Joyetechから、ベーシックな形状のシングル21700バッテリー機のご紹介です。質実剛健なルックスですがタッチパネル搭載のEspion SOLO、超スカドローで爆煙も楽しめるProcore ”AIR”がセットになった10周年記念キットです。
商品提供:Vapesourcingさま
もくじ
Joyetech ESPION Solo Kit パッケージ
なんかめっちゃ入ってそうですね。Joyetechのオーセン証明のシールも貼付されています。
説明書を広げると1畳くらいあるんですがこれは。 もちろん多言語対応で日本語も入っているのですが、ちょっと読む気が・・・。
Espion SOLO本体とProcore AIR本体の他
- USBケーブル
- ソロとAIRの各説明書
- 保証書
- 注意書き
- コイルについてのカード
- 予備コイル
- Oリング類
- 18650で使う用のスリーブ
- スペアグラス
- 替えドリチ
というような感じです。さてさてSOLOの本体を見ていきましょう。
ESPION Solo本体
はわわカッコイイですね。ジョイテックっぽい形状ですが、質感がいい意味でジョイテックらしくないというか、高級感があるタイプです。ズシっとした金属感と、横の溝もいい味出してます。
以前ESPIONというデュアルバッテリーMODがありましたが、それのシングルバージョンという感じです。でもあまり同シリーズという感じがないですね。
Joyetech ESPION(VapeSourcing)
ESPION Solo スペック
幅 | 40mm |
高さ | 81 mm |
厚み | 25.5mm |
重さ | 106 g |
MAX出力:80W
使用バッテリー:18650・21700
510接続部
スレッドもキレイで標準的なピンの510接続部。特にこれといって優れた点もないのですが、さすがJoyetechでソツない感じです。25mmサイズまでハミ出さずに対応します。
22mmですと少し余るのですが、上部のデザインが効いてるのかいい感じです。
スイッチ・USB部
10th ANNIVERSARY LIMITED EDITION ということで10周年記念の限定モデルということです。正直この字は底面にでもやってくれたらモアベターでした。
スイッチの押しやすさはかなりイイです。面積も大きいですし、横に回り込んでいる部分までしっかり反応してくれます。押し心地は少しモコッとした感じで私の好みではありませんが、ミスファイアや異音は全くありません。製品名のプレートもサイドに控えめに入っていてなかなかイイです。
MOD底部とUSB接続部、そしてUSBのすぐ上にある小さなボタンがロック解除ボタンです。このMODはタッチパネル式ですので、+-ボタンがありません。誤操作を防ぐためにロック解除ボタンを押す→画面で操作という流れになります。
バッテリー部
横の部分がスポッと外れるタイプです。マグネットも強く、形状もうまく基板側と噛み合うようになっているのでグラグラ感が非常に少なくて素晴らしいです。開け閉めもとてもやりやすいです。
マイナス側接点。飛び出しの少ない固定の接点です。角も引っかかりもありません。
プラス接点はスプリングですが、これがとても秀逸です。ご覧のとおり坂道になっていて、バッテリーが引っかかることなくストンと入ってくれます。
接点の工夫のお蔭で、バッテリー交換はすっご楽。シングルバッテリーのMODはどうしてもバッテリー交換回数が多くなりますので、こういう所ちゃんとしてくれるのはとても嬉しい。
ちなみに18650バッテリーを使う際は付属のシリコンスリーブを被せる形です。こちらもスッとバッテリーが入って気持ちいいです。
タッチパネル式ですので画面を直接タッチするのですが、基本的にロックが掛かった状態です。画面を触ると・・・
ボタンを押すことで、このような操作可能な画面へと切り替わります。上下の▲部分をタッチするとワッテージや温度の変更が可能です。ちょっとだけ面倒ですが、メニューの操作しやすさとで行って来いのチャラという感じですかね。
左右にフリックすることでメニューを切り替えることが可能です。
こんな感じになっていて、横にスッとフリックするたびに切り替わります。
モードとセットの画面。この辺はジョイテック系のメニューで使ってる方はお馴染みかもしれません。何しろ見た目でそのままタッチすればいいので操作自体は超軽快です。
モードはVW(POWER)とRTC(時計表示ありのVW)、そしてTC(温度管理)とTCR(ユーザー設定の温度管理モード)、最後にバイパスです。
