MTLブームまっただ中にBerserker RTAをぶち込んできてヒットを飛ばしたVANDYVAPE×ALEXさんの連続ブッコミシリーズ最新作のBerserkerドリッパー!
なかなかご紹介する時間が取れず遅くなってしまいましたが、逆に言えば3週間ほどじっくり使ってみることができました。
Berserker MTL RDA
最近VANDY製品でもプラっぽいパッケに入っているものもありますが、やっぱVANDYVAPEと言えばこの青い紙箱ですよね。既に安心感すらある佇まい。
- バーサーカーRDA本体
- 取扱説明書
- エアフローチューブ6本
- コイル(MTL向け細フューズド)
- 黒ドリップチップ
- 予備Oリング類
- コイルジグ
- アトマイザーリング22mm・24mm各1
これはなかなかの充実度。
外観
今回珍しく金色などをチョイスしてみました。実は買うときにシルバーが売切れだったので待ちきれずにゴールドを注文したんですね。いいじゃない、ゴールドもいいじゃない!!それにしてもですよ、このアトマイザーも先日のギロチンV2もですが切削油の残り具合がひどいです。匂いが残ってるという段階ではなく「これ洗ってないダロ?」というレベル。油マシマシ月間なのかな。
TWITTERで油のことをボヤいてたら、そんな時はセスキだぜ!とHoitoさま(DARUMA等の製作者さま)に教えて頂きました。
社畜VAPERの独り言を書いてらっしゃるひばりさんにも以前、「セスキ最強」と教えてもらって速攻で買いに行ったのに暫く使っていなかったのでしまいこんで失念していました。
お湯でジャーっと流す→セスキをお湯に溶かして超音波→台所洗剤でゴシゴシ→流水→お湯超音波→流水
これでバッチリでした。
さてさて、そんなバーサーカーですが写真では背がかなり高く見えると思います。実はこのアトマイザーは近年珍しい18mm径なのです。
底部はメカに載せることも考えているのでしょう、十分にピンは出ています。またインシュレーターがネガティブネジの底面を覆うような形状になっており、意地でもショートさせない感があります。良い510ピンですね。
このアトマは小さいのでメカスコに載せたいと買われる方も多いと思いますから、良い設計ではないかと思います。
各パーツ
デッキ・スリーブ・トップキャップ・ドリップチップに分解することができます。
ドリップチップはさすがにMTLアトマらしく510タイプの細身なものです。ちょっとクラシック感のあるフィン付きドリチは憎いアイテムですね。
トップの樹脂部分はネジ込まれていて、黒いものに交換することも可能です。特に機能的に異なるわけではなく色違いです。Oリングの調整も良好な上、ドリチとアトマが接触する面も大きいので非常にしっかりした接続感。
特に本体色が金だと黒ドリチも合いますね~。
底部はテーパーになっています。コイルを高めにすると接触しかねないのでこのような形状になっているのでしょう。
トップキャップは指掛かりがいい形状。ドリップチップの穴径もごく標準的できつかったり、グラグラしたりしません。トップキャップとスリーブのOリングもいい感じ。ガタガタせず、ドリップするのにトップキャップを外したい派でもストレスを感じない程度のシッカリ具合。
裏側は斜面になっており、ドリップチップとスムーズにテーパーになるように工夫されています。
スリーブはエアホールがダダダダダとサイズ違いで開いているタイプ。見た目的にはなんだかゴチャゴチャして好きじゃないのですが、機能的には便利なのかな。せっかく内側のエアチューブで調整できるアトマなので1ホールでも良かった気もしますが。
デッキ
Berserkerシリーズでおなじみのサブタンク形状のポストに、エアロノーツ型エアフローを組み合わせたデッキ。
Oリングはデッキ側面の上部と下部に分かれており非常に安定して固定してくれます。そして空気やリキッドの漏れにも強いです。着脱の際の硬さもとってもいい。
こんなパーツが付属しており、デッキを横断するようにチューブを通してやります。これを入れ替えることでエア出口の吹き出し具合を調整できます。
1.2mm/1.4mm/1.6mm/2.0mm/1.0mm×3個/0.5mm×3.1mm横長
と6種類ありますので、とっかえひっかえ楽しめます。
