私、アイジョイは初めて手にしました。最近では20700デュアルという間隙を突いたMODをリリースし、一部マニアの間において爆発的に評価が高まったかどうかは定かではないIJOY。ちょっと前の製品になりますが、値がこなれて良さげなキットをご紹介させて頂きます。パッとしないように見えてなかなか実力のあるキットです。
スターターと言えないほど本体の機能は充実しており、拡張性も十分なものとなっております。
もくじ
IJOY SOLO ELF TC Starter Kit-80W ご提供元
今回の商品はEfunさんからのご提供です。
なんだこのお値段たまげるなぁ・・・。相当人気がなゲフンゲフン 買いやすくなっております。
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MOD単体は売切れみたいですが、アトマイザー単体は手に入るようです。これどうやらノーチラス2と互換なんですよね。味もほぼ同じ感じなのではないかな。まだ吸ってませんが、のちほど吸ってみます。見た目はかなり好みが分かれる所と思うのですが、実にお買い得です。
同梱品
箱の表面、凝りすぎ。ちょっとボコってますがコンパクトに収納されていて気持ちいいです。
内容は以下の通りです。
- SOLO MINI 80W MOD本体
- ELF tank(0.7Ωコイルインストール済)
- 予備コイル(0.5Ω)
- USBケーブル
- 取扱説明書
- 注意書き
外観とスペック
- テイストコントロールモード
- 温度管理モード
- 18650×1本使用
サイズ | 84×40.4×23.4mm |
VW設定 | 5~80W |
出力ボルテージ | 0.5~8.5V |
最大電流 | 20A |
温度管理可能な抵抗値 | 0.08~1.5Ω |
(NI/TI/SS) | |
ワッテージモード利用可能な抵抗値 | 0.08~3.0Ω |
IJOY SOLO MODのインプレッション
もうちょっと安っぽいと思っていたのですが、結構小奇麗で高級感アリ。ただボタン類だけは少し安っぽさがあるかな?といった感じ。
パフボタン・+-以外にボタンが1つあるのが操作しやすくていいですね。
+-ボタンの向き
どうしても慣れないのが、通常とはボタンの動作が逆なこと。向かって左がプラス、右がマイナス。99.9999%のMODが左側がマイナスで右がプラスです。
確かに画面を横にして見た時には上(プラス)と下(マイナス)ということになっているのですが、もう指が癖でプラスにしたい時は右側のボタンを押してしまいます。横に持って、ファミコンの十字キーみたいに操作すれば間違えにくいと思います。
ボタンの感触自体はバチッとしていてとっても良いですね。
ファイアボタンと、エルゴノミック形状
ファイアボタンは押し心地軽めでクリック感は強め。隅を押してもきっちりと反応して使いやすいです。
問題のエルゴノミックな形状ですが、右手で使ったときは通常のサイドボタンと比べて別段押しやすさは感じませんでした。むしろ人差し指では、がっつり握ってる場合はともかく、軽く握ってると逆に押しづらい感じもします。左手で持った時は親指・人差し指共に素晴らしく押しやすいです。どうなってるんだ一体。私の持ち方が変なのかもしれません。
右手と左手で握り心地が変わるアシンメトリーな形状は万人に使いやすいということはないですね。マウスと一緒かな。
マウスと言えば私はG300を愛用していまして、家と仕事場合わせて5個目です。今まで3つ故障してます。速攻で故障するけど、フーンまた故障ですかamazonポチイッ!!くらいの感覚で使えるお値段で使いやすいマウスなので予備まで買ってあります。
つまり、左右の手で変わらず使えるシンメトリー派なのであります。
マウス左手で持ちますよね?右手が忙しい時とか。
バッテリーアクセス
サイドのバッテリードアがマグネットで開く方式です。マグネットはやや弱めで、やたらと外れてしまう程ではありませんが、振り回すと外れちゃう感じ。
フタにはIJOYとステンシル状に穴があいていて中に入っているバッテリーのラッピングがちらっと見えます。これはとってもイイですね。一見してバッテリーが入っているのが分かるもの良いですし、何種類かバッテリー使っている場合も、どのバッテリーを使っているのかわかりやすいです。
好きな色でラッピングしてのチラ見せもシャレオツ極まりなしかと存じます。
18650バッテリーのセットにつきましては、MOD下側がプラスで上がマイナスです。Ijoyはなにからなにまで反対にしたいのかな?マイナス側はスプリングになっていて、トラベル量が多めのしっかりした接点です。これは素晴らしいですね。サイドからのバッテリー交換は被膜に優しくないことも多々ありますが、これはマイナス接点がぎゅっと縮んでくれるので、+側の被膜を擦らずにセットすることができます。+1000点。
問題はドアそのもの。バッテリーを入れてドアを閉めると、若干の遊びがあります。ほんの0.数ミリなのですが、マグネットが弱めなこともあって
机から取ろうと握ると「カコッ」、ボタン押そうとすると「カコッ」。木工用ボンドとかうっすら塗ったり、スポンジテープを適所に貼ったりすれば対応できそうではありますが、できればこういう音が鳴るガタは興が削がれるので最初から対策してほしい所。
テイストコントロールって何?
