今までメッシュのRDAと言えば、Cthulhu MODのCETO RDA、VANDY VAPEのMESH RDAを使ってまいりました。
https://www.mokumokutime.com/atomizer/cetorda/
https://www.mokumokutime.com/atomizer/mesh-rda/
今回満を持してDigiflavorよりMESHタイプのRDA、その名も「MESH PRO」が登場です。
商品提供:Efunさま
もくじ
Digiflavor MESH PRO RDA 外箱
パッケはDIGIFLAVORのイメージカラーですかね、レッド×ホワイトの箱。
裏側はこんな感じになっています。前回Digiflavor製品を使った時には無かったのではないかと思いますが、開封すると跡が残るホログラムシールみたいのが貼られています。
もちろんオーセンティシティのスクラッチも付いております。さて、開封していきます。
Digiflavor MESH PRO RDA 同梱品
フタを開けるとMESH PRO本体と、ドリップチップがお目見え。本体色はガンメタです!ムッソかっこいいです。他にはシルバー・ブラック・ブルーがあります。表面はブラスト仕上げのようなややマットな感じで、黒系のテクニカルMODにバッチリ合いそうな予感がします。
SS316L・カンタルA1・Ni80、3種のメッシュが2枚づつ付いております。注意書き・保証書・説明書・商品のカードが同梱されています。
- デッキネジ3本
- 予備Oリング
- 丁字型ドライバー
- BFピン
- 510変換アダプター(金属製・シルバー)
Digiflavor MESH PRO RDA 本体
スペック
メッシュ・コイル両対応クランプ式RDA
25mm径・高さ26.5mm(接続部・ドリップチップ除く)
トップキャップ
トップキャップ。ドリップチップはハーフインチ。周囲のえぐり込みのデザインは、エア調整が回しやすく実用的にも良いです。
スリーブにはOリング1本でハマりますが、これがなかなか良く調整されております。とてもしっかり嵌ってくれて、エアスロットの回転がやや硬めですが、先の写真にあったえぐり込みで回しやすいです。エアフローは2方向のみ。MESH RDAのようなシングルオプションはありません。
スリーブ
なんともド迫力のスリーブです。こちらが下側です。内部は段差になっています。
エアホールはこのような8ツ穴×2方向。スッコスコです。半分に絞ってやっとMESH RDAの全開くらいです。ハイワッテージで運用するメッシュ用としてはアリではないでしょうか。穴の面取りも美しく、なかなか恰好良いですね。
ところでこのエアホール、スリーブ中央より少し上に開いています。しかしデッキがかなり高くなっているので、相対的にはかなり低いエアフローと言えると思います。
同社のDrop RDAと近いような考え方なのでしょう。エア上段がデッキの高さで、下段はその下となっています。
メッシュでビルドする関係上、デッキの下からエアーを回すことはできませんが、どのようになるのか楽しみです。
ドリップチップ
超ワイドでこのRDAとピッタリですね。
内部で段付きになっており、開口部が12mmもあります。外径18mm・下部の内径は9mm。
一回り細身な(と言っても外径13mm)ドリップチップも付属しています。しかし内部は10mmのストレートというワイドボアタイプです。
底部・510接続部
ポジピン。これはマイナスネジですが、付属のBFピンはプラスネジになっています(後述)。
デッキ部
デッキはMESH RDAと近いタイプですが、かなり使い勝手が良さそうになっています。なによりも超深いウェルがあるのが特徴です。
クランプはネジを緩めるとオートで開きます。横から留めるネジは完全に緩めてもスリーブと干渉しないという余裕のある作りです。また、ネガ・ポジのブロックは深く埋め込まれており、インシュレーターも厚手でかなり強度がありそうな、とてもしっかりしたデッキです。
周囲にはかなり余裕があり、ウェルが広大なのがわかると思います。
Digiflavor MESH PRO RDAビルド&ウィック