エア出口を調整するアトマは稀にありますが、このタイプの利点はビルド後でも入れ替えられるということ。一旦コイルを外してパーツ入れ替えて組み直して・・・とやると案外色々な条件が変わってしまって純粋には比較しづらいですからね。これはテンポよくコイルもコットンもそのまま、エアチューブだけポンポン入れ替えて試せるので好みのセッティングが見つけやすいのではないでしょうか。
デッキ側はドカーンと貫通しており、ストッパーみたいな出っ張りも設けられていませんので、ただここに刺さってるだけです。好きな方向で挿せるので、ちょっと好きじゃない方向にエアホールが来た場合も180度入れ替えることが可能。
思ったよりユルユルで傾けるとポロッと落ちちゃうくらいなのです。ビデオとかで見ててもっとしっかり入ってる感じがしたので残念です。リキッドが付くとネバリで落ちない程度にはなります。
想定しているよりもだいぶユルユルで、デッキとチューブのスキマから少し空気が漏れます。喫っているとドローが重くなったり軽くなったりするんです。しょうがないので水道用のシーリングテープを巻いて塞ぎました。治りました。
あと、穴がずれまくってるんですよ。精度のいい本体の割にこのパーツだけグダグダ。違うところで作ってるんですかね。こんなズレる理由が知りたい。
デッキのネジはBerserker MTL RTAよりはマシになっていますが、やっぱり細いワイヤーは抜けてしまいます。極端に細いワイヤーはネジに巻きつければOK。クラプトンワイヤー等は気持ちよく留まりますよ。概ね組みやすいデッキです。
ウェルは思ったよりかなり容積があり、結構ダバッと注いでもエアチューブのおかげか漏れづらいです。もちろん24mmアトマみたいに入るわけではありませんが、「スコンカー以外お断りです」くらいの勢いかと思ったら、ちゃんとドリッパーとしても使えました。
ぐっと低い位置にコイルを押し込める付属コイルジグも使いやすいです。2.5mmと3mmに対応しています。
アトマイザーリング
説明書ではアトマイザーリングと表記されていますが、一般にはビューティーリングとかスラントリングって呼ばれているようなものです。要は小径アトマとMODの間をスムーズに見せてくれる飾りです。
私これが大好物で、どんなアトマでもリングを付けたがるタイプなのでとっても嬉しいです。
22mmと24mmの2種類付いているというのも素敵。チューブに付けるのも良し、BOXに付けるのも良し、スコンカーにキャッチカップ風に付けるのもこれまた良し!
スリーブごとキャップを開閉するタイプのアトマイザーだと垂れたリキッドをせき止めてくれたりもするんですが、このアトマ本当に全然漏れないのでまさに飾りです。
シンプルな外観が好みならば付けなくても使えますよ。
Berserker MTL RDA使ってみた
味に関しては全くと言っていいくらい文句がないです。好みの感じに調整できるというのは本当にいいですね。
ただこのアトマ良く出来ているだけに、エアチューブ周りの雑さだけはヒジョーーーに残念。まず風切音が案外デカいです。そしてスリーブの穴とエアチューブの組み合わせ次第では笛鳴りもします。結局、味よりも音が静かな組み合わせで使ってしまっている私がいます。それでもやっぱりドローの音は大き目のアトマイザーです。
音どうでもいい派の方からしたらバカみたいな話なのですが、私はMTLのアトマイザーで「ピヒー」とか音がするのがあまり好きではないのです。
そのマイナスを差し引いてもめちゃくちゃ気に入っています。まず18mm径のルックスが好き。ビューティーリングを付けたらさらに好き。Oリング類もよく調整されているし、使い勝手もいいです。色々遊べて、買って損は無いアトマイザーかなと思います。実際買って良かった。
ちょっと思い立ってチャフキャップ(トップキャップとドリチが一体化したもの)を削り出してみました。コイルギリギリの高さにしたので少し背も低くなり、ドリップの際に簡単に着脱できるのですこぶる便利。そしてうまい。
スコンカーでの運用もイイですね。ちょっとボトル押しすぎてナミナミとリキッドが入ってしまってもエアホールから出てこないです。これはとっても使いやすいです。
あぁーシルバーも欲しい。
Vandy Vape Berserker MTL RDA(Vapesourcing)
Authentic Vandy Vape Berserker MTL RDA(3FVAPE)
Authentic Vandy Vape Berserker MTL RDA(fasttech)
味は濃くてうまいと思います。
見た目はちょっとだけ背が高い気がしてます。
これに合うBFmodを模索中です(^-^)