iStickと言えばEleafの中でも「コンパクト系に付いている名前」というイメージがあります。
PICOの大大大ヒットにより、なんとなくiStickと言えば「ピコ!」と元気よく答えたくなっちゃいますが、私が一番愛用したのはiStick40w-TCでした。とにかく軽くて持ち出しに便利で、当時メインにはVaporSharkを使っていたのではないかと思いますが、iStick40Wの方をメイン機と言ってもいいくらいに気に入って使いました。
なんだかこのkiyaも、そのポジションになりそうな気がするMODです。
商品提供:べプログショップさま
もくじ
Eleaf iStick kiya with GS juni
なかなか面白い小型MODで、小さいながら25mmアトマがサクッとはみ出ないで載るという有りそうで無かった形です。早速パッケージの方から見て参ります。
あれー?いつのまにEleafさ、こんなシャレオツなパッケージになっただ?
結構パッケージにゴチャゴチャ書いてあったイメージもあるのですが、こちらはグリーン掛かった水色×白色ですっきりしてますね。なんだか当ブログのカラーイメージとも似ているので好きです。
ここんところにセキュリティーコードのシールが貼付されています。Eleaf公式サイトで真正商品であることを確認することができますよ。
パッケージをあけると・・・ちっちゃ!分かってても吹くくらい小さい!何しろこのiStick Kiyaの正面から見た寸法は高さが57mm、幅35.5mmしかないのです。アトマイザーもちょっと小ぶりになっているため、画面だと多分伝わりにくいと思います。
このサイズ!なんだかニヤニヤしちゃう。これで50W出力・バッテリー容量1,600mAとか嘘みたいな話。
付属品
- iStick kiya本体
- 取扱説明書
- USBケーブル
- GS Juniクリアロマイザー本体(0.75Ωコイル装着済)
- GS Juni用予備コイル(1.5Ω)
- 予備Oリング
- 謎の板
謎の板についてご存知の方がいらっしゃいましたら何か教えて下さい・・・。
なんだか磁力を帯びています・・・。
Eleaf iStick kiya(MOD側)
表側。全面がディスプレイになっていて、下部には+-ボタンを配置。側面のつや消し部分はサラッとした感触のラバーコートになっています。下部にはEleafのロゴが入っています。
裏面は工事現場に置いてある鉄板みたいな柄になっています。ラバーコートと相まって、なかなかグリップ感は良好。こちらのiStick kiyaのロゴが配された面がスイッチになっています。そう!パフボタンがバー状になっている私が大好物のやつです。
スイッチ
このスイッチがかなりイイですよ。押し心地も良いし、ガタも皆無です。Eleaf過去最高クラスにいいかも。クリック感は控えめで剛性感があり、カコカコと気持ちいいスイッチです。何よりも極小MODにバー方式を合わせた所に拍手。スイッチが押しにくいくらい本体が小さいので、握るだけでパフできるのはメチャ便利です。
510コンタクト部
このポジピンのサイズを見るとどれほど小型か分かって頂けるのではないでしょうか。510接続部も手抜きなし。スプリングロードで小型といえど十分に動きます。ちゃんと浅めからコンタクトします。よほど極端なピンのアトマイザーでない限りは気持ちよくフラッシュマウントで使う事ができるかと思います。
そして、何よりも小型MODでありながら昨今リリースされている24~25mmのタンクを載せることが出来るようになっていると言う。どれ試してやろうではないか。
本体底部(USBコネクター部)
本体底にはUSBポートとベントホール。立てて充電できないのが少々不便に思われる方も多いかもしれませんが、このiStick kiyaの場合はせっかくのシンプルな見た目がUSB穴で崩れるのもヤダなので、私としては横に穴が開いているより良かったかなと思います。
こうやって寝かせてた方が、MODを倒したりしてケーブルやUSBポートにダメージがイッてしまう事もないので安心。ちなみに充電時にはリキッドが漏れるといけませんので、アトマイザーは外して置いた方が良いかもしれません。
なお、充電時に変な発熱等もなかったです。
スクリーンと+-ボタン
スクリーンがなんと色付き。ゲームボーイカラーを見た時のような衝撃。MODは小さいのに画面は私が持っているMODの中でもデカい方から数えた方が早いくらいデカいです。1.45インチのカラーディスプレイ。
字がとっても見やすいと思います(老眼感)
+-ボタンもなかなか操作しやすい。取り落としちゃうかなと思ったんですが、実際に操作してみるとなかなか良い位置です。パフボタンが押しやすいのもあって、メニュー操作は大変に快適でした。+-の間の穴はリセットボタンかな?フリーズしたり、アプデ失敗でウンともスンともになった時に使うのだと思われます。
ちなみに時計がド真ん中にありますけど、時間いいからワット数をデカく見たいんだよ!という私たちの為に、ちゃんと切り替えられるようになっています。流石、こういう所気が利くなぁ・・・。
ワットメインの表示。正直言って過去最高の見やすさです。この流れで操作系を少しご紹介しましょう。
メニュー・操作系
とは申しましても、結局のところEleafのメニューなので、見た目がちょっとカッコイイだけでいつものやつです。パフボタンを3クリックするとメニューが出てまいります。
こんな感じでグラフィカルなUIです。+-で選択、パフで決定と言う事で悩むところが基本的にありません。すばらし!!
