とってもコンパクトなシングル18650MODのCB-80に、MTLでも楽しめるAMOR NS Proアトマイザーを組み合わせたスターターキットのご紹介です。
商品提供:Vapesourcingさま
WISMEC-CB80/AMOR NS Pro パッケージ&内容品
WISMECらしいブラック×箔押しの高級感があるパッケージです。写真ではゴールドっぽく見える部分はホログラムみたいな感じで、見る角度で色が変わる箔押しで何だかスゲー!!
- CB-80本体
- Amor NS proアトマイザー本体
- WS04コイル(MTL・1.3Ω)
- WS01コイル(0.2Ω)
- 予備Oリング・予備グラスタンク
- USBケーブル
- 取扱説明書
- 保証書
さすがにキットだけあって盛りだくさんな内容。
妙に簡素な取扱説明書は英語です。幸い扱いが簡単なMODなので、まず付属のアトマイザーで使うに当たって困ることはないと思います。
WISMEC CBー80/AMOR NS Proのスペックとカラー
ソリッドな赤・青・黄と渋いブラック、そして今回記事内で使わせて頂くレインボーです。最近どのMODでもレインボーがありますし、使ってるのもレインボーばっかりで若干飽きてきました。でもどのMODやアトマでも有るということは需要も多いのでしょうね。
WISMEC CB-80はジェイク・バーニーさんデザインだそうです。ジェイ・ボーさんじゃないんですね。
使用バッテリーは18650×1本。最大出力は機種名のCB-80が表す通り80ワット。CBというとバイクしか思い浮かびませんがなんの略なのでしょう。チャールズ・ブロンソンかな。うーんマンダム(知らないか)。
80ワットということで、バッテリーには十分な放電能力が求められます。25A以上の放電能力を備えた18650バッテリーをメーカーでは推奨しています。
0.91インチのO-LEDスクリーン、そしてアップグレードにも使えるUSBポートは2Aチャージに対応しています。
サイズ
高さ:80.4mm
幅:36.4mm
厚み:22.6mm
重さ:87.4g
数値上だけでも、とっても小型なのがお分かりいただけると思います。昨今のMODは20700や21700等のやや大き目バッテリーを採用していたり、24mmアトマイザーを乗せるために厚みを増した物も多いです。しかしCB-80はそこは完全に割り切って18650・22mmアトマイザーに特化しているため、非常にスリムな仕上がりです。
WISMEC-CB80
まずはMOD側のCB-80。操作部はフロントパネルに集約しております。金属パーツの組み合わせとブラックで中のスクリーンが透過するスクリーンはなかなか高級感あり。よくよく見てみるとスクリーン部分のプラスチックにヒケがあったりと細かなアラはありますが、お値段の割には相当良く出来ていると思います。
スクリーン部分は一段下がったような形状で、ただでさえスリムな本体ですが視覚的にも持った感触でも非常にスリムに感じます。
逆サイドはハニカム柄が入っていて、スクリーン部の凹みと合わせてグリップ感は非常に良好。
510接続部
天面の隅にあるタイプ。22mmでもギリギリなので、少しでも大きなアトマイザーははみ出してしまいます。ピンは柔らか目のスプリング式で、やや浅めからキッチリと接点が当たってくれます。
バッテリードア
本体底面にバッテリーのフタがあります。フタにはベントホールが開いています。矢印方向にスライドするとパカッと開くタイプです。
パカッ。結構大きく開いてくれるので、バッテリーが引っかかることもなくスムーズに入れることができます。本体上側が+、フタ側が-と感覚的にも分かりやすいスタンダードな配置。
フタはパッチッ!と引っかかった感触はなく、ただ真横にスライドするだけなのでなんだか若干不安も感じますが、使っていて勝手に開いてしまったということはありませんでした。
ただもうちょっとしっかり掛かってくれると、より使いやすいのではないかなという感じ。
バッテリーを入れてみます。18650バッテリーと本体のサイズを見て頂けると、CB-80が驚異的に小さいのがお分かり頂けるのではないかと思います。
パフスイッチ
側面の最上部に配置された、本体サイズの割には大き目のパフボタン。隅まで回り込むような形状でどの指でも押しやすいです。また、一番端を押した場合もちゃんと押せるようになっているので大変便利です。
感触はポコポコしててちょっとチープ。ガタ等はないので使いやすいボタンではあるのですが、しっかり感はあまりないですね。実用性重視。パフボタン横の部分にはLEDがあり、パフ時には光るようになっています。
+-ボタンとUSBポート
フロントパネルの下部配置された+-の各ボタンと、最下部のUSBポート。
パネルから飛び出しのないボタンですが、角になっている部分があるので非常に操作しやすいです。そして誤爆して押すこともないのでとても良いですね!
