THC tauren スイッチが秀逸なハイブリッドメカ | VAPEブログ・もくもく時間

THC tauren スイッチが秀逸なハイブリッドメカ

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Thunderhead Creationsから、通電性にコダワリのメカニカルMODの登場です。18650~21700バッテリー対応、ブラス・カッパー素材使用、通電性の高いスイッチを使用したこだわりのメカ。

商品提供:3Avapeさま

 ご注意 

この商品はフルメカニカルのチューブMODです。電気的な安全機構が全く付いていないため、ショートさせれば即座に事故に繋がる可能性があります。バッテリーおよびメカニカルMODについて十分理解されている方向けの商品です。

また、510接続部はハイブリッドタイプとなっており、バッテリー接点と直接アトマイザーが接する構造の為、更に注意して使っていただく必要があるMODです。

Thunderhead Creations Tauren Mech Mod

パッケからしてかなりやる気を感じさせますね。巾着にアルミケースが入っており、更にその中に製品という作りです。

この筒状のケース自体の作りも凄く良くて高まってきます。

クルクルーとネジ式。スレッドも気持ちよくて開閉しまくってしまいました。底面にはThunderhead Creationsの文字と、対応している18650/20700/21700の文字。あとオマケのキーホルダーも入っています。

真空パック的な。このパックのお陰か素材の色まんまのピッカピカ状態ですね。こちらはカッパー素地のタイプです。特に酸化しやすいので、翌日には色が変わってるくらいの勢いではあるのですが、最初に使う時に新品でキレイというのはやっぱり嬉しいのです!

3Avape

カラー展開はブラス・ブラスレッド・ブラスブラック・カッパー・カッパーブラックの5色。

Tauren Mech Mod 本体

太い。測ってみます。26mm径・長さ91mmでした。上部の接続部は24mmで、チューブの上の方はなだらかに細くなっています。重さは147グラムでした。

TAURENの文字と牛、数字がしっかり彫り込まれています。特に牛は深彫り。番号はシリアルみたいですね。

逆サイドには握りやすいようなシェイプが。私はメカMOD持つときにかなり下の方を持つ癖があるのか役には立ちませんでしたが、見た目のアクセントとしてもひと役買っていると思います。

上部(510ハイブリッド接続部)。スレッド内に銀色のパーツが見えていますが、こちらは後程写真でご紹介する18650用アダプターの接点が見えています。ハイブリッド接続のため、これを外すと空洞になっています。

逆にチューブの内側から見るとしっかり絶縁されています。先の写真を見た感じでもバッテリーの+とチューブは離れていますので安全性に配慮されていると思います。しかしまあ癖じゃないですけど、常にアトマを付けてバッテリーの出し入れをするようにしていればどのメカを使った時もショートさせる心配がないので、アトマを付けてバッテリー入れる、バッテリー抜いてアトマを外すというのは徹底するに越したことはないと思います。

個人的に言えば、アトマ刺さってないとショートするようなハイブリMODは何か安全策を講じてから使った方がいいと思いますけどね。

底部は勿論スイッチです。盾のような意匠が彫り込まれています。このMOD、通常使用においてネジって外す部分はこのスイッチだけです(もちろんメンテナンスでスイッチを分解はできますよ)。

バラシてみます。

スリーブ内部に18650変換アダプタが入っています。先ほど510接続部で中に銀色の部分が見えていたのがコレです。スイッチパーツの接点側は常にマイナスと接する方式です(スイッチ接点は内部)

こんな感じで中にストンとバッテリーを入れると、スリーブ分大きく長くなって21700同様に使えるという寸法。一つ惜しいと思ったのは、せっかくこうするならもう2mmほど銀色部分を細く作ってくれたらより安全性が高まったのではないかなと思いました。ある意味通常の510接続のように使えるようになりますからね。

スイッチが付く部分にはガス抜きの溝があります。

スイッチ

こちらがスイッチ部品。スイッチ単品でも通常のMOD底部のようにガワがついています。内側の盾のマーク部分だけがボタンとなっていて押し込めるようになっています。立てて置いて不意に電源が入ることはありません。ロック機構はなし。使わない時は必ずバッテリーを外すというのが前提なのでしょう。