モードメニューです。VW/TC/TCR/CLOCK/BYPASSとなっております。TCは選ぶとワイヤー種類を選択できるようになっていますよ。
SETのメニュー内。とっても分かりやすい!TC時のワッテージ変更等もここで行うみたいです。これは少しだけ面倒かな?
スペック
- 1,600mAhバッテリー内蔵型
- 最大50W出力
- 2A急速充電対応
- 使用可能抵抗値:0.05〜1.5Ω(TC)。0.1-3.5Ω(VW /バイパス)
厚み | 26 mm |
高さ | 57 mm |
幅 | 35.5 mm |
重さ | 98 g |
続いてアトマもチェックします!
Eleaf GS juniクリアロマイザー
GSの名前の通り、GS TANKから連綿と受け継がれたGSコイル搭載のクリアロマイザーです。というか各アトマでコロコロとコイルを変える中、GSコイルはしぶとい。なにしろこのコイルは近年の爆煙指向とは全く違うチョロチョロタイプなんですが、なかなかにウマい。だからニッチな感じにロングセラーなんだと思います。
上面。小型タンクですがドリップチップはちゃんと510規格。好きなドリチを付けて喫えるので嬉しいです。そして、なんとトップフィルじゃないです。最近ではドリチを一体化にしたり無理やりなことをしてまでトップフィルに拘っていた感がありますが、思い切って排したみたいですね。
どうせ下からも入れられるから、パーツ点数を無理に増やしてお値段UPするほどじゃないかという割り切りでしょうか。
正直なところ、スライド方式トップフィルは確かに便利ですが、ネジで外れるトップフィルは別にいらなくね・・・と思うことがあります。その点このアトマイザーでは思い切ってトップチャージをやめて、従来の方式に戻したと言うのは面白いです。
ドリップチップ交換できないトップフィルと、ドリップチップが付け替えできるボトムフィルなら、私はどちらかと言えばボトムフィルの方が嬉しいです。
アトマイザー底部。ほんとなんの変哲もないですね。接点はフローティングなのでくれぐれもメカニカルMODには使わないようにしてください。
ボトムパーツをネジって外し、コイルも取り外したところ。通常分解ではここまでです。ガラス付けたんだからどこか外れるんじゃないかとは思いますが、お値段からして「割れたら捨ててね」と言う事ではないでしょうか。
GSコイル
めっきり見慣れた感もあるGSコイル。これとは別に1.5Ωのコイルも付いています。これが非常に秀逸。見て頂いて分かる通り、エアーが通るところが非常に細いコイルです。これと1.5Ωコイルがあいまって旨味放出です。
エアフローコントロール
AFCが少しユニークです。片側は回り止めのピンが出ているので、表裏でエアホール形状が若干異なります。閉めてゆくとこんな感じ。
ピンが付いている方は全閉になり、反対側は一つ穴になります。かなりMTL。
それにしても、こんなデカい穴いらんかったんじゃ。どうせコイルに通るエアー量が知れているので絞ってしか使わない気がします。というか開けても音がデカくなるだけでドローの重さ変わらないです。
リキッドチャージ
チャージはややトリッキー。ここの金具のスキマから入れます。少しアトマを倒しそうなのでドリチは外しておいた方が良いかもしれません(1敗)
Eleaf iStick kiyaとGS juniセットでVAPEしてみます!
あーこれはいいやつだなー。そもそもセットで付けるアトマのチョイスがニクい。だってiStick kiyaが25mmに対応してるんだから、セットで載せちゃうか25mm?って発想になってもおかしく無かったと思うんです。
しかしこのキットでは「一応オマケでアトマつけとくッス」くらいのGS juniが付属している。
そして、「このアトマのコンセプトはローコストです」という感じのGS juniが困ったことにとっても美味い。そもそもGSコイルは元々好きなのですが、付属している1.5Ωコイルはいいですねー。
ここでスペック。
- 19mm径×高さ42mm
- リキッド容量2ml
- GSコイル使用(0.75Ωと1.5Ωが各1付属)
この小ぶりな感じのアトマをkiyaと合わせると、ほんとミニチュアみたいで楽しいです。
iStick Kiya自体の使い勝手もいいです。ユーザーインターフェイスは優れており、アトマがはみ出さず載り、スイッチは押しやすく画面も見やすい。
しかも軽くて小さくてバッテリーもそこそこ持つ。スターターと言いつつ、既にVAPEを楽しんでらっしゃる方のサブ機として強くオススメしたい機種でした。
ちなみにお色は三色。
iStick kiya with gs juni スターターキット【Eleaf(イーリーフ)】
緑かわいいよ緑!