もくじ
Innokin Pocketmod
ポケットMODとい名前通り、コンパクトさがウリのAIO(オールインワン)スターターキットです。
商品提供:Innokinさま
Innokin Pocketmod のスペック
- 内蔵2,000mAhバッテリー(大容量!)
- リキッド容量2ml
- キャップ付き
- 角型デザイン
- MTL・DL両対応
- ラバーコーティング
サイズ:高さ118mm・25mm角
重さ:138グラム(キャップ・ストラップ・コイル込み実測)
外箱
- 本体 (0.35Ωコイル装着済み・DL向け)
- 黒ドリップチップ
- 交換用コイル(1.2Ω・MTL向け)
まず第一印象は「でけぇ!」です。なんか思ったより質感もソリッドでゴツイです。さすがInnokinはブレない。写真で事前に見ていた感じでは、もっとスターターっぽい軽ーい感じだと思っていたのですが、金属の塊感がすごいです。
- 予備Oリング
- USBケーブル
- ストラップ
- 説明書
- スターターガイド
- バッテリーの注意
POCKETMOD本体
外観は、ロゴが入ってなくても「Innokinでしょコレ!」って分かるのが凄い。表面はラバーコートということですが、マットフィニッシュでシルキーな手触りでグレイト。
それにしても、最初キャップをどうやって外すのか迷いました。引っ張っても取れないし、回して外すのかと思ったら回らない。
正解は「フルパワーで引っ張る」です。
何度かつけ外ししていると、8割くらいのパワーで外れるようになります。うまく外れない場合は、キャップの上端を横方向に思いっきり押すといいと思います。
▲キャップにストラップが付くようになっていますので、簡単にポコポコ取れてしまっても困るので硬めになっているのでしょう。私はMODにキャップ不要派なのですが、キャップを付けて鞄に入れて持ち運びたいという人には非常にしっかりしたキャップなのでオススメです。
▲横方向から見るとリキッド窓が付いています。反対側も同じようになっています。
▲パフ中はライトアップもされるので視認性が高く使いやすいです。
キャップを外してみると、なんか最近の感じ!ファイアボタンと、その上の小さな穴はインジケーター。
Innokinの伝統で3クリックON-OFFです。起動時には赤・黄・緑と3色順番に光ってREADY TO VAPEです。まるで信号です。
▲もちろんパフ中も光ります。インジケーターは小さく控えめ。バッテリー残量に合わせて緑→黄→赤(要充電)と変化します。
▲底部にベントホールと、バッテリー容量2,000mAhの記載。なかなか心強いバッテリー容量です。
▲充電はこのUSBポートにケーブルを差して行います。▲充電についての注意書きが入っていました。いくつか抜粋すると
- カーチャージャーでの充電はやめてください
- USBケーブルに負荷が掛からないように丁寧に挿してください
- 充電が終わったら速やかにケーブルを外しましょう
というような事が書かれていました。使う方は一通り目を通してみてください。
エアフローコントロール
▲回転させて調整する、ごくスタンダードなタイプです。絞ったときもへんな音鳴りなどもなく、非常に良く調整できます。
▲AIOではわりとペラペラな感じだったりするトップ部分ですが、エアフロー調整部も厚みがあります。
ドリップチップ
▲ドリチは2種。全く形状の異なるタイプですね。細い方の黒ドリチは咥えやすくてすごく好きなんですが、Oリングが硬くてなかなかハマりませんでした。PEIのワイドボアはちょいユルですが問題ありません。 ▲ほんのちょっと浮いちゃってる(´・ω・`)▲こちらの方がイマっぽい見た目になりますね。
▲510ドリップチップなので、手持ちの好きなドリチを装着することが可能です。ただし、あまり長いドリップチップを付けるとキャップが閉まらなくなってしまいますが。
Innokin Pocketmodのコイル
▲1.2Ωと0.35Ω。slipstreamのコイルを流用したようです。トップから入ったエアーがコイル側面の通路から、コイル下まで回って抜けてくるタイプ。
リキッドチャージ
▲横にはMAXと書かれたラインがありますので、そこまでリキッドを入れることができます。
Innokin pocketmod 喫ってみます!
まずはMTLコイル。
1.2Ωということで程よい感じです。ジュルジュルしたりはありません。エアーも絞り過ぎというほどではなく、軽めMTLから激絞りまで対応可能。
味は薄いです。薄いですが変な味とかはしなくてクリアです。このMODのサイズ感からすると、ミスト量にはちょっと不満が残るかも。
次にDLコイル。
味はまあまあですが、やっぱチョイ薄かなぁ。こちらも味自体はクリアで問題はありません。
リキッドが空になるまで吸えない
slipstream用コイルを使っているのは、やたらコイルの種類をコロコロ変えられるよりもユーザーとしては嬉しいのですが、pocketmodはタンク形状がslipstreamと違うのでリキッドが残り少なくなってくるとコイルのリキッドホールにリキッドが当たらなくなってしまいます。結果もちろんドライに。
まめにチャージすればよいと言えばそうなんですが、できれば改善してほしいポイントですね。
Pocketmodまとめ
全体的にクオリティが高く、バッテリー容量も十分、フタもがっちり閉まって漏れにも強いトップフロー・トップフィルなので持ち運びたくなるAIOです。サブ機というのには中途半端に大きくて使いづらいですが、これからVAPEを始められる方が使ったりするにはバッテリー容量が大きいのは使いやすいですし、またパッケージや本体そのものが美しいのでプレゼントとしてはとっても喜ばれるのではないでしょうか。