オイルライターのようなフタ付きで鞄などに放り込みやすい製品です。
商品提供:vaporessoさま
Vaporesso CLICK
今回も商品カラーに合わせたパッケージのようです。ショップに並んだ際は見栄えしそうですよね。使わせて頂くカラーはブロンズです。
カラー展開は4色。メタリックグレー(柄)・シルバー・ブロンズ・レインボーです。
- Vaporesso Click Kit 本体(2ml, 1.3ΩPOD組込済)
- 交換用POD(本体組込済と同一)
- リキッド注入用ボトル
- 充電用USBケーブル
- 取扱説明書・保証書
外観はブラシ仕上げのブロンズカラーでなかなか高級感あります。高さ80mm×幅46.5mm×厚み16.7mm。端にゆくに従って薄くなっている形状なので、実際に手に取ってみると数値よりもかなり薄く感じます。
いろんな角度から。ヴィンテージ調の外観、なかなか良いです。
写真で見るとちょっと大きく見えますが、このように手に取るとなかなか持ち運びやすいサイズであることがお分かり頂けるかと思います。とはいえジッポーあたりと比べると一回り大きいなという感じ。
開いたところです。 フタはなかなかしっかりしています。オイルライターよろしくパッチンパッチンとやりたくなるような感触。開いた時は結構ガタがあるように感じます。まあ許容範囲内かなと。
スイッチと充電用のUSBポート、そしてその間にLEDのインジケーターがあります。この辺りのディテールもGOOD。
PODを引き抜いたところ。マグネットで留まっていて、若干カタカタはするものの固定自体は問題なさそうです。吸い口を持って軽く揺する程度では抜けませんでした。また、引き抜く際は吸い口部分をしっかり掴めるためPODの取り外しは非常に行いやすいです。
組込済POD底面には絶縁のシートが貼りつけてありました。リキッド容量は2.0ml、抵抗値は1.2Ωです。
吸い口が通常アトマイザーのドリップチップと同じような形状になっています。着脱はできませんが咥え心地は非常に良好です。
特徴的なPTF(プレス・トゥ・フィル)というリキッドチャージシステムが搭載されています。同社のRenova ZERO PODにも同じシステムが採用されていましたが、今回は上面に取りつけられているというのがミソ。
このように押し込みながらボトルから注入するだけで簡単にチャージできます。この写真では分かりやすいように取り外して行っていますが、本体からPODを外さなくてもチャージできちゃいます。便利すぎるポイント。
チャージしにくいボトルの場合や小分けで持ち運ぶ際に使える10mlのボトルも付属しています。
そういえば、エア吸入は底面接点の間、丸い部分からとなっています。なんかシリコンのようなパーツが入っていまして、これが漏れ防止になっているようです。底面からストレートな吸気でなかなかスムーズ。
吸い口側から。見事にストレート。コイルはビルトインのCCELL(セラミックコイル)。
充電は付属ケーブルで行い、1Aレートで充電可能。バッテリー容量は650mAhです。充電ポート隣のインジケーターが光っていますが、この部分はパフ時にも光り、70%以上で緑、30%以上で青、30%を切ると赤に光りバッテリー残量をお知らせしてくれます。
隣のスイッチでは、
スイッチ5回クリック=電源のオン/オフ
スイッチ3回クリック=パワー切り替え
の操作が可能。3クリックするごとに緑(12.5W)・青(10.5W)・赤(9W)とパワー調整ができるようになっています。また、ボタンを押しっぱなしで現在の設定色に光ります。
使ってみた感想
フタ便利。フタが付いているPODは色々ありますが、やっぱりヒンジで開けて喫い終わったらパタンと閉じられる本機の方式は便利ですね。
ただ、フタの部分のスペースと重さは単に喫うという面においては余分なものでもあり、軽さとコンパクトさのみを求めるなら機能的にはほぼ同一のZEROをチョイスすると良いのではないでしょうか。
また吸気で少し風切り音がしました。POD単体では非常にスムーズなエアフローなので、本体に装着した際のエア経路を一工夫してもらえれば、より気持ちよく使えたのではないかなと。
内容的には、非常に良く出来ていたZeroと同じで安心感あり。味もクリアですし、ニコソル用途などではパワー最弱でも充分楽しめます。
このスタイルが気に入ったのなら検討の価値アリですね。
Vaporesso click (Vaporesso official store)