザインなので案外気になりませんね。
22mmアトマ+リング。やっぱりゴツゴツピカピカしたデザインなのであまりサラッとしたアトマは合わないかもしれません。
バッテリーアクセス
底部はネジ式のフタになっています。一応ベントホールらしきものも。
内部に基板が入っているのでバッテリーの筒は偏って配置されています。内側は樹脂製。
MODの上側が+、フタ側が-。引っかかりもなくスムーズに交換可能です。キャップも2回転くらいで外れるし、無理にスプリングを押してる感じでもないのでバッテリー交換はとても楽です。
スクリーン。ほんと最小限の情報ですが、必要充分。ワッテージの表示は大きめになっているので視認性も悪くありません。プラマイボタンの操作をしながらも見やすい位置で使いやすい。
パフボタンを3クリックでモードメニュー、パフと+の長押しで設定メニューという辺りは従来のjoyetech系テクニカルMOD同様です。
モードはVW・バイパス・TC(TI/NI/SS)・TCRが用意されています。
特に気に入ったのはステルス。パフ中は表示が消えて、ワッテージ調整で+-を押すとスクリーンが一時的に見えるようになるタイプです。
パフボタンは一段高くなっており、ちょっとだけカチャついた感触もありますが操作そのものは行いやすいです。親指はもちろん、握りしめても押せるので割と向きを気にせず使えます。
続いてcubis MAX。
CUBISという名前ですが、コットン交換が可能になっているアトマイザーです。直径は28mmと異常にデカいですが、背は低めに抑えられていてMODと組み合わせた際のマッチングは良好です。さすが大きいだけあってリキッド容量も5mlと大きめ。
スライド式のトップ。赤い▲マークはとっても分かりやすいです。
フタをあけたところ。ドリップチップは510ですね。チャージホールは案外大きく開きませんが、チャージするのに苦労するようなことは無かったです。
エアホールは上部。リングもスムーズで問題ありませんし、吸気の際に変な音がするようなこともなかったです。
底部。実はこの部分にコイル(平面なので厳密に言えば違うと思いますが、発熱部分です)が仕込まれています。
まずはタンク部から上下にバラしたところ。ぱっと見た感じ、コイルがどこにもありません。面白い!
トップ部品のチムニー。二重構造で、上から入ったエアーがアトマ底部まで行き、ミストと共に中央の穴から出ていく形です。
ベース部品の穴を見ると、ここに平面の発熱部があります。横長の穴がリキッドホールですね。
ボトム部をネジって外すと、中はこんな風になっています。薄いコットンのシートが貼り付いている部分が、先ほど覗いた時の発熱部。
コットンをペロンと剥がしてみると出てきました。これ、ネジ止めになっていることでも分かるようにダメになってしまった時には交換が可能なのです。また、コットンはどのタイミングでも交換可能。とっても良く考えられていますよね。
これは喫ってる途中ですが、リキッドが残っていてもこんな形で開けることができます。
外してみました。ネジがとてつもなく小さいので作業はかなり面倒です。普段のメンテナンスは洗うくらいで十分なのではないでしょうか。
それでは実際に組んで使ってみます
さて、アトマの方ですが、結論から言ってしまえば私はこのアトマは使いこなせませんでした。ウィック量が少ないだけあってすごくピーキー。
供給が間に合うけど味が出ないか、供給が間に合わずドライになるかという感じ。
ワッテージをあげて、ドリップして吸った限りでは結構旨いしミストも素晴らしいのですが、逆に言えばドリップしないと吸えないくらい供給が悪いです。ひょっとするとすごく柔らかいリキッドを入れればマシなのかもしれませんが、良くある7:3とかのリキッドで供給してくれないと使いづらいです。
凄く面白い構造だと思ったので今後に期待したいです。
似たようなリウィック可能なアトマでは以前RIFTCORE DUOを使いましたが、あれの方がリウィックも楽で、味も安定していました。RIFTCOREのSOLOというシングルバージョンも出るみたいなので非常に楽しみ。
MODに関してはデザインが気に入ればという感じです。使い勝手も良く、しかも軽いです。見た目すごくデカくて重そうなのですが、92.3gと見た目の割には軽いんです。
似たフォーマットのNUNCHAKUと比べても30g以上軽いので、かなり取り回し良好。サイズは似た感じですね。
この形状でjoyetech系基板。そもそもチューブ型自体が少ないので、メカっぽいルックスが好きな方はもちろん、細いMODの方が持ちやすいという方にもとってもお勧めです。
Joyetech ULTEX T80 Kit 80W With Cubis Max Atomizer
ULTEX T80 MOD単体はこちら(vapesourcing)