TAROTシリーズで公表を博したvaporessoから、今回も独特なルックスで実に格好良いデュアル18650バッテリー機のRevenger Xをご紹介いたします。
商品提供:GEARBESTさま
もくじ
Revenger X 220W MOD by VAPORESSO
以前RevengerというMODもありましたが、操作ボタンをタッチ式にすることで表面を全部ツルーンとさせてかなりシンプルなルックスに仕上がっています。
ハデハデしいMODなんですが箱はなんだかPOPですね。
えぇ!説明書どんだけ入ってるの!どうやらマルチランゲージで複数になっているみたい。この中には日本語マニュアルも入っております。これは嬉しい。
Revenger X 220W スペック
- サイズ:幅45mm×高さ89mm×厚み28mm
- 重さ:138g
- 出力ワッテージ:5~220W
- ディスプレイ:0.96” O-LED
- 使用バッテリー:18650×2本(付属しません)
- USB入力保護・バランス充電・オーバーヒート保護・過充放電保護・過電流保護・短絡保護付き。
画像で見るよりもだいぶ軽くて小さいMODなのが分かると思います。軽量級とは言えませんが、重げな外装の割には手に取ってみると案外軽いです。
そして本体サイズも、正面にディスプレイ&操作系があるMODにしては28mmと薄めになっています。同じくタッチ方式のaspire・SkyStarよりも5mm薄い。寸法も全方向で一回り小さいですね。
Revenger X 製品詳細
開封すると表・裏ともシートで保護されています。なんか既に半ハガレですので、速攻で剥がしましょう。
剥がしてみたらめちゃくちゃキレー!本体色はレインボーです。と言っても色が付いているのはベゼルの部分だけなので案外ハデハデしさはないですね。
こっちが裏面です。上部にはREVENGER X、そして下部にはVAPORESSOのロゴ。非常にVAPORESSOらしいデザインです。全体的に角が丸められていて持ちやすい形状。
下部には大きめのベントホール。右奥にはパフボタンも見えます。
510接続部
上部。510の接続部は中央にあり、26mmまでのアトマが完璧に搭載可能。スリムな外観ということもあり、中央にアトマが来るととても見た目気持ちいいですね。
コレと言って特徴のあるタイプではありませんが、スプリングロードで深さも標準的。使いやすい510接点です。
アトマイザーをねじこむと、ごく僅かに浮くようになっています。紙一枚も入らないほどのごく僅かな隙間。ほぼフラッシュマウントに見えます。
25mmとかなり大きなProcore AIRですが、さくっと気持ちよく乗っちゃいます。
バッテリーアクセス
私コレ、最初どこから開けるか分からなかったんです。
裏側のパネルがマグネットでくっついているんです。これが大きめのマグネットを使っており、ビターっと留まっています。実は爪を掛ける切り欠きがフタの一番下に目立たないように入っています。写真のフタの左下部分です。
ここを引っ張ると割と簡単に外れますが、マグネット自体はかなり強力なので使っていてフタがガクガクするとか、取れちゃうということが全くありません。驚くほどの精度でハマっていますので、めちゃ快適です。
本体上側はスプリング接点です。丸っこくて、バネの強さもほどよく、大きく沈んでくれて使いやすい。ただ+-の表記が非常に見づらかったです。慣れてしまえば何ということもないかと思いますが、最初は良くチェックしながらバッテリーを入れて頂けると良いかと思います。
本体下側は固定の接点です。ちょっと角があるので気を付けたほうが良さそうです。ただ上側のスプリング接点が非常に大きく動き少し余裕があるので、しっかり押し込んでやりながら入れれば引っかかりはありませんでした。
ボタン類
電源が入ったので時計が表示されています。時計は待機中は低輝度で表示されています。
時計の下に見えるのが+-ボタンです。そしてその下の歯車のようなマークが設定用ボタン。これらはタッチ式になっており、なんと触れると「プルン」とバイブレーションで押した感触があります。携帯なんかと一緒ですね。これが操作感UPに一役買っていると思います。
その下にあるのはもちろんUSBケーブル接続用のポートです。
操作ボタン類をタッチ式にしたにも関わらず、モロに普通のスイッチを付けたところが素晴らしいです。縦長になっており、親指・人差し指共に非常に操作感は良好。ガタ等もありません。プラで指触りも良いですね。ややクリック感強めで、音はそれほど大きくない感じ。
スクリーン&操作
こちらがボタンを何か触ったときのメイン画面です。かなり明るく見やすいです。また、設定メニューに輝度調整もありますので好みの明るさで使うことも可能です。スクリーンの輝度調整、どのMODにも付けてほしいですね。
それにしても、ちょっと触っただけで指紋の付き方は半端じゃないです。
上段から、バッテリー1・2の残量とモード表示
パワーカーブ設定、抵抗値&電圧
ワッテージ(TC時には温度表示)
パフ回数&タイムカウンター
スクリーンは大きく、明瞭で良いですね。正面にスクリーンを配したMODの利点かと思います。
日本語対応のマニュアルが入っていますので詳細の操作については省きますが、メインの操作について軽く説明させていただきます。
パフボタン5クリックで電源オンオフ、3クリックでタッチボタンのロック。レスポンスはすこぶる良好。メニューボタンは誤操作防止のため、3クリックが基本となっております。
こんな感じのモードメニュー。+-で選択して設定ボタンで決定。
1~3は、この機種では「スマートVW」と呼ばれるVWモード。ノーマル・ハード・ソフトと3種類あり、立ち上がり時のパワーを調整することが可能です。
4のCCWはユーザー設定のパワーカーブ。
5~9は各種TC(SS/Ni200/ユーザー設定1・2)
10はそのまま、バイパスモードです。
ユーザー設定パワーカーブの設定画面。0.5秒刻みでワッテージ設定が可能です。VWの変化にともなってパワーカーブが推移するタイプではなく、この画面で設定したそのままが適応されます。ワッテージを変えたい場合はまたこの画面で設定しなければなりません。
システムメニューです。
画面の輝度・スマートVWのオンオフ・振動・スクリーンのタイムアウト設定等が可能です。リストになっていて非常に見やすいですね。
ただ、タッチで操作していると思わずEXITボタンのところを押してしまいました。操作はタッチと言っても、+-と設定ボタンで操作しますw
使い心地
うーん、正直かなりいいですね。MODとしては非常に良く出来ています。
コンパクトでガタのない本体、バッテリードアやバッテリー着脱のやりやすさ、設定画面も操作しやすい。設定そのものも細かくできて良い。
個人的にとっても気に入ったのはバイブ機能。ボタンを押して「ブワォン」ってなるのが癖になります。
Revengerのグレードアップ版という感じだと思うんですが、Revengerは形はほぼ同一で普通にボタン式だったのですね。それがタッチ式になったことによって見た目が超絶良くなってます。あれ!?スクリーン付かないおかしい!!と思ったら裏側だったということがありました。そのくらいシンメトリーなデザインで非常にかっこいい。
ただやっぱり指紋だらけになるのがどうも私としては気になりましたが(ノД`)・゜・。
あと、このMOD立ち上がりが強烈に速いですね。ジュッとさせずにパフボタンを押すのが不可能なくらい速い。タッチ操作のアンロックのために3クリックすると、1クリック目で「ジュッ」ってなるんですよ、びびります。
このルックスが気に入った人は、断然アリじゃないかと。