それクローンにして誰か買うんですかというマニアックなクローンをぶっ放し続けているYFTK。
むしろ、元のアトマイザーいっこも知りません。
そんな中でストライク18ですが、色合いがかわいいなーと思って買ってみた次第です。
色はバッチリだった
ぐうかわです。
このストライク18っていうのは、他にストライク14っていう小径アトマイザーもあるみたいです。ピコンカーことpico squeezeで使うにしても18mm(22mmコンバージョンリング付)の方がええじゃろとストライク18にしてみました。
なぜか白いドリップチップ撮り忘れちゃいました。白黒のお着替えスリーブと、白黒のドリップチップが入ってました。
1.0mm ・ 1.1mm ・ 1.2mm ・ 1.3mm ・ 1.5mmのエアホールがぐるっと開いてます。そこまでコダワルたぁたまげた。溝があって、アウタースリーブを被せるとズレなくなるみたいなんですけど、上からネジ止めしてるんで溝無くても回っちゃうことって無いのかなとは思いました。
ドリップチップ外してトップの押さえを外してスリーブ外してベチョベチョになってるんで拭いてスリーブ被せてトップの押さえを締めてエアホールの調整ができます。やや煩雑ですね。
デッキのサイズはorigen littleより更に小さいです。18mmなのに何で!!って思いますが、トップキャップが激厚なので内部はすごく小さいです。ポジティブピンは可変タイプなので、ビルドに合わせて方向が変えられるんですが、この写真見て「危ねぇ」って思った人はスルドイです。
センターピンで、こういう形でデッキを挟んでポジティブ側のポストに繋がってるんですよ。
ということは写真のポジティブポストを手でオラッ!!と左に動かすとネジが緩んでネガティブ側を直撃します。写真と逆に、ポジティブポストが左になるように締めておいた方がいいですね。コイル組んでいれば緩む方向に回っちゃうことがありませんし。
ちなみにオーセンティックもこの構造です。まあビルドしてコイルと繋がっている状態ならよっぽど押し付けない限りポジピンが動くことなんて無い訳ですが、そもそも接触しない設計にしとけばいいのになぁって思います。
ポジピンがぐるぐる回って好きな位置で締めて使ってねっていうアトマイザーですが、最初に私が見かけたのはHobo V3。あれはちゃんとインシュレーターで囲ってあって、ポジピンが万が一緩んでもポスト同士は接触しないようになっていたと思います。
ちなみに似たRDAでSpeed Revolutionもちゃんとピンがヒットするようになっているので危険な香りがします。
インシュレーターが割れない程度にちゃんと締めて使いたいですね。
ビルド
多少大き目のコイルも入りそうなので、今回は34G×34Gのフンワリクラプトン2本を、これまた34Gでスタッガード巻きにした”loose”staggeredコイルをつくってみました。
2mmの芯に5巻、0.7Ωです。18~20ワットくらいがいい感じ。
このコイルおすすめかも!リキッドの吸い上げもいいし、立ち上がりがとても良いのでMTL向け。ワイヤー1種類で完結するので初心者の方でも組みやすいんじゃないかなと思いました。
吸った感じ
ドローもばっちり合わせられるし、ドロー音も静か、コイル近い割に熱くない、そして味もウマイです。むしろすごいウマイです。
100点です。
使い心地
非常に残念。
まずエアホールの位置を見てほしいんですが
トップキャップ裏側から見るとここなんです。エアホール前にコイルを組むとキャップギリギリなんです。
デッキと高さを合わせて写真を撮ってみましたが、組み付けるとウェルのすぐ上がエアホールになっています。
コイルの上下位置はかなりシビアで、ちょっとでも下げるとリキッドでダボダボ。ちょっとでも上げるとキャップと当たってしまいます。
スコンクピンはデッキの写真を見て頂くと分かる通り小高くなっているので、ウェルにある程度のジュースが残るタイプです。ピン位置が高いのは汚れたジュースがボトルに戻らないからいい!と言う人も多いですが、私は戻ってほしい派。よっぽど強烈にボトルを押してやればコイルまで浸って汚れを吸着してボトルにリキッドが戻っていくのかもしれませんが、普通の加減で押していればチューブ内で留まるくらいの量だと思いますし、それでもリキッドが汚れるほどの状況だったらコットンを交換してしまいます。
そんな訳でスコンクするとウェルにリキッドが貯まった状態になるのでMODを傾けたりするとエアホールからリキッドが大フィーバーします。なので毎回キャップを外して目視しながらコットンが吸う分だけスコンクして吸う感じになっちゃいます。そういう面倒から解放されたくてsquonker使ってると思うのですが・・・。
アトマイザーの向きが変えられるMODじゃない場合はエアホールの向きにも気を使いながら吸わなければいけません。
YFTKすごい
ということで、使い心地が私の好みにはマッチしなかったストライク18クローンですが、YFTKの加工力には恐れ入りました。写真クソだったから期待などしていなかったけれど、実物は信じられないほどキレイだし、加工精度もとっても良いです。
ドリップチップは固めにカッチリはまって、トップキャップは程よく。MODに装着してキャップを持って持ち上げても抜けず、振ってるとそのうち抜けるくらいの絶妙なOリングのフィット。ネジ精度もいいので小さなネジなのにクラプトンなんかもしっかり掴めるし、全体的に穴などの加工もキレイ。
もうね
ワフテカ(YFTK)はクローンなんか作ってないで一刻も早くオリジナルを作るべき。
総評
味は最高、使い勝手がもう少し優れていれば使いたかった。