しょっぱなから結論を言ってしまうと、現在我が家のエースアトマイザーです。
もくじ
NIXON v1.0 動画
GAS MODS NIXON V1.0 RDTA
マスプロ品では数少ないMTL用のロープロファイルRDTAです。RDTAでマウス・トゥ・ラングでというのが憎い!
直径22mmのアトマイザーなんですが、なんと高さも22mm(ドリップチップと510除く)。
この超コンパクトアトマで2.0mlリキッド保持できるというのが一つの魅力です。とは言ってもコンパクトさだけではなくて使い勝手と味も忘れないNIXONを細かくチェックしていきます!
パッケージと付属品
なんか手作りでシール貼っただけっぽいパッケージなんですが、逆にマスプロっぽくなくて高まっちゃうケースに入っています。
▲Oリング類とネジ。恥ずかしながら、この袋から出した瞬間にネジが1本吹っ飛んで行方不明になってしまいました(*´Д`)
予備の方から無くすという斬新なスタイルです。懲りて袋から出さずに撮影してみましたw
本体外観
▲かっけぇ。色はブラックとシルバーがありますが、ブラスト仕上げということでシルバーを買ってみました。
外観は極めてシンプル、側面・上面ともロゴの類が一切ありません。マスプロといえばドカンと製品ロゴやメーカーロゴが入っていることが多いのですが、NIXONの場合はこのシンプルなルックスにロゴは不要!ということなんでしょうね。最高にcoolです。
分解!
▲通常分解です。ドリップチップ・トップキャップ・デッキ・タンクです。タンク部はOリングでハマっているだけです。
ドリップチップ
▲飛び出し分の長さが7mmの超ショートタイプ。ルックスは相当具合いいんですが、やや短かすぎる感もあります。
▲内径は下部が4mmからじわっと上部に向けて広がっています。
Authentic GAS Mods PEI/POM 510 Drip Tip for Nixon V1.5 Atomizer (3 Pieces)
▲別売でドリチ3色セットがあります。同じくオプションの樹脂トップキャップと合わせて、お好みにカラーコーディネートできるようになっています。
トップキャップ
▲トップ部は逆ネジで外れるようになっています。これはエアホール調整がベロシティ式でキャップ半開で使うためなのです。着脱は少し面倒になるものの、キャップが不意に外れることがないので私は結構好きですよ。
▲トップ裏は返しになっています。ドーム状になってないけど大丈夫かい!って思われるかもしれませんが、このアトマイザーに限ってはトップ裏形状はこれで良いのです。
▲何故かと申しますと、キャップを閉めるとこんな感じになります。ドリップチップ穴の分しかコイルまわりの空間が無いので、トップ裏の形状は無視できるという寸法。
ウィックホールがちらっと見えてますが、ここの切り欠きにコットンが入るので直径8.5mmのアトマのように見なすことができるのです!エアホールからトップまでの距離はたった10mm。ドリップチップによってはコイルに当たってしまうほどの極小空間です。
オプションキャップ
Authentic GAS Mods Replacement Top Cap for Nixon V1.5 RDTA
ウルテム(写真)・ポリカーボネート(透明)・デルリン(黒)のキャップもオプションで用意されています。6ドル程度と買いやすいお値段なのも嬉しい。熱も遮断されるので純正のようなショートドリップチップを使うなら、一緒に買うのもアリかもしれません。
デッキ
▲このスタイル!中央のチャンバー状の部分は直径9mmです。ネジ止めする部分のスリットは1mmくらいしかありませんので太いコイルは組むことができません。しかしこのアトマに関しては単線がカチッと組めればOKなので、控えめに言って100点です。
ネジを一旦外してビルドしないといけないのがやや面倒ではあるものの、ワイヤーがビタッと留まることを評価したいです。
▲ウィックホールと、その横に小さな空気穴が空いています。昨今のRDTAと比べるとかなり小さなウィックホールですが、供給は非常に良好です。
▲このアトマの特徴である中央の7ツ穴エアホールも美しいです。NIXON-V1.5という兄弟アトマもあるんですが、ここが大きな1ツ穴になっていてドローが軽いバージョンになります。
