クトゥルフMODから、基板入りのセミメカニカルチューブMODが登場です。
商品提供:cthulhumodさま
パッケージ
いつもパッケージが楽しみなCthulhumodさんの製品ですが、今回はこのような筒入りでした(*´罒`*)
開封してみると中には布の袋が入っており、更にその中にチューブMODが納められていました。それにしても物凄い小さいですな。見た目はコリブリっぽいですが、直径24mmということもあって非常に低く見えます。継ぎ目があえて目立つような感じは結構好きだなー。
スペック
直径24mm×高さ50mm(18650使用時は80mm) / 重量:110g
本体
更に、エクステンションチューブが付属して18650でも使用できるようになっています。cthulhuさんの製品はいつも作りがキレイですが、今回も期待を裏切らない美しさです。
全パーツ。トップのスイッチ部・エクステンションチューブ・本体チューブ・ボトムキャップという4点構成。スレッドはちょっとショリショリしててクトゥルフらしくないんですが、まあ回してれば馴染んでくるのかな。見た目はすっごいキレイ。
この組み合わせで18650用として使う事ができます。650チューブとしても十分小さい部類に入るかと思います。エクステンションの継ぎ目もあえて目立つような感じになっていて、 アクセントとしても素敵です。
ちなみに本体チューブ・延長部とも内部は樹脂でバッテリーが金属部に触れないように絶縁されています。このMODはボトム側が+接点のため、チューブ自体がポジティブ側になります。万一被膜にダメージがある場合にも触れてしまわないように配慮されています。
でもあくまでチューブMODなので被膜ダメージ等がないかバッテリーを入れる際には注意しながら使えばより安全に楽しめるかと思います。
ボトム部
先にボトム側のキャップから見ていきましょうか。造形もかっこいい底部のパーツにはがっつり大き目のベントホールが開いています。この部分は指でクルクルと回せるようになっていて、バッテリーの僅かな長さの違いでカタカタが出ないようになっています。また、少し緩めることで通電しなくなりますので簡易的なメインスイッチとしても作動します。
銀だこコラボかな?あれっ、こんなマークだっけ?cthulhuさんのアトマイザーはロゴなしが多いので、思い切って今回もロゴなしでも良かったんじゃないかなとは思いました。まあ彫り込みじゃなかったので許容範囲ではあります(削る気)。
ボトムキャップを内側から見たところ。 これだけの調整範囲があるので、ニップルトップ・フラットトップの差や、バッテリーそのもののサイズの僅かな差をきちんと埋めてくれます。
トップ部・スイッチ
上面の510接続部はチューブ外径から少し斜めになっており、直径22mm。22mmアトマをそのまま載せても美しいです。
穴から覗くとアトマのセンターピンと接するパーツが見えます。詳しくは後述しますが、一応スプリング的なものにはなっています。いやー仕上げすごいキレイ。
スイッチはシンプルな円形で、小ぶりなものですが少し盛り上がっていて押しやすい。ガタも全くありませんし、押し心地もソリッドで非常に良好です。
トップキャップを外した内側。基板はこの部分に納められています。基板は六角穴付きのネジでトップキャップ側に固定されています。中央のピンがバッテリーの-接点。
メンテナンス時には先ほどのネジを外してやれば、このような形で基板ごと外れてきます。スイッチはただ穴にポンと入ってるだけなんですが、寸法が完璧ですね。遊びがほぼないジャストサイズでした。
デュアルMOSFET。0.1Ω・40Aまでサポートとのことですが、そもそもバッテリーが18650なので、バッテリーに準じた抵抗値・最大電流に対して十分余裕を取ると実際はそこまでの電流が流れることはありません。
バッテリー逆入れの保護、アトマイザーショート時にはカットオフというフェイルセーフもありますが、メカチューブ同様に注意しながら使うに越したことはないでしょう。
基板の逆側はアトマイザーのポジピンが当たる接点になっています。これがちょいと曲者。その横にはスイッチも見えますね。
これ、スプリングのように働きそうに見えますが、平行に下がる訳ではないので実際は可動範囲が殆どありません。ちょっとでもピンが短いアトマは接触しませんし、逆に長いアトマだと押し込まれて破損ということも考えられます。
クトゥルフMODさんの説明では平行まで調整していいよと言う事でしたが、こういう感じの金属って曲げたり戻したりしているとすぐ折れるのであまり触りたくはないですね・・・。
同メーカーのアトマイザーでもピンの長さがわりとバラバラだったりもするので、もう少しだけ可動範囲があれば使いやすかったなぁという感じ。
長い方はシムをかませてピンが入りすぎないようにする等、ある意味固定ピンのMODと思って使った方がいいです。アトマをねじ込む際は力を掛けず、接点に当たったのを確認したらそこから目いっぱい回しても1回転(0.5mm)。それ以上はムリにネジ込まない。
ちなみに、後日基板単体でも販売しますとアナウンスがありましたので、万が一破損した場合にもフォローは効きそうですが。
実際に使ってみました!
Hastur(24mm)と。うへぇカッコイイ。接続部の段差も案外気になりませんよね。さすが同社アトマとは見た目も合うなぁ。
ミョルニル(24mm)と。18350状態だと頭でっかちに見えちゃうくらいです。
1928(22mm)と。22mmもバッチリですね。やっぱタコさんの違和感が否めない!
色違い。こんな風にリングを入れても(勿論アトマによっては接点が出ない)、見た目よろしいのではないかと。
Hastur MTL miniと。タンク便利だから、このセットで使おうかなっと。
感想
スイッチを押した時のレスポンスは悪く無いんですが、離してからも0.5秒くらい切れなくって違和感があります。まあ慣れるといえば慣れるんですが、なんか喫ってて変な感じがしました。
*このラグの件、問い合わせてみたら新バッチでは修正予定であるとの事でした。
チューブの外装は、これが35ドル(公式)って冗談だべ!というくらいに素晴らしいのですが、やっぱり基板接点の所がネック。
クトゥルフのアトマイザーに関しては接続に問題はないのかな。それでもアトマごとに微妙に差があるくらいなので、この辺はそろそろメーカー間で協力してなんとかしてほしいものですな。510の長さは〇mm、+-0.05mmまでと規格化してくれればユーザーとしては安心なのですが。
もし購入されるという方は、アトマイザー側のピンを調整したり、間に何かカマしたりという小細工が前提だとお考えください。こういう小細工もVAPEの楽しい所ではあるのですが、スプリングロードのピンに慣れちゃってると正直めんどくさいこともあったりなんかして。
どのアトマイザーでも使いやすいように接点部分を改良してくれれば、これは大傑作になるのではないでしょうか。
スイッチのキレの悪さ、接点とも問題はチップ部分にあるので、改善されたV2基板がリリースされると信じて待っています!
Cthulhu Tube MOD(公式通販)
基板の交換について(cthulhu公式サイト)
接点に関しての注意事項(〃)
いつも楽しくブログ見てます!Hastur mtl miniのビューティーリングカッコいい‼️でも、エアフローどうなってるんですか?また、ビューティーリングは、自作ですか?