もくじ
DRUGA RDA by AUGVAPE
DRUGA RDAはだいぶ以前にリリースされたドリッパーですが、カラー展開や素材違いのキャップなどもバリエーションが増え、非常に根強い人気があります。
24mm径で大きなデッキを持ち、その中にドカンと大きな2ポスト。国内外問わずコイルアーティストの皆さん御用達で、インスタやツイッターで非常に頻繁に見かけます。
商品提供:Vapesourcingさま
パッケージ
いつものAUGVAPEの筒状パッケージなんですが、なんだか様子が・・・?
「徳魯迦 RDA」
中国版とかそういうことなの・・・?なんか漢字表記も可愛いですね。
スポン!といい音をさせつつ開けると中から徳魯迦が登場です。ショートパーツが入った袋がギュウギュウに入っているのもいつものスタイル。このパッケージはほんと防御力最強クラスだと思います。
付属品
Oリング類の予備、510ドリップチップアダプター、形状違いの黒デルリンドリップチップ、BFピン、工具(六角レンチ)。
外観
Dがモチーフのモノグラムがドカンと入っただけの、非常にシンプルな見た目。直径は24mmで、高さはドリップチップと510接続部を除いて23.5mm。ほぼスクエア型のドリッパーです。ドリップチップの飛び出しも6mm程度となっておりますので、非常にズッシリとした見た目になっています。
反対側の面にはロゴ等はありません。エアホールは横長タイプが向かい合わせに2か所あるデュアルコイル用のサイドエアフロー。
上部。ものすごいドカンと大穴があいており、割とミスト量多めでセットすると合うのではないでしょうか。
底部。VapeshouseとAugvapeのコラボ商品だそうです。マイナスネジはそれぞれネガティブポールの固定用と、中央はもちろんポジティブコンタクト。調整機構等はありませんのでいずれもきちんと締まっていることを確認して使ってあげてください。
ポジピンの飛び出しは案外少なく、インシュレーターも飛び出していませんのでハイブリッドは避けた方が無難かもしれません。
ドリップチップ
このドリップチップはすこぶるカッコイイです。DRUGAの文字が彫り込まれております。外径18mm・内径10mm。
接続部は810。計測したところ12.62mmでした。若干大きめではありますが誤差の範囲なので、810ドリップチップを採用しているアトマイザーとは互換性があると言って良いと思います。
接続部分。Oリングは1本ですが、ゴリゴリに太いOリングでなかなかしっかり留まってくれます。510ドリップチップが使用できるアダプターも付属していますが、そちらは更にガッチリはまって、むしろ上から外れなくなるくらい。
トップキャップ
トップキャップはエアフローリングを兼ねています。内側は軽くドーム形状になっております。ちなみにエアホールは向かい合わせに2か所だけなので、実質デュアルコイル専用ということになります。Oリングは1本でやや軽めですが、不意にすっぽ抜けるほどの柔らかさではありません。
スリーブ
スリーブに関しては、タダの筒のように見えるのですが一応上下があります。デッキ底部がぴったり入るように若干広くなっています。外から見ると分かりにくいですが、反対向きに付けるとちょっと浮くのですぐ分かります。
デッキ
DRUGAの人気は、外観のシンプルさもさることながら、この気持ちいいくらいシンプルかつ大雑把なデッキにあると思います。まっ金金で、指でグルグル回せる超デカいネジが2ケあるだけというインパクト絶大なデッキ。
昨今の凝りまくったデッキとか知らない!デカいコイルがガツンと組めればいい!というコンセプトなのだと思います。それが功を奏して、デカいコイル愛好家にとっては手放せないアトマイザーになっております。
ウェルの深さは5mm。綾目のローレットになっている部分の一番下あたりがエアホールの高さになります。ネジの太さが6mmほどあり、ツールレスでとても回しやすいです。
上部には+の切り込みがありますので、最終的な増し締めは工具で行うことが可能。めっちゃ硬く締まって噛み込んで外れない!という時にはラジオペンチなりでネジ自体を掴んで回すこともできます。
