POD風のルックスを持つAIO(オールインワン)タイプのVAPE、MANSIONのご紹介です。
商品提供:vapesourcingさま
eGo AIO MANSION(Joyetech)
パッケージを開封すると本体がデデン!イメージしていたよりは少し大きめですが、AIOと考えたら薄型で携帯性は良さそうです。今回ご紹介するのはピンク。ピンクベージュっぽい落ち着いたカラーです。
パッケージ内容です。説明書・保証書・USBケーブル・予備のパッキン類。
コイルは2ケ付いており、予め本体には組まれていません。
カラー展開
全5色。
本体の表裏。片側はJoyetech、逆サイドはAIO MANSIONの文字が入っているくらいで対称なデザインです。ライターみたいな縦線が入っている金属製の外装はなかなか高級感あり。
スペック
サイズ | 17.5*33.0*103.0mm |
重さ | 83.0g |
バッテリー容量 | 1300mAh |
リキッド容量 | 2.0ml |
コイル | SS316 0.6Ω BFhead |
出力モード | ダイレクト出力 |
キャップが付いており、持ち運びを重視しているような感じです。側面にリキッド残量が確認できる窓と充電用のUSBポートがあります。
逆サイドは同じくリキッド残量が見える窓、そしてスイッチがあります。パフ用にも使えますがオートバッテリー(吸い込むと自動的にパフ)なので、電源のオンオフ(5クリック)やインジケーターの発光色変更(後述)に使う物かと思われます。
底部にはベントホール。この薄さだけあって、当然バッテリーは内蔵となっていますので特に開閉できたりする仕掛けはありません。
質感はこんな感じです。本体部はおそらくアルミかな。メッキ部は亜鉛合金にメッキ、そしてキャップは樹脂でした。
キャップを開けると吸い口が。幅広で咥えやすくはないですが、まあ許容範囲内かな・・・。
吸い口の形状は横長ですが、実際開口しているのは左の隅。また右側にポツンと小さい穴があるのは吸気のセンサー用と思われます。
吸い口はOリングで本体にハマっています。結構しっかりはまっているのでスポスポと外れてしまうことも無さそうです。また、外した吸い口の裏には金属のプレートがあり、これを工具として使ってコイル部分の取り外しができるようになっています。
左の黒いキャップがリキッド補充用のキャップ、中央は吸気センサー、右側がコイルを取り付ける部分です。
ネジって外したところ。コイルを付けるためのトップキャップとなっています。初期状態ではコイルが入っていませんので、新品を一つ開封して付けるような形です。
小さな部品ながら、しっかりとエアフロー調整機構が搭載されており、好みの喫い心地にアジャストできるようになっています。
取り付けたままでも操作できますが、狭い所に入り込んだ状態のため爪でつまんで回すような感じ。調整できないことはないです。
今のパーツを下から見たところです。二重になっており外側はエアー、内側はミストが通るような構造です。
コイルは2つ同じものが付いています。いくつかのAIOで使った事がありますが、結構じゅるっとしやすいコイルではあります。安定し出すと結構いい感じで喫えるんですが今回はどうでしょうか。
上部のパーツ同様、外側のスリットから空気が入り、コイル下側を回って中央の穴からミストが出るようなコイルです。
コイルに少しだけリキッドを垂らして湿らせたら、ねじ込んで合体させてから本体へ組み込みます。CUBISのAIOもそうでしたが、あまり垂らしすぎるとジュルジュルが止まらなくなるかも。1・2滴で十分かと思います。なんならコイルは湿らせずに、チャージしてからひたすら待ちでもいいかも。
リキッドチャージ用のキャップはつけ外しがしやすい大ぶりなもので、かなり使いやすいですね。こちらも、パッと入れてパッと閉めるのがいいと思います。
その前に光るギミックをば・・・
ジョイテックAIO系の伝統、タンク内が光るのを説明し忘れていました。電源オフ時にボタン操作することで、red・yellow・green・blue・indigo・white・purpleから選ぶことができ、また消灯することもできるようになっています。
このMANSIONの場合は他にインジケーター等もありませんし、リキッド窓も非常に小さいので光っていてもそれほどハデハデしい感じはありませんでした。
充電は付属ケーブルをUSB電源に接続するだけ。充電時にも勿論光ってくれます。
このように、タンク内の光によってリキッド残量も非常に見やすいです。それでは実際に喫って行ってみます。
使ってみる
吸ったら自動でスイッチが入るオートバッテリーですが、レスポンスはやや遅めです(吸って一瞬間をおいてからスイッチが入るような感じ)。ただ、吸ったのに電源が入らないような空振りはありませんでしたので好印象。
んー。やっぱりこのコイルはジュルジュルしやすいのかな。タンクが密閉されてない時間が長いと流れ込んじゃうみたい。前回何かのMODで同じコイルを使った時は悪くなかったんだけどなぁ。初回のリキッドチャージはサクッと済ませるように注意された方が良いかもしれません。
とりあえずティッシュ当てて振って、リキッドを飛ばして再トライ。
喫えるようにはなりましたが、やっぱり僅かに供給過多な感じはあります。AFCリングはそこそこ調整が効くんですが、あまり絞るとどうもミストの出が良くなくなってきます。負圧が強くなるせいでリキッドを吸い込んじゃってるんでしょうか。
思ったよりドローは軽く、エアー調整を全開にするとギリギリでDL(肺に直接吸い込む)でも楽しめるくらいに軽かったです。そして全開の方が調子良かったです。安定してくるといい感じで喫えますね。
ほどほどの大きさで持ち運びやすく、コイル交換式、チャージも行いやすいしバッテリーも多くのPOD型より余裕がある。しかもメインのスイッチ付きと良い所は非常に多いのですが、肝心の喫い味がもう一つ私の好みとは合わなかったです(ドロー重たいのが好きだからです)。本体もコイルも悪くはないと思うのですが、ちょっとコイルとの組み合わせが良くないのかなという印象。ひょっとすると1.0Ωコイルの方がマッチするかも。