シガレット型と言えば最後に使っていたのは510マニュアルバッテリー+CE2でした。えっふんです。
逆にオラワクワクしてきたぞ。
シガレット型と一口に申しましても、このMALLEはいわゆるPCCとセットになっているのです。
これ以上泣かせるようなことせんといてほしいわ(京極並感)
まいどお馴染みHeaven Giftsさんからのご提供です。
箱
本体の他にはUSBケーブル・なんかのカード・取説・予備のコイルが入っています。
外観
まじでか?どかっこいいじゃん。
青く光ってる所はインジケーターになってます。点滅パターンでバッテリー残量が分かるようになっているんですが
常時点滅してくれます
oh・・・。
USBはサイドについており、ここにケーブルを挿してPCCの充電を行います。
PCCとは
まず最初にPCCについて説明しないといけませんね。PCCはポータブルチャージングケースの意味だったかな?シガレット型が主流だった時、バッテリー容量って確か200mAh以下だったと思うんです。今時のBOX型の1/10くらいです。ですので調子乗って吸ってると30分もしないうちにバッテリー切れになっちゃう。
仕方ないのでズラッとバッテリーを持ち歩くことになるんです。
ケース型の大容量バッテリーで使ってない時は充電しとけば便利でしょ!というコンセプトで出来たのがPCC。
一方で、シガレットサイズにとらわれないで、バッテリーをもっと大きくしちゃおうよ!というMOD派も登場。そしてeGoの登場から我々一般VAPERにも大容量バッテリー時代が到来、PCCが主流になることはありませんでしたが、ガジェット的にはなかなか萌えるアイテムなわけです。
MALLEスペック
PCCバッテリーキャパシティ:2250mAh
シガレット型バッテリーキャパ:180mAh
コイルは1.5Ωコイルで本体に最初からコイルが付いています。予備のコイルが2個同梱されていますので合計で4つ付属しています。
フタを開くとですよ、はいどうぞと言わんばかりに少し持ち上がるんですよ。
右のバッテリーを見ると接続部付近に
・
って小さな穴が見えるとおもうのですが、それがエアホールです。
バッテリー・コイル・タンク(兼吸い口)の3つのパーツに分解できます。
ここの吸い口の中央が蒸気の通り口、周りがタンクになっています。隙間に流し込むような感じでチャージするんですが、特にシリンジとかは必要なくボトル付属のスポイトでもゆっくり流し込めばいけました。容量は1mlですが、見た目の小ささから恐る恐る入れていたら「えっこんな入るの?」って感じでした。
ただ、コイルを外してチャージしないといけないので、出先でチャージしようと思ったらちょっと大変ですね。コイルが転がってってさあ大変なことになってお池にはまりそうな予感がします。
先日リフト式の駐車場で隙間に鍵を落としてしまってさあ大変なことになってる人みました。
コイルはポンとはめ込むだけの簡単装着。
レッツベープ
こいつひかるぞーーーーー!
ってなわけで実際に喫ってみます。
うーん
うーん
旨い!
そして
熱い!!
持ってらんねぇぞこれ!!!!!
ちょっと勢いづいて吸いすぎたらしい。
そしてエアホールの位置が絶妙に設計されており、
2回に1回は指で押さえちゃって吸えない
これを避けるため先端の光る部分をつまんで喫うといいです。哭きの竜ごっこできないじゃないですかどうしてくれるんですか。
そして暫く冷めるまで置いて吸ってみるとジュルジュルする・・・。バッテリーから外して吹きまくってみても、まだジュルい。そこでgoogle先生に聞いてみた所、吸い口のプラ部品とチムニーの間にリキッドがたまってジュルジュルしちゃうんだぜ、とのこと。
速攻でもいでやりました
ジュモり方はかなり改善されました。チムニーが細いのである程度は仕方ないですけどね。バッテリーから外してプッと吹けば大丈夫なようになりました。
吸い心地・味
オートバッテリーって久しぶりに使ったんですが、何か懐かしい気持ちになりますね。
ドローはかなり重めなのですが、私は普段からMTL(口にためて喫うタバコのような吸い方)でVAPEしているのでやや重めかな程度です。コイル自体のドローは軽いので、本体の穴を拡張すればドローは軽くできると思うのですが、今度はオートバッテリーが反応しなくなる可能性があります。
今現在、ボタンを押しながら喫う方式スタンダードになっております。その理由として、オート機構が故障しやすい、壊れて通電しなくなる。その程度なら可愛いもので、ポケットの中で勝手に通電しっぱなしになってアッツーというのがありました。
ですが、こういった小型のタイプでは喫えば蒸気が出てくるオート機構は単純に便利に感じました。このサイズだとファイヤボタンも自ずと小さいものになりますからね。
味は普通にうまいです。
そりゃフレーバー重視のRBAと比べて旨いですか?って聞かれたら残念ながらそんなワキャねえのですが、このサイズで控えめの煙量(と言ってもシガレットサイズにしては結構出る)から考えたら大したもんです。
若干ジュルい感じはしますが、逆にドライになることは無かったです。入れたリキッドがhaloのVooDooで、これは割と柔らかめのジュースなので、VG比率がもうちょい高い最近のリキッドなら丁度良い供給感になるのかもしれません。
総評
シガレット型なのに今風にきちんと進化していて、きちんと使える。非常に感心しました。濃いめのニコリキで喫煙所でちょっと一服、そういった用途に完璧なんじゃないでしょうか。バッテリーは速攻で切れますが、交互に使えばバッテリーを気にせず使えて非常に便利です。個人的にネックになるのはPCC含めた重さじゃないかなぁ。本体+PCCのセットで176gあって、これって軽めのMOD+タンクと変わらないのですよ。先の項目でも述べたんですけど、それならMOD持ち歩くよっていう人の方が多かったんですよね。
初心者の方っていうより、既にVAPEをしている方が面白ガジェットとして買うのがアリなんじゃないかなと思いました。近年VAPEに移行された方の中には、オートバッテラを使った事ない人もいるかも知れませんし、シガレット型を使った事がない人もいるんじゃないかと思うので、懐古的に楽しめると思いますよ。
良い点
・バッテリ・PCC共に容量が大きく、ちょっと一服用途なら1日楽しめる
・シガレット型でスマート、ケースの見た目も素晴らしい
・オートスイッチなので、やや重いけどくわえタバコが可能
・ガラスタンクなのでリキッドを選ばない
(プラスチックだとリキッドの成分によるけど割れてしまうケースがあります)
悪い点
・吸い口部分まで金属なのでかなり熱くなる。
・キャップを外して改善しても、まだややジュルジュルすることがある。
・PCCのバッテリーインジケーターが常にピカピカし続けている
・すごい熱い
以上、vapeonly・MALLEのレビューでした!
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