オールインワンに使われていたPOD部分をMODに乗せるコンバーターという、逆転の発想が新しいMOD KITです!
商品提供:VOOPOOさま
ARGUS GT
まずは手に持った写真から。この上のアトマイザー部なんですが、当ブログで以前ご紹介したDRAG X/DRAG Sに使われていたPOD(タンク)なんです。
デュアル18650の160WというパワフルMODと組み合わせて使っちゃおうというキットなんですね~面白い!
箱。
くそかっこいい箱に入っているじゃないか!開けてみると内容品は以下の通りでした。
- ARGUS GT 本体
- PnP POD TANK(510アダプタ装着済)
- コイル2ケ(詳細後述)
- USB Type-Cケーブル
- 取扱説明書
PODからのアップグレードを見据えた商品という性質上、ここにも一応書いておきますがバッテリーは同梱しませんのでご自身で用意する必要があります。
セル毎に電圧がズレちゃったりすると良くないので、新品の同銘柄バッテリーをデュアルバッテリーMOD用としてペアで運用し、充電開始時や充電完了時に電圧のバラつきがないか確認しながら運用する必要があります。
んではまずはアトマイザー側から。
510変換ベースが付いているのですが、DRAG X / DRAG Sのタンクと完全に同等品です。でもこのベースに乗った姿、割と高級感があっていいと思いました。色合わせもGOOD。
直径は底部22mm、タンク部で24mmです。
こんな感じでPnP TANKが磁石でベース部にくっつく感じ。ネジとかではないので、本体にベースをねじ込んでおけばタンクだけワンタッチでポンと着脱できるという寸法。
外出時はDRAGで携帯性、帰ったらARGUSにワンタッチで乗せ換えてスーパーパワフル爆煙っていうような使い方が楽ちんポン。
付属コイル
使用するコイルはPnPシリーズで、今回はPnP-VM5(0.2Ω)とPnP-VM6(0.15Ω)が付属しています。
VM5(40~60W推奨)はパンチングメタル、VM6(60~80W推奨)はメッシュコイル。パワフルなARGUS本体に合わせたパワータイプのコイルが付属していました。
コイルはこんな感じで底部から差し込むだけ。リキッドが残った状態でコイル交換することは考慮されていない構造なのですが、チョイ残りくらいなら傾けつつコイル交換できたので使っててさほど問題なかったです。
リキッド補充は底部のシリコンキャップを外して行います。キャップの付け根部分はピンで固定されていて、チャージ時には写真のように横に回してよけておけるので使い勝手はヒジョーに良いです。
リキッドチャージしたところ。PODなのにかなりサマになっていると思いませんか?見た目良いですよね。
エアフローは底部のリングで無段階に調整可能です。全閉でもギリでDLできちゃうくらいなんで完全に絞れるわけではありませんが、変な音鳴りもなくDL向けとしては満点なエアフローコントロールリングです。
ARGUS GT
MOD側、ARGUS GT。ブラックで質感の使い分けをしてて渋い!この見た目からは信じられないほど軽いです。量ってみたら106gでした。
サイズは高さ87mm×厚み26.1mm×幅51.3mmと、デュアル18650にしては結構コンパクト。
カーボン柄のビニールレザーにはVOOPOOロゴとARGUSの商品名が型押しされています。クッションが入っていて少しフカフカした感触。
接続部はもちろん510。24mmアトマイザーまではハミ出さずに装着可能です。
横にスライドして、ヒンジで写真の角度まで開きます。使用バッテリーは18650×2本。ドアの精度はなかなか良好で、バッテリーを入れた状態でトントンとMODを手のひらで軽く叩いたりしても不意に開いてしまうことはなかったです。
チップはGENE CHIPで、スクリーンは非常に明瞭です。表示が大きいのも分かりやすくて良いですね。パフボタン・スクリーン・+-ボタンが並ぶスタンダードなBOX MODです。
本体側面部にはゴムキャップ付きのUSBポート(TYPE-C)。最近では当たり前になってきたType-Cは、充電のパワー・挿抜の行いやすさとも非常に優れています。キャップも非常にしっかりした作りで頼もしいです。
質感はこんな感じ。本体は金属で、凹凸感のある外装。ネジ留めされたプロテクターっぽいパーツはなんとプラ製ですが、うまく金属風に仕立てられています。
パフボタンもプラで、ガタも少なくてソリッドな押し心地です。使いやすい。
モードについて
RBA・SMART・TC(NI/TI/SS)の3種のモードがあり、パフボタン3クリックで切り替えるだけという非常に簡単な操作系です。この辺はオールインワンのPODと同じ使い勝手でということで難しい操作は完全にスポイルされています。ワッテージも1W刻み。
SMARTはPnP tankを載せる場合に使うモードで、使用コイルに合わせてパワー調整・パワーリミットしてくれます。コイルの上限パワーまでしか上がらなくなるので、間違って160ワットでジュボー!焦げ焦げというミスを防いでくれます。
RBAは通常のアトマイザーを載せた時に使用する、いわゆる普通のMODで言う所のVWモード。TCはそのままですね。
ワッテージロックがないのが特殊かな。キーのロックはあるんですが、パフボタンまで効かなくなる完全なロック。ただ+-ボタンがフラットで、しかもかなり固めなのでワッテージが変わっちゃうことはまずないと思われます。
5クリックで電源オンオフができますが、オンにするとロゴ表示等で5秒くらい掛かります。頻繁にオンオフする方はその点がちょっと不便かも。
合わせて使ってみた感想
これいいっす!まず、本体・アトマとも見た目がすこぶるイイ~。PnPコイルについてはVINCI・NAVI・DRAG X/Sと多く使ってきたので目新しい何かはないのですが、デュアルバッテリーの持ちの良さでガンガン喫える安心感ったらないです。
VM5・VM6ともパワフルな本体にマッチしていて、特に80Wまで行けるVM6のミスト量は凄いです。もちろんミスト量に比例して味もガンガン出ちゃう。
また、PnPコイルユーザーなら今までのコイルをそのまま使えるというのも有り難い点です。コイル自体も8種くらいあって好みに合わせて選べるし、RBAユニットまでリリースされています。
本体がまた良く出来てる。すごく軽くてコンパクトです。もちろんデュアル18650なのでバッテリーを入れると200g弱ほどあるのですが、握りやすいサイズのおかげで使いやすく感じました。
バッテリー2本とチップが真っすぐ並ぶBOX MODスタイルで指がこれだけ回るっていうのを見ても持ちやすそうだなと伝わるのではないでしょうか。
単純にワッテージ設定(1W単位)をしてバッテリー切れしないで喫えりゃいいか!という時には最高。スイッチのレスポンスも良い。
PnPタンクオンリーで運用するというのなら、やっぱりDRAGシリーズの一体感・持ち運びやすさは捨てがたい所です。好きなアトマを乗せて使えるという点で、当たり前ではあるのですが私はこちらのコンセプトは大歓迎です。
VOOPOO official store