18650デュアルバッテリーのCAPT’N MODに同クリアロマイザーをセットした爆煙系スターターキットのご紹介です。
商品提供:VAPTIOさま
もくじ
CAPT’N MOD KIT パッケージ
デュアルMODとクリアロが入っているにしては軽量なパッケージ。金属で重そうなイメージでしたが結構軽いのでしょうか。
傷防止でフィルムに包まれた本体。シリカゲルも入っていますね。
- CAPT’N MOD本体
- CAPT’N TANK本体
- CAPT’N MOD取扱説明書
- CAPT’N TANK取扱説明書
- 保証書
- 交換用コイル・予備Oリング類
CAPT’N MOD 本体
大胆に星モチーフが入った本体。これは米国のキャプテン的存在の人をイメージしているのでしょうか。彼らを敵に回すと怖そうですが大丈夫でしょうか。
それにしても見た目に反してかなり軽いです。量ってみましたが、なんと97g(バッテリー無し)。ちょっとびっくり。亜鉛合金フレームにインモールド成型の樹脂パネルという組み合わせだそうです。
スペック
サイズ | 高さ75mm×厚み33mm×幅42mm |
重さ | 99g(メーカー発表値) |
出力 | 10W~220W |
使用可能抵抗値 | 0.1~3.0Ω |
スクリーン | 1.3インチカラーTFT |
出力モード | VW/TC/Smart/CCW/CCT/Bypass |
使用バッテリー | 18650×2本(同梱しません) |
充電レート | DC5V/2A |
カラーバリエーション
色展開は豊富で、結構ご機嫌なカラーも。ブルーはむしろ地味な方なのね!
510スレッド
上部の510接続部はこの位置。銀色になっている部分は22mm径です。25mmまでのアトマイザーははみ出さずに乗せることが可能。
アンチリークと謳われた510接続部。リキッドが付着しても安心とのことです。ピンが若干偏っているようにも見えます。スプリング式のポジティブピンはトラベル量も多く、かなり長めの510ピンを持つアトマイザーでもしっかり根元まで締まりました。
本体裏側にはロゴと、これまた星型のマーク。継ぎ目がバッテリーカバーのようにも見えますが、これは単なるデザインでバッテリードアは底面にあります。
バッテリーアクセス
スライド式のヒンジで開くバッテリードア。若干爪の掛かりが浅いですが、バッテリーを入れて閉まっている時はテンションが掛かっているおかげでガタガタするようなことはありませんでした。
+-を互い違いに入れる直列タイプです。使用バッテリーは18650。
ボタン類
ファイアボタンは大きく押しやすいです。ボタンはかなり軽く、指を添えると押しちゃうくらいの感じ。一応クリック感はあるので押し心地は悪くありませんが、バッグに入れる時などは必ず忘れずにロック(電源オフ)した方が良さそうです。
+-ボタンはそこそこ固め。出っ張りも少なくて誤操作等の心配は無さそうです。USBポートは最下部にあり、本体を立てた状態で接続できます。
スクリーン
とても明瞭なカラーTFT。ご覧の通りワッテージ設定は1W単位です。
TCモードでの表示。パフボタン2度押しでワイヤーの種類を切り替えられるのですが、意図せず設定が変わってしまっていることがありました。そう頻繁に切り替えるものでもないので、この操作は不必要だったかも。
CAPT’N TANK
内容量を2ml未満にするためにシリコンのデフューザーのようなものが入っています。日本国内で使う場合は取り外して問題ないでしょう。
ベース部直径24.5mm。高さは510接続部を除くと45.7mmです。
アトマイザー上部からリキッドチャージができるトップフィル方式。チムニーからドリップチップへはテーパーが掛かって大きく広がっています。
このような外に被せるタイプのドリップチップになっています。好きなドリップチップが使えないのは残念ですが、グラつきは皆無で快適に喫うことができました。
トップキャップはネジ式。大きなフィルホールで使いやすそうです。パッキンもリキッドホールがきっちりとカバーされる形状になっています。リキッドを入れたまま何度か開閉を繰り返してみましたが、タンク内にプレッシャーが掛かってジュルジュルするようなこともなかったです。
アトマイザー底部。ポジティブピンはフローティングですのでメカニカルMODには使わないのがよろしいかと思います。
バラしたところです。最近のクリアロにしては珍しく、エアフローコントロールリングがバラせます。ここ、結露がたまったりした際や、丸洗いした際に拭けると便利なのでリングが外れるのは嬉しいですね。
AFCリングは指掛かりも良くて回しやすく、スムーズ。爆煙クリアロにしては吸気音も割と静かで出来が良いです。
付属コイル
コイルは2種付属しています。50~110Wに対応するクアッドコイルと、30~80ワット対応の大径シングルコイル。
コイル自体の大きさも少し違っているようです。シングルの方はパラレル巻きになっています。
リキッドチャージをして使ってみます。
リキッドチャージでジュルったりしなくてなかなか具合が良いです。
手に取ると本体がめちゃくちゃ小さくて軽くてびっくりです。パネルが少しヤワい(握るとキシキシする)感じもあるのですが、これだけ軽かったら仕方ないのかなという感じ。
これは良い所でもあり悪いところでもあると思うのですが、とっても色々な機能を搭載しています。私も割と多くMODを使ってきた方ではないかと思うのですが、それでも操作が良く分からない部分が多かったです。画面が大きいお陰で見やすいのはとっても良い所。
それにしたってCCT(温度カーブ)とか、かなりニッチな機能なんじゃないかと・・・。
個人的に一番気になったのは、とてつもなく指紋が付くという点です。この素材の特性上仕方ないと思うのですが、出来が良いだけにヌルヌルしてくるのは好みじゃなくて残念です。
デュアルバッテリー機なのに握れば隠れるほど小さいのは凄くいいのですが・・・。
アトマイザーは何か微妙に匂いが気になりました。切削油なのか何なのか・・・クリアロだったのでざっと流しただけで使ってしまったのが悪かったのかもしれません。
ドローもスムーズだし、一晩立てて置いてましたが漏れていたりもしませんでした。SETものとしてはフツーに使えるクリアロではないかと思います。
全体的に、軽くてコンパクトなデュアル18650という点においてはかなりズバ抜けているので、そのような機種をお探しの方はチェックしてみて下さいね。