V1.5について
外観が同じNIXON V1.5、というアトマもあります。これは同時にリリースされているバージョン違いだと思います。新型というわけではなく、エアー入り口が2か所でエア出口が大きく開いているのが1.5、エアー入り口が1か所でエア出口はマイクロ7ツ穴になっているのが1.0です。1.5の方はリキッド消費が多くなる分ボトムフィード(スコンカー)対応していたりと細かく違うようです。
※最新のバッチでは1.0の方でもBF(ボトムフィード)ピンに対応しするためポールに穴が開いているそうです。
エアフローコントロール
▲ここがエアホールです。トップキャップを半開にすることによって隙間から吸気します。外観的にはエアホールがない見た目になり、シンプルな見た目に一役買っています。
▲全開。これ以上緩めるとトップキャップが外れます。ドローの重さという意味では、もう少し締めても変化ありません。ここまで締めればOリングがしっかり噛み合うので、ガタつきは一切ありません。
リキッドチャージ
▲チャージホール。とても小さな穴なのでボトルはかなり選びます。穴の中から、タンクに向かって穴が見えると思います。ボトルさえ合えば、サクッとチャージできて快適そのもの。
※やっぱり穴が小さすぎるので、後日ほじって拡張しました。
デッキ裏
▲ウィックホール横に付いている小さな穴は空気抜きです。もう一つ中くらいの穴が空いているのが見えると思いますが、こちらは先の写真のリキッドホールとつながっています。
ボトム&タンク
▲510のピンはちょっと精度が良くないですね。アトマをねじ込んだ時に少しジョリっとした感じがあります。
▲タンクを抑えるボトムパーツは、プレートと言ってもいいくらいの薄さです。このプレートとデッキパーツの間にタンクが挟まれる形。
ビルド&ウィック
デッキのエアホール出口から、ドリップチップまでの距離が5mmくらいしかない極小アトマです。コイル内径は3mm程度がMAXと考えていいでしょう。Ni80ワイヤー・26ゲージ・3mm軸でビルドしてみます。
▲コイルはブロック上部とツライチ以下にしないとドリップチップと干渉する可能性があります。エアホールが拡散するようになっているので、極力下げる方向でいいのではないでしょうか。
コットンは今回穴に突っ込まずにもさっと上に乗せてやるだけのビルドです。
リキッド供給の穴や空気穴もあるので、全体的に供給は安定しています。ウィックホールにねじこむ場合も、一般的なRDTAよりもキツメに入れても大丈夫な印象。
▲コットンでブロックの切り欠きを塞ぐ感じになっています。コットンが多くても少なくても関係ない!というくらい良好です。
Gas Mods NIXON RDTAを喫ってみる
もうさいこうです・・・。とってもさいこうです・・・。
ドローの具合といい、なんといい、私の喫い方とのマッチが凄いです。結構熱いミストが上がってくるタイプなので、少し内径太め・長めのドリップチップを付けて、チャンバー内のミストをそのままフンワリと吸い込むような喫い方が最高です。ちなみに、細いドリチ付けると火傷します。ドリップチップを覗くと、つきあたりに即コイルですからね。
ここのところ、Siren2やBerserkerなどの秀逸なMTLタンクを喫ってきましたが、それらとはまた趣の違う喫い心地なので、両方持っていてもなんら問題なしです。
スカッとしたリキッドというよりは、ベッタリコッテリネッチョリしたリキッドがぴったりのアトマです。
3Fvapeで見てみる
Fasttechで見てみる
GAS MODS シリーズ (3FVAPE) ←BFピンやオプションのキャップ類もあります。
GAS Modsシリーズ (Fasttech)←同上。
▲色がちょっと合ってませんが、ビューティリングとの相性も良いです。エアホールを塞がないので、好きなデザインのものを装着することが可能です。
22mmと小ぶりなアトマイザーなので、大型MODに付ける時はこういうのもアリですね!
NIXON RDTA 後日談
後日、キャップを削ってイメチェンをしてみました。
NIXONのブログアップ待ってました(´▽`*)
見た目からカッコいい!
22mmで、背が低いのと、MTL!
使ってみたい(^-^)/
動画でも見たいです(^_^)v