Oリングはある程度離れた位置で2ケあり、この調整も良い具合なのでスリーブの着脱は非常にしっかりした感触です。
緩めていくとこんな感じ。左がネジ山がある範囲で一番緩めた状態です(この後説明しますが完全に外しちゃうこともできる)。普通のコイルなら右側くらい開けてあければ余裕をもって差し込めると思いますので、ちょっと緩めてコイル挿そうとしたらネジ取れたみたいなストレスもありません。
Druga RDAの本領は、このネジ完全外れちゃったモードで発揮されます。上まで完全に切り欠きになっているので、ワイヤーを上からストンと入れてあげることも可能なのです。
溝の幅は2.2mm。ネガ・ポジそれぞれの溝中心の距離は約11.7mm。
2.2mmあれば、おおよそ世の中にある大半の極太コイルは入ると言っていいんではないでしょうか。3コアでエイリアンコイルを組んでも1.5mm幅程度。リボンが10枚くらい入ったフレームドステープルでも2mmには届かないでしょう。
ピッチフォークやエニグマ等の極端にワイヤー1本の幅が大きくなるビルドは入らない可能性もありますが、多くのコイルは組むことができます。また、ピタっとおさまりがいいのでコイルが崩れずきれいに組めます。
BF(ボトムフィーダー)・スコンカーへの対応
付属のBFピンに換装することで、スコンカーで使用することも可能です。通常のコンタクトピンは-工具、BFピンは六角レンチ(付属)を使用します。
写真中央の絶縁材は非常に小さく、ただポンとはまっているだけなので脱落に注意してください(1敗)。
なんでこういうのって落ちると絶妙なイレギュラーバウンドしてとんでもない場所まで飛んで行くんですか??
インシュレーターを元の位置にセットして、BFピンをしっかり締め込めば完了。すこしでも周囲に漏れにくいように-ではなく六角を採用しているのでしょうね。なんならノーマルピンもデッキのネジ頭部も六角穴にしちゃって、ツール一本化してくれても楽そう。
デッキ内はこんな感じで少しだけハミ出します。ボトルの喫い戻しである程度のリキッドを残そうという魂胆ですね。
Druga RDAを使ってみる!
せっかくですから太いワイヤーを入れてみます。28ゲージ3コアのStiched Triple Interlocking Alien。もうコイルの名前もいい加減訳分かりません。
近寄ってみるとこんな感じです。これでもワイヤー幅は1.6mm程度ですから、2.2mmは結構余裕があるのが分かると思います(若干幅に余裕があるのが写真でも見えますね)。
そして手前味噌ではございますが、このデッキってば映えると思いませんか!
なぜ片方しか組んでいないか。それはへたくそで2本取れてないからです。あぁー早くデュアルでかっこいコイル組めるようになりたいです。
こないだ外国の人に「ヘイ、超かっこいいけど片方どこいったんだい?」ってツイートされました。痛いところ突くね!!
泣きながら取り外して、とりあえず26ゲージ単線デュアルで喫います。2ポールなので組みやすくはないですが、手でネジが仮締めできるので2ポールの中では楽な部類かと思います。
味の方も思ったよりだいぶ旨いです。全開ではかなりのスカスカ具合でクラウドチェイス系のアトマかなって感じなのですが、このDRUGAはAFCが非常にしっかりしております。大型エアホールのサイドフローって絞っても隙間からエアー漏れしたり変な音がなっちゃうこともあるのですが、そのようなことも皆無。絞って好みの感じに調整しやすいと思います。私は1/3くらい開けた感じが好きでした。
でも、これはもう少し大きなコイルで組んでエアホールも開けて「ドバーーー」っと喫いたいですね。そういうアトマ。
ところでこのアトマイザーはカラーバリエーションも豊富です。基本はシルバー・ゴールド・ブラックなのですが、カラーキャップだけ買い足すことができるようになっているみたいです。私はシルバーが非常にカッコイイと思うので満足ですが、MODに合わせて色を替えられたりするのは非常に魅力的ですよね。
Augvape Druga Squonk Mod with RDA Kit
こんなメカスコのキットもあります。本体にもアトマと同じDのロゴが入っています。
もちろん単品でも。