VAPEを始められて間もない方、リビルドという言葉をお聞きになられたことはありますでしょうか。
このページをご覧になって下さった方は、現在オールインワンタイプや、スターターキットを使ってVAPEを楽しんでいらっしゃるかもしれませんね。いつも専用のコイルを買われていると思いますが、1ケ当たりおおよそ150円~200円くらいするのではないでしょうか?
こまめに交換しようと思ったら案外コストが高くつくなぁ・・・という感じだと思います。
そもそもコイルがダメになると言っても、真っ先にダメになるのはリキッドを供給するために詰められているコットン部分。しかしクリアロマイザー用の専用コイルは一体型のパーツになっているのでコットンだけを交換するのが難しいのです。
もくじ
そんな時にはRBAにチャレンジするといいかも!
最初からコイルとコットンを自分で交換することを前提としているRBA(リビルダブルアトマイザー)というアイテムがあります。
RBAには、大雑把に分けると以下の種類があります。
分かりやすく同じWOTOFOというメーカーで代表的なものを挙げてみました。(特にこれが初めてのRBAとしてオススメということではないです。)
RTA
リビルダブルタンクアトマイザー。自分でコイルを交換することができるタイプで、タンクにリキッドを溜めて使うタイプのアトマイザーのことを指します。
形はさまざまですが、中央にコイルを組むデッキがあり、その周囲はリキッドをためられうようにガラスやプラスチックでタンクとなっていることが多いです。
スターターやオールインワン型から移行するなら、こちらのタイプが似た感じの運用方法で使えるのではないかと思います。
RDA
Wotofo VAPOROUS RDA Rebuildable Dripping Atomizer
リビルダブルドリッピングアトマイザー。タンクが無いタイプですね。
タンク無かったらどうするんだ!という事なんですが、ボトルから適宜ポチョンポチョンと垂らして(たらす=ドリップ)吸います。タンクが無い為アトマイザー自体がコンパクトになるのと、デッキ内が広々してコイルセッティングの自由度が上がるのでフレーバー重視から超爆煙まで思い思いに楽しめます。常に新鮮なリキッドをボトルから足して使うので、味が良いという意見も多いです。
ガラス部品がないので破損の可能性も少なく、何よりも見た目がカッコイイ所もRDAの魅力です。VAPE上級者の中にはドリッパーしか使わないもんね!というくらい拘ってる人もいるそうですよ。
デッキ部が広いので初めてのリビルドにもオススメです。
RDTA
リビルダブルドリッピングタンクアトマイザー。
ドリッパーの使い勝手はそのままに、リキッドもちょっと溜めておきたい!という欲張りなアトマイザー。コイルをセットするためのデッキはRDA同様に広々としつつ、リキッドのタンクが下に付いている事が多いです。
例に上げたRDTAの場合は、下のガラスになっている所がまるまるリキッドを入れておけるタンクになっています。
こちらもデッキがRDA同等の大きさがあるので、リビルドしやすい部類だと思います。
RBAの中はどうなってんの?
その形状はさまざまですが構造としては非常に単純で、プラス極とマイナス極の電極があり、電熱線のコイルがネジ止めできるようになっている、というのが一般的です。
例えばこちらのアトマイザーだと、左右の電極にコイルをネジで留めるような形になっています。
電極はものによって3本だったり、変わった形状をしていたりもしますが、コイルをそれぞれ2つの電極に留めるという基本は変わりません。
VAPE用のプリメイドコイル例
3FVAPE ThunderHead Creations Kanthal Prebuilt Coil for RBA
こういう感じでコイルだけが売られているので、それを付けるという寸法です。例えば、このコイルなら10ケ入って200円くらいです!
RBAの場合はコイルはまだ使えるけど、コットンが汚れてきたなぁ・・・という場合はコイルはRBAに付けたまま、挿してあるコットンだけを交換することができるのです。
コダワリのプリメイドコイルもある
単線をグルグル巻いただけではなく、ワイヤーを組み合わせて巻いてあるプリメイドコイルもあります。ワイヤーの太さ・種類をたくさん揃えて、慣れれば自分でも作れるものなのですが、最初から巻いてくれてあるものが売られています。
あまり使用頻度の高くない太さのワイヤーを買って余らせちゃうなら、プリメイドで必要なコイルを買うのもアリです。やや割高ではあるものの、クリアロマイザーの専用コイルに比べれば断然安いです!
そして、コイル自体を自分で巻くことも可能なのです。さらに運用コストを下げることも可能ですし、コイルを巻いてセッティングするのがとっても楽しいのです!
いくつか必要となる道具や注意点などもございますが、さらにVAPEを楽しむためにトライしてみてはいかがでしょうか。