ナイト(騎士)をイメージした新たなPnP対応タンクを搭載したDRAGシリーズです。バッテリー内蔵式とバッテリー交換式の両タイプを一気にご紹介します。
商品提供:VOOPOOさま
DRAG S/X PnP-X KIT
以前ご紹介したDRAG X/Sのリニューアルバージョンという感じです。以前のものは本体・POD部分共にシックなデザインでしたが、今回はちょっと派手路線みたい。
左がX、右がSです。違いはXが18650バッテリー交換式で、Sは内蔵2,500mAhバッテリーです。
- DRAG X / DRAG S 本体
- 充電用USB-Cケーブル
- 取扱説明書
- PnPコイル・VM1(0.3Ω)
- PnPコイル・VM5(0.2Ω) ←Sのみ
- PnPコイル・VM6(0.15Ω) ←Xのみ
あとはXの方だけ18650バッテリーの取り扱いに関する注意書きが同封されていました。
スペック
DRAG X | DRAG S | |
サイズ | 127.5×32.5×28mm | 119.5×33×28mm |
重さ | 122g(バッテリー無し) | 156g(内蔵バッテリー込) |
バッテリー容量 | 18650バッテリー | 2,500mAh |
出力 | 5~80W | 5~60W |
使用コイル | PnP | PnP |
タンク容量 | 5ml | 5ml |
左がXで右がS。前モデルでは大きなDRAGの文字が入っていましたが、今回は鎧や盾の絵が入っていて男らしいルックスです。
レザーと絵柄が合っていてかっこいいですね。以前のシックな感じも好きだったけど、また違った良さがあります。金もマットな仕上がりでギラつきは抑えめです。
カラーバリエーション。レザー色によって少しづつ本体の色も違っていて凝ってます。今回使わせて頂いているゴールドは、PODもゴールドで色合わせされています。
GENE.TT chip搭載。レザーも金属部も、相変わらず質感は良好です。
MOD底部。左のXは開閉できるようになっています。右のXは内蔵バッテリーなので開閉しません。この辺りは完全にDRAG X / DRAG Sと同じですね。
使用バッテリーは18650専用ですので、スリーブ等はありません。形状は完全にDRAG Xと同一なんですが、蓋の締まりが良くなってます。単なる個体差かもしれないのですが、開閉しながら比べてみても明らかに違いました。本体とフタの隙間も少し減ってます。
エアフロー調整の機構です。ノブを左右に動かすと、本体両サイドに設けられたエアホールが開閉するようになっています。
充電等に使うUSBポートはUSB Type-C。+-操作ボタンのエッジも美しいですし、USBポートの処理も綺麗です。
Sに関してはケーブルを挿して充電します。計測してみたところ2Aで充電されています。もちろん充電が進むに従って変化はあると思いますが、かなりの高速充電が可能です。
PODはマグネットで装着。本体側は金属プレートになっていて、向き関係なくポンと乗せればOK。これはとっても着脱が楽で使いやすいです。
S(バッテリー内蔵)だけオート機能があるので本体に負圧感知の穴が開いています。POD自体はもちろん同じものなので互換性アリ。
PODについて
PCTG素材で頑丈なPODは、リキッド容量5mlと充分なキャパです。
リキッド補充に関してはDRAG X/S PROに搭載されていたのと同じスタイルです。上部の黒い「Press And Slide」と書いてあるパーツが押し込めるようになっていて、押してから回転させるとシリコンキャップが出てくるギミック。本体に付けたまま簡単に横からチャージできる優れものです。
シリコンキャップをこんな感じでよけながらチャージしないといけないのですが、穴自体は大きくチャージしやすいし、チャージし終わったらクルンと回して完全に隠せてスッキリするのが良い!
DRAG X/S PROでは810ドリップチップでしたが、こちらはPnPコイル版ということで510ドリップチップです。お気に入りのフレーバー向きドリチもそのまま使えて嬉しい。ただ穴は少し大き目。緩いドリップチップだと抜けるかも。
本体に2つ付属のPnPコイルです。いずれもDL向けのミスト量が多いタイプのコイルですが、特にX付属のVM-6は0.15Ωで60W~80W推奨というパワフルコイル。充分なハイドレインバッテリーを使用する必要があります。
結構違いがあるんですが、どれもフレーバーの傾向としてはダイレクトミストババーン!っていう方向性なので、喫いたいパワーレンジに合わせて選ぶという感じですね。
PnPは結構たくさん使いましたが、ダイレクトに味が出る割にスピットバックも少ないし、アチチ!ともなりにくいので優秀です。ただ立てて長期間置いておくと漏れる傾向にあるので、何日もリキッドを入れっぱなしで置く際はPODを外してひっくり返しておいた方が良いです。
スクリーン
グッと良くなった表示です。正直なところDRAG X/Sの時は迷走感満載のゴチャゴチャ表示でしたが、今回はベーシックに見やすい表示になっています。
こちらはX。オートモードがないので、スマートモードとRBAモードが選択できます。
スマートモードでは付属コイルを付けたPODを装着すると、抵抗値に合わせたセッティングに自動的に変わってくれます。コイルに対して無理に高い設定には出来ないようになっているので間違えた設定でパフしてコイルを焦がす心配がありません。初めて使うユーザーの方には親切なモードです。
RBAモードではコイルによるパワーリミット機能はオフとなり、自由にパワー設定することができるようになっています。
こちらがS。オートスイッチ/マニュアルスイッチ、RBAモード/スマートモードの切り替えができます。パフボタン3クリックするたびに切り替わるだけという簡単操作です。
使ってみた感想
相変わらず質感は良いし、ソリッドなデバイスという印象は変わりありません。ただ前モデルからの変更はあくまでマイナーチェンジと言った感じで、どちらかと言えばこのデザインが刺さるかどうかっていう感じですかね。
PODのデザインがとてもカッコよくなったので、ルックスとしては大きなポイントになるかも。またドリップチップが交換できるのは前モデルには無かった良い所です(ただし穴は緩い)。
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