押し込みの幅はこんな感じ。構造上、アトマやバッテリーが変わっても押し込む量には変化がないというのがスイッチパーツが完全に独立しているタイプの利点かと思います。

目いっぱい端っこを爪で押したところです。ボタンは盛大に斜めってますが、なんとこの状態でしっかり通電しています。今から内部の構造もご説明させて頂きますが、押し心地も柔らかめで使いやすさは素晴らしいです。

スイッチ内部のしくみ

スイッチはカニ目で外せるようになっていますが、ガチガチに閉まってるわけではないのでピンセットで簡単に開きました。

このTauren MODって振るとチャキチャキと音が鳴るんですが、内部に玉が入っているのですね。要するにサブゼロXのトンガリのかわりにボールにしたような構造です。

中身を取り出してみました。小さい部品もありますのでメンテ時はパーツ紛失に気を付けましょう。予備スプリングも入っていなかったので、ぶっとばさないように注意ですね。

キモはここですね。メカニカルMODの多くは、スイッチとバッテリーは指で押す力で押し付けられますが、スイッチからチューブへの導通はなんとなーく接触しているのに任せている状態です。

このパーツはそのなんとなーくを、しっかり押し付けるちゃおうぜという機構。指でスイッチを押す力でバッテリーの-側の接点と接触すると同時にチューブ側にも押し付けられるのです。(このMODの場合はそれらすべてスイッチ内部で完結しています)

なのでミスファイアが非常に少ないですし、超低抵抗派の方だと気になる接点での抵抗も少なく抑えられるということだと思います。

私はMODの抵抗をそれほど気にしないので、どちらかといえばミスファイアが無いという点において非常に恩恵があると感じました。

普通スイッチって突き当りまで押してやっと導通するんですが、このMODの場合はある程度ま押し込むとその時点で導通するんです。隅っこを押してもミスファイアは皆無。

それでは実際に使ってみます!

ハイブリッド接続に対応したアトマイザーを装着し、チューブ内を確認してポジピンの飛び出しOK、(アトマの)ネガティブが突出していないことを確認したら、バッテリーを+をアトマ側にして入れます。あとはスイッチ部品をねじ込むだけ。スイッチ自体はコインで回せるようにとかなっていませんので、手のひらでエイッ!っと締めればOK。私、わりとしっかり締めたい派なんですが、これもある意味締めすぎを防げるのでいいのかもしれません。

ちなみに特殊なケースを除いてメカニカルMODはアトマ側にバッテリーの+極を持ってくるのが良いのではないかと考えております。あえて逆に入れる人もいないと思いますが、ご興味のある方は下の動画で説明しておりますのでご覧いただければと存じます。

スイッチの飛び出し

で、スイッチのネジでバッテリーを押さえる仕組みですので、アトマ側の510ピンやバッテリーの微妙な長さの差でこの部分の飛び出し量が変わります。

うまく締めないと、この写真のように少し寄った状態になっちゃうのが気になりました。丁寧に真っすぐ締めてあげるといいみたいです。

Hastur MTL RTA mini by cthulhumod。22mmなのでリングを介して付けました。太さ的にどうかなと思ったのですが、悪くないですね!というかカッチョイイですね!

$さん。

本来は同Thunderhead Creation社からリリースされているTAUREN RTAを合わせるのが一番素敵なんでしょうね。

THC Tauren RDA(3Avape)

使ってみた感想

個人的に不満点は上部が窄まってるデザインかな・・・。25mmアトマとかもありますし、段差はリングなりでどうにかなると思うのでストレートが良かった。Tauren RDAとの合わせを考えているので仕方ないんですけどね。

それにしても、スイッチがすっごい感じいいです。

本体はやや重めですが、このサイズを考えると許容範囲なのかな。重厚感があっていいと思います。酸化して黒くなってきていますが、これもまた渋い。ナデナデして黒くなるのも楽しいし、ピカピカに磨き上げるのもこれまた楽しい!

ハイブリメカということで誰にでも気軽にオススメできるMODではありませんが、使い方を承知されている方にはお勧めです。21700にも対応しているということで、ハイパワーセッティング(ほどよく楽しんでくださいね)でも安定してイケちゃうと思います。

なかなかいいお値段してますが、お値段通り良い出来のMODでした。

Thunderhead Creations Tauren Mech Mod

3Avape

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