POPな色合いのプラスチック外装で軽量な仕上がりで、中身はなんとデュアルバッテリーのパワフルMODと、爆煙クリアロマイザーのUFORCE T2を組み合わせて、届いたその日から爆煙が楽しめるセットです。
商品提供:VOOPOOさま
VOOPOO Find S
あれ?案外小さ目の箱だな。あと軽い。ギュウギュウに詰め込まれているのかな。さて、ツートーンカラーがアイデンティティのFINDシリーズですが今回はどんな色なのかな?
お、おう。ソリッドなネイビーとメタリック感のあるショッキングピンクは定番の組み合わせですね!!
派手だぜ・・・。
色展開としてはこんな感じ。あれ?こうして見るとネイビー×ピンクも悪く無いかも・・・。ストラップなんかが付いて、お出かけで使うと考えるとシックな方が使いやすそうではあります。
VOOPOOの製品はいつも色展開が豊富だったりしますが、今回アトマイザーに関しては統一されています。(UFORCE T2自体は単品だと8色くらいある)
ふーむ、これは小さい。幅48mmはデュアルバッテリー機としてはかなり小さい。厚みが25mmあるものの、端に行くに従って絞られた形状なので手に持った感じ非常に小さいです。
とっても目を引くのはストラップ。これ、シリコンで出来ています。成人男性なら指2~3本引っかけられる程度の小さなものですが、屋外で使う際は非常に使い勝手が良いです。
こんな感じで根本のところは本体自体が出っ張っており、ストラップ自体も固定で外すことはできません。なので室内だとんー邪魔かなって思うことも。
スペック
サイズ | 48mm×25mm×83.5mm |
重さ | 約130g |
出力範囲 | 5W~120W |
バッテリー | 4400mAh 内蔵 |
本体素材 | プラスチック |
使用可能抵抗値 | 0.05Ω~5.0Ω |
改めまして外観。うん、なかなかまとまりがいいです。色使いは好みが分かれる所だとは思いますが、質感自体は上々。表面の凸凹のおかげでべたついた感じもなく、プラ素材ですがメタリックカラーで金属っぽい感じもあります。それでいて軽量。ボタン類も大きくて使いやすいです。
上下で別パーツになっているのですが、僅かにズレが見られます。ただ手に握ると当たる部分ではないので気にはなりませんでした。
510接続部はスプリング式。金属プレートが僅かに盛り上がっていて、アトマが本体に傷をつけないようになっています。ちゃんとネジ止めで固定されているため、しっかり感あり。きちんと浅めでコンタクトして、スプリングにも余裕があります。
実は最初に開けたときに事前情報をインプットしてなかったので、内蔵式とは思っていませんでした。そんな私はなぜか「上下のパーツに分割する」と思い込んでおり、力いっぱい引っ張ってしまいました。
当然外れない訳ですが、こともあろうに私は「クッソ硬いな!」という訳のわからない思考をしてしまいましたことをお詫びいたします。
これバッテリー内蔵式でどこも外れないから!!
ボタンもプラで素材的に高級感はないのですが、押した感触はとってもいい。本体から殆ど飛び出てないのですが、短めなストロークとコチコチと控えめな音で気持ちいい。
スクリーンはそれほど明るくはないですね。シンプルな表示は非常に分かりやすいです。
こちらはTC時の画面。4クリックでワッテージ変更も可能です。SS・Ti・Niの切り替えが可能となっておりました。
非常にシンプルな3段階セッティングは抵抗値に合わせて自動的に行われており、誰でも簡単に使えるモードです。
これらのモード切替はパフボタンの3クリックで行います。VW/TCそれぞれのモードで+-を同時押しするとメニューに入り、カーブモードもセットできます。
5クリックでオンオフ。全体的に操作は非常に簡単。
アトマイザーはU-FORCE T2
メッキでギラッとした質感のU-FORCE2。定評のあるアトマではありますが、ちょっと今回のMODとは見た目の面でミスマッチかな?パワフルな爆煙クリアロなので性能的にはマッチしていると思います。
510接続部を除いた高さは59.45mm、直径は24.6mm。タンクの膨らんでいる部分の直径は28mmとなっており、かなり大ぶりなタンクです。この状態でのタンク容量はなんと8ml。
ストレートのタンクにすると、かなりすっきりした印象に。容量は3.5mlです。ただこのU-FORCEはコイルの種類によって実質の容量が結構変わってしまうのであくまで参考程度で。
残念ながらドリップチップはハーフインチでドリチ側にOリングが付いているタイプ。通常の810ドリップチップとは互換性がありません。
上部はスライド式のリキッド注入口になっています。
バラしたところ。コイルそのものが上部と下部のパーツを繋ぐ役割をする、ごくごくスタンダードなクリアロマイザーという感じですね。
今回付属しているコイルはP2(シングル0.6Ω)とN3(トリプル0.6Ω)。いずれもメッシュコイルです。それぞれ24W~28W、75~85Wが推奨のパワーレンジとなっております。
実際にセットで使ってみます
リキッドチャージは特に困る部分もないですね。ただ、シングルコイルの方は結構リキッドの供給が速いので、開けている時間が長いとジュルジュルになってしまいます。チャージしたらすぐにフタを閉めるようにした方が良さそう。
うーーーん。なんか合わないな。せっかくだから、もう少し似合うアトマイザーとかあれば、より魅力的だったのではないかな。
まずアトマですが、UFORCEコイルが利用できるということで、コイルの選択肢が多い(10種類くらいある)のが良いですね。また国内でも入手しやすいという点も地味に良い。
ただ、ここ最近のメッシュコイルと比べると僅かに使い勝手が悪いかなぁ。やっぱジュルジュルする。トリプルコイルの方はなかなか良い感じ。
ただ爆煙という用途で言えば同VOOPOO社のMAATがかなり良かったんで、ちょっと退化した感じがする。(実際MAATより前の製品だと思います)
これ、コイル部がチャンバー風のパーツに隠れてRTAみたいに見えるのもかっこいいし、チャージホールもボタンロックが付いていたりとギミック的に面白いクリアロ。漏れもなかったし味も良し、エアフローも最高にスムーズ。VOOPOOのクリアロで爆煙ならば個人的にはこちらを推したいです。
本体については、実に気に入りました。色以外。
実質これ中身はDRAGで、4,400mAhの大容量バッテリーを搭載したMOD。それでいてバッテリーが入っていない空のDRAG2より軽いんです。
そりゃ高級感で言えばDRAG2と比べるべくもありませんが、じゃあDRAG2をポケットに入れて持ち運びたいかと言えば私はNOサンキューなのであります。
このFIND-SにMTL向けの1Ωくらいのアトマを乗っけて、無限バッテリーよろしく持ち歩くのが私の中で非常に熱いです。
バッテリー内蔵式で本格的に使えるMODということで、初心者の方にもオススメですよ。