Vapefly PIXIE RDAを使ってみました! | VAPEブログ・もくもく時間

Vapefly PIXIE RDAを使ってみました!

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vapeflyからとびきり背の低いドリッパーが登場です。vapeflyらしい一工夫凝らされたエアホールはMTLからDLまで広く対応することができるようになっています。

商品提供:3AVAPEさま・Vapeflyさま

Vapefly PIXIE RDA

パッケージと内容品です。

本体の他、

  • 取扱説明書
  • 予備Oリングとネジ
  • コットン2本
  • 六角レンチ&ドライバー
  • 交換用エアホール(大)
  • BFピン

となっております。BFピンの入れ替えと、ネガティブポールを取り外すのはドライバー、普段使いでワイヤーを留めるネジは六角です。

本体外観とスペック・カラー

直径22mm×高さ18mm(接続部とドリップチップ除く)のサイズはかなりのロープロファイル。シングルコイルデッキで、やや重めのDL向けと言った感じのRDAです。

色は黒(写真のもの)・ガンメタ・シルバー・ゴールド・レインボーの5色です。

Vapeflyらしく、シンプルな中でも凝ったエアフロー。スリーブには横長穴の他に小さな丸穴も開いており、このエアホールを使えばMTL(軽めですが)でも使うことができます。ちゃんと出口まで穴一つのサイズになるため違和感なく喫えます。

黒だと少し分かり辛いんですが、上のヒートシンク状の部分はデルリンになっています。ヒットしたGalaxies MTL同様にキャップのアッチッチを防いでくれるようなギミックです。また、見た目的にも背がさらに低く見えるようなデザインになっていますね。

底部です。 メンテ時にはネガ側のブロックもネジで外れるようになっています。510ピンもセンター部分はきちんと出ていて、またしっかりとネジ留めされているので安心感がある作り。

通常分解ではトップキャップ・スリーブ・デッキ・ドリップチップに分かれます。

トップキャップはスリーブの半ばまで外に被さる形。カタつかず着脱も非常にスムーズではあるのですが、隙間にリキッドが少し貯まるのかジワーっと滲んでくることが多々ありました。

エアホールはPEEKのパーツで別になっています。付属の大穴のエアホールに交換すれば更に軽いドローに調整ができます。

こちらがエアフローの部品。エアホールの部品なしでも使うことはできましたので、軽めが好きな方は無しで使っても構わないかもしれません。

スリーブとデッキのはまる凸。トップキャップが外しやすいので、スリーブはビルドする時くらいしか外しません。嵌め合いも渋い事はなく、スコッと入るのでとっても使いやすかったです。

デッキは2ポール。ワイヤーを通して上から六角レンチでネジを締めるという非常にベーシックなもので、極太ワイヤーは入らないものの、付属しているような細いフューズドクラプトンのようなものであれば十分余裕があります。

ポールの裏側にもある程度のスペースがあるので、余ったワイヤーの足を切るのにも気を遣わず楽ちんです。また、フチの部分にはビルドの際にジグを置ける丸い切り欠きがあります。

BFへの対応

最初についているノーマルポジピンを外すと、ポジ側のブロックが外れてきます。小さなパーツをなくさないように注意しつつ、BFピンに換装すれば準備完了です。

デッキ側にはこのような形で飛び出し、ピンの横の小穴からリキッドが出るようになっています。大きいコイルだとピンぎりぎりになるので接触に注意が必要です。リキッドは一段低くなったウェルに溜まるので、結構な量のリキッドがウェルに残ります。

穴が上向きだと噴出したリキッドでコイルそのものが浸ってビチビチになってしまうため、このような構造になっているようです。

先にビルドした画像になってしまうのですが、このようにリキッドがウェルに残っています。コットンからコイルまで距離が短いのでスコンクした際のレスポンスも良好で、ドライになっていてもスコンク一発でバシッと供給されます。

コットンが多かったのでこの後思い切り減らしました。私はウィック短めが好きなんですが、その辺はお好みによって調整できるようにコットンを納めるスペースはご覧の通りかなり大きく開いています。

ただコットンを減らすと残ったリキッドがタプタプしてるので、多くすればいいのかどうか迷走中。迷走するのもまた楽しいです。

それでは実際に使ってみます

まずは付属のコイル。0.35Ωと書いてありましたが、ほぼ表記通りの抵抗値。エアホール3つ穴から試してみます。

シュオー!

おお、ロープロファイルでもっとアッチッチな感じかと思ったら、案外熱くなくて喫いやすいですね。細い3つ穴から強く吹き付けるからいいのかな。ちょっとシルキーよりなダイレクトっていう感じでバランスがいいです。

太いエアホールも試してみます。

ややドローは軽くなりますが、これまた意外と熱くはないです。また、使ってみて気が付いたんですがビルドしてある状態でもエアホールの部品を入れ替えられるのが楽しいですね。

エアホールの入れ替えとキャップを回しての調整でエアフローは自由自在です。

それでももっとエアーをがっつり入れたいというなら、樹脂パーツを外しちゃって完全に開いた状態で使うのも可能でした。510ドリップチップなので限界はありますが、軽いドローがお好みの方は試してみるのもいいかも。

洗ったので水浸しでスミマセン。単線を中央のエアホール向けで組みました。さすがにこの状態で3ツ穴で喫ったらエアー過多だったので、キャップの小さな穴を使って喫ってみます。

このエアホールが思ったより小さいですね。MTLとしてはかなり軽めですが、DLで喫うのはさすがに厳しい!というくらいには絞れています。

なかなか素直に美味しいです。MTLでしか喫わないよという方だと他のアトマイザーが選択肢としては強いかもしれませんが、DL・MTLがちゃんと両方使えるというのは案外少ないと思います。その点でPIXIEはかなり魅力的かなと。

私が使ってみた感じで不満点と言えば、キャップとスリーブのつなぎ目部分からジワっとリキッドがにじんでいることです。スコンカーで使っている限りあまり気にならないかもしれませんが、キャップの開閉をするとほぼ間違いなく滲んで来ます。漏れるのが気になる方は注意が購入に関しては必要かと思います。

割と個性が強いデザインの製品が多いvapeflyとしては実にベーシックな見た目だし、その中でもキャップが熱くならない工夫もあって短めドリチでも快適。アトマ自体の背の低さもあってとてもコンパクトに使えますし、エアホールの工夫も非常に秀逸。

全体的な感想としてはとても良いアトマだなと思いました。一つのアトマイザーで色々なセッティングを試して喫いたいという方には非常におすすめのRDAです。

Vapefly Pixie BF RDA(3AVAPE)

Vapefly公式サイト

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