これは組み甲斐のあるデッキです。色々試してみます。その前にメッシュについて少々。
メッシュについて
付属しているメッシュは素材によって、それぞれ番手が異なります。
左からカンタル・Ni80・SS。
カンタルは#80、Niは#100、SSは#150です。抵抗値はNiが特に低く、SSとカンタルは同程度です。いずれにしても超低抵抗ビルドになります。
カンタルとSSですが、ほぼ半分くらいの細かいメッシュになっているのが分かると思います。
メッシュビルド
今回はなんとなーくカンタルをチョイス。
おもちみたい。とりあえずテストなのでウィックを垂らしていません。ウィックを垂らしてフルにリキッドをしみ込ませると、それだけでタンク並みに吸い込んでしまいます。
MESHの時も言いましたが、メッシュ式のビルドで一番の難点は色々なビルドを試そうとすると、毎回とんでもない量のリキッドを消費してしまうことです(´・ω・`)
片側留めておいて、ロール状にしたコットンをギュウギュウに引っ張って挟みます。そしてそこからメッシュを写真のような形状に潰しました。
案外ドリップチップまでが近い(10mmくらいしかない)ため、かなりメッシュを低く整形しないとドリップチップに当たってしまいます。抵抗値は0.18Ω。
この細かい粒が大量に出るのが特徴。GENESISもこういう糸を引いたようなミストの出方をしますが、ごくごく小さなスピットバックみたいなものだと思われます。このビチビチに特に甘味が乗ってくるのでスイート系のリキッドでは特に甘味を強く感じられるのではないでしょうか。
90ワットで喫ってみると、やはりメッシュらしいダイレクトな味。MESH RDAより大量にエアーが入れられるので、濃厚ミストで思い切りドローをしたい方には良さそうです。
私はちょっとパワーを下げて半分開け(と言ってもMESH RDAの全開くらいなのでかなりスカスカ)が好きでした。
コイルビルド
さて、せっかくのデッキですのでコイルビルドも試します。以前、単線で組んでしまって良さが全然生かせなかったので、今回は反省を生かしてドカンと大きいコイルを入れたいと思います。
デカすぎィ!こんなコイルを入れてもまだまだ楽勝余裕ッスな感じ、いいですね。
28ゲージ3コアのStitched Alienです。
うーん、これも悪くないです。MESH RDAも良かったけど、コイルビルドした時に関しては確実にMESH PROの方が好みの味でした。
また、クランプに関してもコイルがかなりシッカリと付きますので安心感があります。これだけ太いコイルで組んだ後ジグを突っ込んでエイヤっと引っ張って回してグリグリしても一切緩む気配がないです。
メッシュコイルビルド
ニクロムメッシュを3つ折りで帯状にして、それをコイルにしたものです。
ウェルにもきちんと詰めて。
・・・。
リキッドどんだけ吸うん(´・ω・`)
いやこれはウマい!!アリだと思います。ちなみに抵抗値は0.2Ω。メッシュの質量が増えるので、熱くなり過ぎないのもいいですね。
BF運用について
こんな感じで付属のピンに入替します。
中央にだけ溝のある+ネジなので、スレッドへのリークは最小限になると思います。
デッキ側から。こんなにもピンを出す必要はあったのかな・・・?このピンが生えてる部分自体がウェルよりかなり高い位置にあるので、スコンクしすぎると物凄い量のジュースが残ることになります。
ピンから低い場所に、すごく大きなウェルがあります。抵抗値や必要なパワー・バッテリーライフから考えて、メッシュでBFというのは難しいかもしれませんが、一応付属してくれているというのは色々な好みに対応できて良いことだと思いました。
Digiflavor MESH PRO RDA まとめ
相変わらずメッシュ系のRDAは遊べます。
そして、このRDAはとてもOリングの具合や、つけ外しした時の感触がシットリしていて高級感もあります。
Mesh Plus RDAというのもリリースされておりコチラも気になるのですが(デュアルコイルが組みやすそう)、MESH系も充実してきましたね。
皆さまも是非色々なビルドで楽しんでみてください!