タッチパネルはやっぱりこういうメニュー操作のやりやすさがウリですね。
Procore AIRアトマイザー
キットの同梱のプロコア・エアーです。MOD側のEspion SOLOがまさに集大成と言った感じだったのに対して、なんともフツーな見た目です。ちょっと塗装がハゲ気味なところとかもフツー感出してる。
ちなみにこのアトマ、TPD対応の2.0ml版は少し小さいようです。
上部はスライド式のリキッド注入口となっております。フツーじゃないのは超ワイドボアなハニカムレジンのドリップチップ。これは最高にでかいです。
ドリップチップ
なかなか恰好良いドリチに見えるんですが、良く見るとデカいです。なにしろ背もでかい。そしてこれで驚いてはいけません。
交換用の黒いドリチは更なるデカさなのです!!これはちょっとしたアトマイザーくらいありますよ。一時期流行った超デカドリチを再度取り上げてみたんでしょうか?22mmアトマに22mmドリチを付けて楽しむスタイルとかありましたね。
ワイド&ロープロファイルなドリチは昨今珍しくありませんが、単純に超デカいというのは珍しいような気がします。これはもう土管と言って差し支えないでしょう。そう考えてみてみると確かにマ○オが出てきそうです。
しかし、ガッチリ装着できてグラグラしないという点など、使いやすさは忘れないさすがジョイテック。
分解&コイル
このようにバラけます。上下のパーツをコイルで繋ぐような構造なので、リキッドが残った状態での分解はヤメておいたほうが無難でしょう。ネジの精度とかはさすがにいいですね。ゴリっとした感じもないし、硬く噛みこんでしまうような感じもありません。
ベース部分は完全にがらんどうで、空気の流れを妨げないような形状です。中央のポジティブピンはフローティングなので、メカニカルMODには使えないと思っていいでしょう。
トップ部パーツ。なんかやたらこの部分がずいぶん厚手になっているみたいでとても重たいです。スライド式にするために裏側をあまりえぐれなかったんでしょうね。
パカッとスライド、これは本当によいものです。 リキッドチャージはとっても快適です。
付属のPROCAコイルは新型で、ミスト量・フレーバーをバランス良く楽しめるコイルとのことです。
なんだか細いコイルや太いコイルが見えます。巻きはスカスカして見えます。面白いコイルですね。ちなみに予備コイルも全く同じものが付属していました。
Joyetechの説明を見ると55~60ワットがベストとのこと。
リキッドチャージ
ま、スライドパッカン方式は強烈に楽です。締める際の圧力で漏れたりもしません。ただこのせいでトップキャップが超デカくなってると考えると、良い事だけということでもないのかもしれません。
しかし、リキッド消費がとても激しい爆煙寄りのクリアロマイザーではリキッドチャージ回数も多くなるため、やっぱりスライド式はとても楽でいいですね。
このエアホールぇ・・・。AFCリングの事を述べるのを忘れていましたが、少しだけ回転が軽め、そしてグラグラします。ただ調整という点ではバッチリで、閉めればかなりの密閉度です。使うコイルやワッテージ設定に合わせて快適に調整可能です。ヘンな音もしませんでした。
VAPEしてみる!
まずはこのMODはなかなかの傑作じゃないかと。少し重たいですが、重厚感があるとも言えます。とても堅牢で長く使えそうなMODです。
21700のバッテリーライフは流石ですし、操作のしやすさも良いです。ただ、やっぱり設定が決まりきってあとはチョイチョイとワッテージ変更して吸うだけという際は、いちいちロック解除→タッチという流れは少し面倒な部分もあります。
組み合わせて喫ってみましょう。
なかなかドローがスムーズで気持ちいいクリアロマイザーです。ただなんというか普通感は否めません。普通じゃないのはドリップチップのデカさくらい。
まあ、このレベルが「普通」と言えるのはある意味感慨深いですね。リキッドをジャーっと流し込んで、55ワットでズッパズッパと鬼チェーンして「あぁーなんだかフツー」と言えちゃうんですから!!
クリアロマイザーが出てくる前のリキッド保持量を「滴」という単位で数え、連続で喫てイガりませんこれはマストバイ!と言ってた時に比べたらこの進化たるやまさに10thアニバーサリー。
そんなこんなで喫っていくと、このコイルは残り1滴まで吸えちゃうようにきっちりとタンク下部までリキッド取入口があることに気が付きました。こういう細かいところちゃんとしてくれるの好き。
Joyetech ESPION Solo Kit with ProCore Air