USBポートは充電とファームウェアのアップデートに使用します。USBからの充電は2A充電に対応しているということです。急速充電はバッテリーによっては結構な熱を持つ場合があるので、必ず目の届く範囲で充電し、時折触ってチェックしてあげると安全に使用できるのではないでしょうか。
スクリーンと操作の概要
DNAライクなシンプル表示はとっても分かりやすいと思います。5クリックで電源のオンオフ、3クリックでモード変更。モードはVW・各種TC・バイパスが用意されています。
こちらがTC時の表示です。Ni200/Ti/SS/TCRで各種ワイヤーに対応します。
その他操作
ステルス:パフボタンと-ボタンを同時長押し
ボタンロック:+-を同時に長押し
スクリーンフリップ:電源オフ時に+-の同時押し
AMOR NS Pro クリアロマイザー
こちらはWISMECの廉価版クリアロという位置づけになると思います。しかし安っぽさは感じさせず、本体にマッチした質感と色も素敵です。
直径は22mm・高さ46.2mm・リキッドの容量は2mlと小ぶりなタンク。
トップパーツとドリップチップ
トップ部分はWISMECお得意のハニカムレジンを使ったドリップチップ。こちらは510タイプなので好きなドリチに交換も可能です。
ただ平面になっている部分がそれほど大きくないので、あまり底部が大径のドリップチップだとはみ出してしまうかも。
MTL・DL両対応のため、ある程度内径も大きなドリップチップです。ストレートタイプで咥え心地も良好。見た目もかっこいいです。
フィルホールはスライド式
分かりやすい▲マークが入っていて、横に押すとシュッとスライドします。このトップのフタ、スライド式にしては非常に薄く見えますね。黒い部品との組み合わせで視覚的に薄く見えるのかな?とにかくスタイリッシュ。
写真ではドリップチップを見て頂くために外しておりますが、勿論ドリップチップが付いたままスライド可能です。
底部・510接続部
ここは流石に廉価版!って感じがします。まあMODに載せたら見えなくなっちゃう場所ですしね。510のポジティブピンはフローティング(固定されていない)です。
シリコンゴムにポンとはまっているだけで、内部のコイルの締め具合で出代も変化してしまう接点ですので、メカニカルMODとかには使用しない方がよいと思います。
各パーツ
ネジ式で分解することができます。写真ではタンクは外してませんが、もちろんタンクも外れます。
左がタンクとトップキャップ(ひっくり返してます)・中央はベース・右はコイルです。
エアフローの調整
非常に大きなエアホールなのですが、写真のような小穴も用意されているため全閉~MTL吸いあたりの重たいエアフローが細かく調整できるようになっています。ご覧のとおりリング自体も厚手でしっかりしていますし、リングを回した際の抵抗感も程よく、とても快適に調整できるエアフローコントロールです。
モロに全開になる長穴もありますので、コイルによってはDLもバッチリ。
コイル
消耗部品となるコイル。0.2Ωの爆煙タイプと、8~14Wという低めのパワーでジンワリと喫えるMTL1.3Ωコイル。すっげ極端。
内側を覗き込むと、内部にあるコイル自体の大きさが全然違うのが分かります。0.2Ωの方はとてつもなくデカいです。
他にもコイルがリリースされています
その他2種コイルがリリースされているようです。WS02はシングルバッテリーでは厳しい、更にハイパワー向けのコイルですので、CB-80に載せて使う場合はWS03というコイルが選択肢となると思います。
こちらは水平にコイルが配されたタイプで、私は結構この配置が好きなので試してみたいです。
リキッドチャージ
トップのフタをスライドして穴に流し込むだけなのでヒジョーに簡単。フタも遊びがなくバチッと閉まってくれるので安心感アリ。
構造上、マンタンまで入れてしまうとコイルを交換するために取り外すことができなくなってしまいますが、ある程度吸えば(ひっくり返してみると分かりますが)リキッドが流出せずに取り外すことも可能になります。
WISMEC CBー80/AMOR NS Pro 使ってみる!
色はちょっとハデすぎる感もありますが、ブラックとのコントラストが効いてて普通にかっこいい。七色のオーラを放っています(レインボーに限る)。
MODは本当に手に馴染むし、コンパクトかつ軽量で凄く良い!18650入れ替え式の中で、この小ささはちょっと今まで無い感じです。
これまたクッソスリムなことで定評があるSINUOUS P80と比較してみましょう。
だけどこっちから見るとCB-80がヤババなくらいに薄いのが分かります。手に持つと桁違いに小さいです。
ただ22mm径にしか対応しないので、その点を考えればSINUOUSはやっぱり名機。
どっちも凄く良い!
アトマイザーのAMOR NS Proも使いやすいアトマですね。1.3ΩMTLコイルヘッドの出来も素晴らしいです。味が激濃いわけではないですが、普通にクリアですし、コットン量が十分あってジュルったり、極端に供給不足になったりもしないです。
0.2Ωコイルについては、私はこんなの付けるならWS03・MTL1.5Ωコイルヘッドを付けてほしかったんですが、ちょっと爆煙っぽいVAPEを体験できるという意味ではアリ。
最近だとPOD型からVAPEに移行する方もいらっしゃるのではないかと思うのですが、そこからMOD+アトマイザーのタイプも使ってみたいなとCB-80キットを買われた場合、このコイルでミストドバー!!っていうのは絶対楽しいハズ!
でも実際吸うなら1.5Ωヘッドの方がリキッドのキャパ、バッテリー自体のパワーや持ちから考えても自然かなと思いました。これはエントリー用として、間違いなく満足できるキットではないでしょうか。
私は満足です。そしてMODの方は愛用の予感しかしません。
WISMEC CB-80 Kit with AMOR NS Pro Tank 80W