vapeflyのGalaxiesシリーズにRDTAが登場です。今回もコンパクトサイズのアトマイザー内に凝りまくったエアフロー構造を詰め込んだギャラクシーらしい作りになっています。
商品提供:vapeflyさま
もくじ
Vapefly Galaxies MTL RDTA
今回サンプル版のため汎用のパッケージとなっております。そのためパッケ写真は割愛させていただきます。
同梱品
各種Oリング類・BFピン・工具・黒ドリップチップ・予備のデッキネジ。
そしてコットンと単線で1ΩとなっているNi80の内径2.5mmプリメイドコイルです。
22.2mm径・高さは29mm(510ピンとドリップチップ除く)。思ったよりもコンパクトな作りになっています。キャップ上部はなだらかにドリップチップに繋がるような形状で、ヒートシンクにもなっています。
反対側はエアホールが3つ。前の写真で6ケ並んだエアホールの、左3つを使用するときはこちら側は閉じた形となります。
アトマ上部とドリップチップ
今回もクリアタイプのドリップチップが付属。アトマ上部の平らになっている部分は15mmありますので、510ドリップチップではみ出すほど大きいものは少ないかと思います。
RTAのように内部で穴が狭まっています。そして突き当り部分までの深さが5mmと短めになっていますので、ドリップチップによっては入りきらないことがあるので注意が必要です。
このドリップチップは使い心地もよくお気に入りです。
アトマ底部・510ピン
ノーマルピンが予め組まれていますが、正式なアトマの名前は「Galaxies MTL Squonk RDTA」ということでスコンカーでの使用も重視しているようです。
スコンクしたリキッドはタンク内に入るようになっており、ただでさえ結構燃費よくダラっと吸えてしまうアトマイザーですが、もうリキッド無限かよと思えるほど楽しむことができるようになっています。
ノーマル・BFピンいずれも+ネジで、工具一つで簡単に交換できるようになっています。デッキ側もピンを抜くとグラグラはしますが、パーツが取れてしまうような作りではないため気軽に交換できていいですね。
トップキャップ内部
Super assemble chamberという風に公式サイトでは紹介されています、キャップ内部の構造。RDAやRDTAだと普通はここにドリップチップの底部が見えていることが多いですが、このアトマイザーではあえて中央部のドリップチップの中央の穴に向かってドーム状にしています。
キャップ側面は3段階に狭くなっていて、空回りを防止する溝も切られています。
エアホールがある部分はデッキに装着したときにOリングが当たる部分より若干大きくなっていて、Oリングがエアホールの穴に引っかかったりしないように工夫されています。そのおかげでキャップの着脱に関しては非常にスムーズです。
タンク部
タンクはガラスタンクで、リキッド容量は2ml。やや容量は少な目ではありますが、MTL向けで燃費も良いですし、リキッドチャージも行いやすいです。更にはスコンカーにも対応しているということで容量不足を感じさせるようなことはありませんでした。
右側にある薄いパーツを510スレッドにねじこんでタンクを止める、ル・ゼフィールやニクソンとかと同じような作りです。
BFピンを通じてタンク内へリキッドが出てくる穴の部分です。タンク自体も簡単に着脱できるのでメンテナンス性にも優れています。
デッキ
両サイドの斜め下、中央のコイル真下の3方向からエアーが出てくる3Dエアフロー。サイドに関してはGalaxies RDAでも採用されていたネジでエアー量を調整できるシステムになっています。
上から見たところ。ネガ・ポジのブロックそれぞれにエアホールと調整ネジがあるのがわかります。ウィックホールはやや小さめにも見えますが、あまり大きなコイルを組むようなRDTAではないので適正な大きさではないでしょうか。また右上には小さな圧力抜きの穴が開いています。
この右側に見えるスプリングが付いた筒状のパーツがリキッド注入口。リキッドボトルを当てて押し込みながらリキッドを入れます。離すとフタがされるので漏れにくくて便利。
中央のボトムエアホールはかなり細目。ここがあまり太いと左右のエアホール全閉でないと使えないようなスカスカになってしまうので、いい感じですね。
ワイヤーを留めるのは上から六角ネジで。もちろんエアホール調整も同じ工具で出来るようになっています。
Vapefly Galaxies MTL RDTA ビルド&ウィック
今回、vapeflyさんからコットンもリリースされたようです。一緒にご紹介します!ファイヤーボルトコットン!!なんか最近たまに見かける、一回分づついい感じに束ねてくれてあるコットンみたいですよ。
靴ひもみたい。この束をそのままコイルに入れれば完成ということで、超絶便利そうですね。
とりあえず付属のコイルをそのまま組みました。治具を置くための凹みもあり、ワイヤーを留めるネジの距離そのものも単線を組むのに程よい距離感で非常に組みやすかったです。
組み終わったらジグをぐっと持ち上げてコイルの高さを合わせれば完成。
さてさてこのコットン・・・多くない!?無理やり引っ張ってみましたがとてもじゃないですが通らなかったです。コイル内径3mmとか3.5mmだと入らないこともないと思うのですが、今回この付属コイルは2.5mmなので、少しばかり無理がありましたね。ちょっとだけ裂いて減らしてあげたらスムーズに通りました。
リキッドチャージして喫ってみる
押しながらギュー!楽。すっごい楽。NIXONとかチャージが若干面倒だったのですが、これはスコンカーに乗せるまでもないかなっていう感じ。思ったより一番下まで押し込まなくても入っていきます。
ちなみにガラスのスポイトのリキッドでも問題なく使えましたが、ズルして片手でやったらMODが吹っ飛んで行きました。でも便利。
Aegis Legendに乗せてみました。そしてこれが黒い方のドリップチップです。ちょっと細身になっていてとっても咥えやすいです。
味はとっても良く出るRDTAです。Super Assemble Chamberというのが功を奏しているのか、MTLでありながら甘味も良く感じられて美味しいです。
トップのヒートシンクも効果的に働いているのか、キャップがやたら熱くなったりすることもなく喫いやすいですね。
エアフローに関しては、内側のエア調整は一度調整してしまえばそれほど頻繁に触ることはないとは言っても六角レンチが必要というのは少しだけ面倒な所です。キャップのAFCは6段階に調整でき、吸気の音もGalaxies RDAと比較しても音鳴りも小さくスムーズ。
もうちょっとだけ背が低かったらという感じもしなくもないですが、スコンカーに乗せてもそれほどヘンな感じはしない程度の高さでしょうか。スコンカー対応のRDTA、それもMTL向けとなるとかなり数も少ないので、それだけで価値があるアトマですね。
普通のMODで使いたいんだけど、ドリップで使うのはちょっと面倒だな~という、普段タンク派の方にも十分お勧めです。2mlとリキッド容量が少なく見えますが燃費がいいのでなかなかリキッド持ちも悪くないですし、リキッドチャージもしやすくて運用していて楽です。
キャップが穴だらけで見た目は私の好みのど真ん中ではないのですが、使い勝手も味も良いので何だかんだ使ってしまいそうなアトマです!
Vapefly Galaxies MTL Squonk RDTA (3Avape)
Authentic Vapefly Galaxies MTL Squonk RDTA(Fasttech)
Authentic Vapefly Galaxies MTL Squonk RDTA(3FVAPE)