VW・TCとも普通に動きます。問題はテイストコントロール。正直さっぱりわかりません。VWと何が違うのかわかりません。ワッテージが変化していく様子もないし、カンタルで使えると書いてあったような気がするんですが。
なんかコントロールしてる風な表示はあるんですが、正直私はわからなかったです。なんかやってくれてるみたいなので、感謝だけは忘れずにVAPEしたいと思います。
510接点
スプリングロードのトラベル量は少な目ですが、なかなか出来がいいです。エアスリットが入っているところは若干古臭さを感じますが、きっちり接点が出て悪くはないです。
ちなみに24mmアトマを乗せてもめちゃくちゃはみ出ないので、使えないこともないです。
親指側に微妙に飛び出すくらい。
IJOY ELF クリアロマイザー
すごく突っ込みどこr・・インパクトがあるクリアロです。ですが侮るなかれ、これaspire Nautilus2互換クリアロです。コイル共用、ドローの感じもかなり近いです。勿論味も。
グラスタンクがガードされてるのも一緒ですが、こちらはオニギリ型ですよ。そしてNautilus2がドリップチップの互換性にやや難ありなのに対して、こちらは完璧に510互換。しかも最初からレジンのクソかっこいいドリップチップがついてくるかもしれない。私のこれは残念な色柄ですが・・・。
あと、何気に便利なのがトップキャップとガード部が一体化してないこと。Nautilus2ってMODに載せたままだと、案外トップキャップ外しにくいですよね?
ELFはトップ部だけサクッと外れるのでリキッドの補充がとってもやりやすいです。
あとオニギリ型です。
ELFの部品
こんな感じですね。トップとガードが分かれてること以外はaspire Nautilus2と一緒です。あと、エアフロー部がカチカチとクリック感がある動きをします。Nautilus2は適当にグルグル回るだけなので、コチラの方が凝ってますね。
エアー周りの面取り加工やなんか、nautilus2を上回ると思います。リングもガタなく精度も非常に高いです。
樽型シェイプで、上下が細くなっているというのがもったいない。似合うMODがなさすぎる。
底面なのですが、solo miniの塗装が付いてます。ただ2・3回嵌めただけなのに・・・。作りはとってもキレイですよ。コイルはaspireと色が違いますが、お互い入れ替えて使う事が可能です。
0.7Ω、15~25w。20w弱くらいがほどよい感じですかね。
実際装着して喫ってみます。
SOLO+ELFセットでGO!
くっそー樽型でオニギってるくせに、普通にうまい。
ノーチラスと若干吸気音が違うけど、別にピーピー鳴ってるとかいうことは全くなくてスムーズ極まりないMTLエアフローです。
エアの調整としてこのエアホールのセッティングは完璧。1つ穴~全開まできっちりと段階で調整可能です。よくあるのが、半分開けでも全開でもエアフロかわんないじゃん、って奴なんですが、このELFはちゃんと5段階+全閉で調整可能。2つ穴くらいで吸えば、タバコと近い感じで吸えます。
激ウマじゃないけど、漏れもなく、ジュルりもせず、普通にVAPEを楽しめるクリアロマイザー。これ、珍妙な形さえ抵抗がなければ、買っていいやつです。
SOLO mini MODの使用感
これも悪く無い。スリムで持ちやすいし、バッテリー交換もスムーズ。使いやすいMODです。致命的な問題はバッテリードアのガタくらいですかね。要加工。
持つたび、吸うたびにカコッ!カココッ!って鳴るのは不快すぎるんです。ズレる感触がする~とかは我慢できるんですが、音ですからね・・・。
IJOY SOLO ELF TC Starter Kit 総評
もう、これは見た目が許容範囲かどうか
という1点に尽きます。はっきり言って機能・性能的にはお買い得としか言いようがないです。
いいところ
- VAPEスターターと言っても18650仕様のMODなので拡張性が高い。
- 慣れれば使いやすいパフボタン+3ボタンの操作系。
- 非常にスリムで手にしっくりくるデザイン。
- お値段以上の表面仕上げ
- 超優れたクリアロマイザーが付属
わるいところ
- バッテリードアがガタつく。音がする。
- 好みが分かれそうなビジュアル。
- 特殊な形状は持ち方によっては押しにくくて×かも。
26版もあるそうな。