とても複雑なエアフローと見た目のインパクトが凄かったZEUS。なぜかスッキリ簡素化され、デュアルコイルビルドに対応してバージョンアップしました。相変わらずとてつもない巨大タンクなのですが、シンプルなルックスでなかなか合わせやすそうなフレーバー系爆煙タンクZEUS!
商品提供:Vapesourcingさま
もくじ
ZEUS Dual RTA by geekvape
まずはいつも通りパッケから。クリアケース内にはアトマとオレンジ×ブラックのgeekvapeカラーの紙。アトマイザーがまんま見えているので店頭に並んだ時見栄えがするでしょうね。よく考えると色とか間違えたりしないので結構いい気がする。側面はシールで封印されています。
裏面にはスクラッチコードです。geekvape公式サイトからオーセンティック品であることを確認することが可能になっております。
ZEUS Dual RTA 付属品
凄い量。
ドリップチップは本体と合わせて3ケ。810が2種と510ドリップチップ。そして510ドリップチップを付けるための変換アダプタ。
予備Oリングは、カラーOリングも入っていました。
ガラスタンクはこのスタンダードバージョンでは本体に予め付いているのと同じストレートタイプのタンク(4ml)が予備として付属。
- 予備デッキネジ1SET
- ドライバー
- 取扱説明書・保証書類
ZEUS Dual RTA 本体
率直に言って強烈でかいです。直径26mmは迫力が凄いです。チャンバーにはゼウスさん。そもそもチャンバーがちょっとしたドリッパーくらいデカいっていう・・・w
ベース部分には裏側にもZEUSの文字。直径26mm・高さ46.4mm(510部除くベース部分からドリップチップの頂点まで)と、超大型のタンクです。リキッド容量は4ml。デュアルコイル対応のRTAです。
GeekVape Zeus Dual RTA(vapesourcing)
色展開はステンレス・ブルー・ブラック・ガンメタの4色。ガンメタもカッコいいですね。合わせるMOD持ってないけど。
そういえばちょっと分かり辛いんですが、ドリップチップはPharaoh miniでも使用されていたRIPTIPというタイプを使用しています。アトマ上部はポコンと1段上がっているんですが、この外側に被るので高さが若干抑えられます。といってもデカい。
底部です。それにしても全体的に作りがきれいです。さっすがgeekvape。ベース側面のZEUSの掘り込みなんてかなり繊細に見えます。
ピンは結構出ています。この写真だと分かりやすいですが、ベースは底部に向かって1mm細くなっています。接続面は直径25.1mm程度になっております。
26mmだけど下の方を細くしてMODと少しでも馴染むように、という事でしょうか。ただ残念なのですがPICO21700に乗りませんでした。(バッテリーのフタと干渉するため)
ドリップチップ
RipTipは裏側がえぐりこまれていて、アトマのてっぺんにピッタリとはまる形状なのが分かると思います。
810装着時。数ミリですがドリップチップの分だけ背が高くなります。
付属の510ドリップチップアダプターを介して510ドリチを装着した所です。もっと違和感があるかと思ったのですが、意外と普通にフィットしていますね。
アダプターは810ドリップチップ穴にビタッとはまってしまう形。これ、しっかり嵌り過ぎて外から外れないので、トップキャップを外して裏から押さなければいけません。しかも裏からも指ではちょっと難しく、棒で押しました。まあ頻繁に変更する所ではないので、このくらいちゃんとハマってくれた方が安心ではあります!
各パーツ
パーツ分解したところ。トップキャップ~チャンバー部のボリュームが凄い。エアをアトマ上部から取り込む方式なので、エア経路を兼ねているためこのデカさになっています。
その他、デッキ・トップキャップ・エアフローコントロールリング。この辺は案外サラッとした簡素な作りです。
トップキャップ
この部分はSIREN2方式ですね。1/4回転でポンと外れるのでめちゃくちゃ便利です。閉まり具合もSIREN2と比較して割合しっかりしており、不意に外れるようなことは無さそうです。
チムニー径が6.8mmと極太。
チャンバーとエアフロー
この上部のAFCからチャンバー外部を通ってデッキまでエアーが導かれます。
内側が二重構造になっているのが分かると思います。外周部はエアー経路、内側がチャンバー。
デッキ
デッキはポストレス。デュアル対応ということで穴は4ツ開いていますが、対角で使ってシングルビルドも勿論OK。留めネジは-です。
留めネジは平たいワイヤーでも留めやすい方向。単線でもパッと見はすっぽ抜けそうな隙間は見当たりません。左右に開いている穴がウィックホールです。
タンクはOリング1本でトップ側の部品に留まっています。リキッドを残したままデッキにアクセスすることも可能です。ウィッキングの失敗や、途中でどのような供給具合かチェックしたい場合もあるかと思いますので、これは使いやすいと思います。初めてリビルダブルのタンクを使われる方にとってはこういう部分、とってもいいですね。
ZEUS RTA ビルド&ウィック
ZEUSもブレイデッドのスペースドコイルが付属していました。
でもまあとりあえず単線で様子見。26のカンタルです。ワイヤーの長さはそれほどシビアな感じはしなかったのですが、コイルの位置直しでジグを突っ込む際にエアフローの柵がちょっと邪魔に感じました。ネジはバッチリ留まっています。
コットンを入れる穴もそのまま横の穴にポンと自然に入るくらいのサイズになっていますので、あまり気を使わなくても良かったです。
では喫ってみます!
やはりAEGISとのフィット感は抜群ですね。このくらい迫力あるMODのほうがしっくりきます。40ワットくらいで。
ドローは軽いですがスッカスカというほどでもなかったです。そして思ったよりもスムーズ。もっとヒドい音がすると思っていたんですが、エアー出口に対して入口~経路の部分が十分に余裕があるせいか、ドロー音はこういうタイプにしては静かです。
味は旨いです。チムニーが大きいせいか、RTAなのにかなりダイレクトな感じがしていいですよ。
構造上立てて置いているときの漏れは皆無ですし、吸っていてエアホールからの滲みも全く見られません。
でもシングルのMODに合わせるのには26mmはちょっと大きいかな・・・。
まあ、バンバン炊いて吸うアトマなので、26650シングルや、デュアルバッテリーMODに乗せてガッツリ吸うのが合ってますね!
見た目もなかなかシンプルで気に入りました。