900mAhの極小セミメカMODに、これまた細型のGSdriveを合わせたスリムなキットです。樹脂素材を使い、軽量コンパクトに仕上がっています。
商品提供:vapesourcingさま
もくじ
Eleaf iStick Amnis Kit
MODとアトマが510スレッドで接続され、分離するコンパクトなスターターのamnis。早速開封していってみます。
ちっちゃ。あとこれMODの外装は金属だと思ってたんですが、実物見るとプラなんですね。すっごい軽いです。
- 各取扱説明書
- AMNISバッテリー本体
- GS Driveアトマイザー(0.35Ωメッシュコイル組込済)
- アトマの予備Oリング
- GSコイル(0.75Ω)
このような内容となっておりました。
本体部、iStick amnis
900mAh容量のバッテリー部、Amnis。指触りの良いフォルム、プラ外装でこれまたサラッとしていい感じではあります。ルックスは良いと思います!
特に説明するところが無い、非常にシンプルなセミメカタイプのバッテリーMODなのです。なのでとりあえずスペックをば。
amnisスペック
サイズ | 高さ71mm×幅24mm×厚み18mm |
重さ | 34.2グラム |
バッテリー容量 | 900mAh |
最大出力(W) | 30W |
使用可能抵抗値 | 0.15Ω~3.0Ω |
パフボタンと510接続部。パフボタンもプラでチープな感じはありますが、押し心地は決して悪くありません。また最上部にスイッチがあるため小型MODの割に親指で押しやすい。
カラーバリエーション
全6色。今回ご紹介させて頂いているのはシルバーです。
充電とインジケーター
底部に充電用のUSBポートがあります。
USBケーブルを差し込むと、充電中の赤いランプが点灯します。またこのランプはパフ時のインジケーターを兼ねており、ランプの色でバッテリー残量が分かるようになっています。
満タンだと緑、60%を切るとオレンジ、30%以下で青、10%を切る(要充電)と赤となります。だいぶ分かり辛いです。
自然に考えたら青→緑→オレンジ→赤じゃないのかなぁ。
セットになっているGS Drive
脈々と受け継がれるGSシリーズの新作。DLにも対応した大き目エアホールや、トップフィルを採用した点が従来のGSコイルを使用したスリムなアトマイザーとの変更点です。
さあ、何から説明したものか・・・。
まず大きな変更点のトップ部分から。美点だった510ドリップチップ互換をスポイルして、スライド式トップフィルとなっています。しかもボタンでロックが掛かるという凝った造りです。
スライドするという構造上、中にドリップチップを納める穴を作り辛かったのか、上に被せるマウスピースが採用されています。また、四角いボタンはスライドのロックを解除するボタンです。押し込みながらスライドすると・・・
パカッ!と開いてチャージホールが。直径16.5mmという細身なアトマイザーに、スライド式の開閉を組み込んだのは意欲的だし面白いと思います。
ただ510ドリップチップとトレードオフ。付属の吸い口も決して悪くはないですし、ガタもなく非常にガッチリ付くので悪い所ばかりではありません。
チャージホールのOリング、ちょっとはみ出ちゃってるんです。うーむ。リキッドも塗って滑りを良くして使ってたんですが、注意しないと漏れたりジュルジュルなる原因になるかもしれません。
メッシュコイル採用ということで、非常に具合が良かった以前の小穴がダダダダと開いたMTL重視のエアホールはナシ。今回は普通の大きな長穴タイプとなっております。向かい合わせに2つ。
バラしてみました。タンク部分は外れませんでした。(予備ガラスとかもないので外す必要もないと思われます)
左が、今回も予備として付属している0.75ΩのGSコイル。右がなんと今回小さなGSコイルに、やめとけばいいのにメッシュをぶち込んでしまった問題のGS Air Mコイル。0.35Ω。
GSコイルは色が分かりやすい。iStick40W-TCの頃にGS-tankというのがありましたが、0.15ΩのNI200コイルも展開があったはずです。あれはたしか青か水色だったと思います。
付け間違えにくいので良い工夫ですよね。
リキッドチャージして、amnisと組み合わせて使ってみる
チャージは確かに楽。従来のタンクを外して下から入れる方式に比べて格段に楽。でも、今までのボトムフィルが苦痛で耐えられないほどだったかというと、私はそうでもなかったですw
逆にドリチが付け替えられない方が私は残念。
この状態で122mm。結構長いっすね。
じゃあ喫ってみますズゾゾゾゾゾあー。
ジュルッジュル。
まあそんな気はしてたんです。GSコイルは小さくてコットン量が少なく、そこにもってきて大きめのリキッド供給口、それにトップフィル。ジュルジュルしない訳がないですね。
その後ぱっと開けてサクッとチャージしてすぐフタを閉めたら大丈夫だったので、スピード勝負ですね。初回は写真を撮りながらモタモタやってたので漏れたのかも。
で、喫ってみたんですが。
このサイズで爆煙志向は無理があるんじゃないかなというのが私の感想です。
そもそも、全然爆煙ではないのもポイント。0.75Ωのコイルと大差ない気がします。このバッテリーが最大30ワットって言ってるけど、そこまでパワーないんじゃないかなぁ・・・。
そもそもコイルに推奨は最大25ワットと書かれているんですが、私の理解がイマイチ追いついて来ません。電圧計とかを付けて考察する気力もおきません。とりあえずVWのMODに乗せ換えて25ワットで喫ってみます。
oh、スーパードライ。
やっぱこのGSコイルという小さなコイルとメッシュはまだ出会う時期ではない気がします。GSコイルって割と熱くなりやすいと定評があるのですが、このメッシュタイプはその点をブラッシュアップしてきたようで、MODが壊れるんじゃないかというくらい熱くなっております。
勿論、0.75Ωのコイルは従来通り使えます。
持ち歩いてるPULSEとminiFIT、そしてAMNISを並べてみました。サイズ感が伝わるかは分かりませんが、案外長めなのはお分かりいただけるかなと。スタイルはいいんだけどなぁ。
私としては同じGS系コイルのアトマがセットになっているKITとしては、ピコベビーやTRIMの方をオススメしたいかなと思います。小型アトマ×メッシュをやってみたという点はチャレンジャー精神があって素晴らしいと思いますが、残念ながら今回は実を結ばなかったということで。