HotcigとrigMODのコラボのテクニカルスコンカー、RSQ。ベーシックな機能を小さな本体にギュッと凝縮したような、名作と言って良いMODだと思います。
商品提供:3AVAPEさま
もくじ
RSQ 80W BF MOD パッケージ
Hotcigと言えば、私の大好きなMODである「R233」のメーカーです。さらにコヤツはRIG MODとのコラボというのですから!
パッケージにはパワードバイHMと書かれています。これまたR233でも採用されていたHMchipのようですね。
早速開封。本体とUSBケーブル、そして説明書と保証書。とっても簡素な内容でした。こういうのでいいんですよ。本体はちゃんと柔らかいビニール袋に入って傷の防止を考えてくれているようです。
RSQ 80W BF MOD 本体
スペック上の数値は知っていたので小さいだろうとは思っていましたが、実物を手にすると思った以上にコンパクトでギュッと詰まった感じを受けます。こちら側が表と言いますか、カーボン調のパネルがハマっているのですが、とってもソリッドでガタガタしてないのがいいですね。
裏面はRSQの文字が入っており、一体になった金属製。全体的に「カッチリ」という言葉がしっくり来る質感・持ち心地です。アルミ製の筐体は軽いのに堅牢な印象。
RSQのスペック
サイズ | 79mm×48mm×厚み25mm |
ボトル容量 | 7ml |
使用バッテリー | 18650×1本(同梱しません) |
カラーバリエーション
アルミ筐体らしいカラバリですね。黒だとあまり目立ちませんが、スコンクボトルの穴部分が本体色になっているので、回り込んだようなデザインになっていてなかなか凝っています。
510ピン
スプリング式の510ピン。可動域はそれほど大きくありませんが、標準的なピンを持つアトマイザーでしたら問題なくフラッシュマウントできるようになっていました。スプリングも若干硬めで、しっかりとコンタクトしそうな感じ。
本体の厚みは、スペック上では25mmということですが実測すると25.5mmくらいあります。湾曲して端は22.5mmくらいの幅にまで絞られています。510接続部の本体幅は丁度25mmくらい。
バッテリードアとボトル
バッテリードアは切り欠き等がなく、本体に完全に落とし込むようにハマっています。スコンク穴に指を引っ掛けて外すような形ですね。なかなか精度もよく、若干は遊びがあるもののヘンに隙間があったりはしません。
やや大きめのマグネット2ケで留まっていますが、くっつき力は最低限。でも精度がいいおかげでガコガコした感じが無いという良い具合のパネルです。
中にはボトルが2ケ納められていました。
シリコンボトルとPEのボトルです。好みが分かれる部分なのでどっちもあるのは嬉しいです。丁度バッテリーと同じの18mm径で、接続に関してもパイプにチューブを差し込むというごく普通のタイプなので汎用ボトルも使えると思います。でも最初から両方入ってるのは嬉しい。
ボトル差し込み口はテーパー状で、スムーズにチューブが差し込めるようになっています。バッテリーの接点は本体の上側が-で、こちらがスプリング式。内部は一体型になっていますので、リキッドが付着したりした場合にも簡単にふき取ることができます。
逆に底部は+接点で固定式の平坦なものが付いています。バッテリースレッドの高さも無理が無くてバッテリー装着も快適。バッテリーを外すリボンが付いていませんが、ボトルをヒョイと持ち上げて避ければバッテリーは指で普通に外せます。またはポンと手ではたけばカンタンに外れてくれました。私はリボンがフタに引っかかったりするのが嫌なので、リボン無し歓迎派。
スクリーン・照明
バッテリーを入れるとモワン!モワン!とボトル部が光ります。実にHotcigらしいフィーチャーなのですが、好みでない方はオフにも出来ますのでご安心ください。また、RGBの3色からチョイスすることも可能。(キーロック中にパフと+の同時押しで照明の設定)
スクリーンは実にベーシックで、最低限の情報が表示されているタイプ。昨今はカラー液晶とかも多いのですが、スコンカーならこういった渋めなのが私は好みです!V表示はワッテージ設定でライブで変化するわけではなく、パフすると表示されるタイプ。
TC時の表示です。画面左下にワッテージ表示がありますが、これは自分で自由に変更できます。それほど凝った設定はできませんが、スコンカーでTCを使う人もそれほど多くはないと思うので、あまり操作を複雑にせずに使いやすさ重視でとっても良いと思います。
USB接続
充電&ファームウェアアップデート用のUSBポートです。本体裏側にドドンとありますが、こういうのはスコンカーこそドア内に隠しちゃってもいいんじゃないかなぁ。
バッテリーは外部充電器を使用して充電するので殆ど挿す事がないんですよ、USB。
ボタン類
ファイアボタンは感触自体は可もなく不可もなくと言った感じのタクタイルスイッチなのですが、ガタが全くないのが快適です。突っついてもカチャカチャした感じが一切ありません。
これは+-ボタンに関しても同様で、こういった所が非常にソリッドなMODと感じさせてくれる部分なのでしょう。
ただ一つだけクセがあり、+-ボタンは画面の方向で入れ替わります。常に画面を正面に見て上が+、下が-になります。スクリーンフリップをすると+-が入れ替わるんですね。
デフォルトでは本体を立てたときに左が+、右が-。これは何とも慣れません。スクリーンをフリップ(キーロック時にパフと-同時押し)して入れ替えれば割と使いやすいんですが、個人的にはスクリーンの向きにかかわらず右側のボタンが+でも良かったです。
慣れの問題なのでしょうけれど、一応そんな部分があるということで。
RSQ 80W BF MODを使ってみた感想
これはバカ売れも当たり前の良機。リリースされてからは結構経ちますが、18650のバッテリー持ちで充分というのなら今でも第一に候補に挙がるMODではないでしょうか。
アルミということで角がちょっとスレやすいというのはあると思います。R233もそうでしたが、このRSQも開封した時点で一か所小さく傷があり、しばらく使っていたらバッテリードアや底部の角がややスレてきました。
普段使いで使い倒す系のMODなのでそれほど気になるポイントではないですが、気になる場合は黒以外の色を選ばれた方が傷がそれほど目立たないかもしれません。
Pulse 80Wのボトルがそのままジャストでした。黒いMODに似合うのと、シリコンボトルにしては若干コシがあるのでこの状態で使っております。
Galaxies RDAと見た目のマッチングもとてもイイ!
RSQのデカデカとした文字はやや好みが分かれる部分かもしれませんが、色が入っている訳ではないので私としては許容範囲内です。
総じて、完全にお気に入りになってしまったRSQでした!
RSQ 80W Squonker Mod by Hotcig&Rig Mod