VAPERの皆様お待ちかね(MTL派)のcthulhu mod Hastur MTL RTAです。MTLと商品名についてはいるものの、実際は結構軽めのドローまで対応しているRTAです。そしてRTAと書いてありますが実質GTAです。色々紛らわしいです。
商品提供:cthulhu modさま
もくじ
Hastur MTL RTA 外箱
▲外側はいつものタコさんシール付きのcthulhuのパッケージです。
▲だが、中を開けるとVAPEの宝石箱やーーーー!思ったより大きくは見えないですね。24mm径なので大きいことは大きいのですが、最近とんでもなくデカいクリアロとか見ていたせいか、構えるほどではなさそうです。
cthulhu Hastur MTL RTAのスペックと付属品
激しぼマウス・トゥ・ラングから、きつめのダイレクトラングに対応した、きつめドローが好きなvaperをターゲットとしたRTAです。
サイズ | 24mm径×高さ43mm |
リキッド容量 | 3.5ml |
重さ | 60グラム |
※高さは510接続部・ドリップチップ除く
付属品
- RTA本体
- ドリップチップ2種
- 取り換え式エアホール5種
- 予備Oリング
- 予備デッキネジ
- マイナスドライバー
- 取扱説明書
Hastur MTL RTA 外観
▲なんだかクラシカルなような、新しいような。Oリングが露出していないタイプです。上下のパーツにはウエーブが刻まれているんですが、これ締め具合でズレちゃうのが悲しい。
本体下部
▲美しいです。微妙にエアフローリングの方が高くなっており、MODに擦れて傷つけることがありません。
▲510ピンはごくごく標準的。MODによって浮くとか、逆に接点が届かず認識しないというようなことはない感じでした。
本体上部
▲もちろんトップチャージで、フタはクイックリリース方式です。メーカーではスレッドレス・リフィリング・トップキャップと呼称しています。回しやすいように上のドリップチップを受ける部品は角ばっていて、とっても使いやすいです。
▲トップキャップはまっ平らなフタで、本体側のチャージホールにOリングがハマっています。同じくクイックリリース方式のSIREN2のようにキャップ側が全面シリコンになっていれば更に横モレしづらく、Oリングが痛んだりすることが無くてスマートだと思うのですが、それだとこの薄ーいトップキャップが実現できなかったのでしょうね。
▲チャージ用キャップは外れる時にパチッと小気味良い音で外れるので気持ちいいです。閉める時も目視で向きが分かって便利です。
タンク
▲透明ガラスタンクと磨りガラスのタンクが付属しますので、好きな方を装着できます。容量変化するようなギミックはないので、ルックスの好みでどうぞ。
チャンバー&チムニー
この部品でトップ部とデッキを繋いで、ガラスを挟んでいます。チムニーの細さはまさにMTLと謳うだけのことはありますね。
▲このような形でデッキに被さります。かなりチャンバー内が狭くなっているのがわかると思います。
デッキ
▲NIXONと同じく、接点のブロックで囲むことでチャンバー内を狭くしようという形状。またコットンが入ることで横方向も塞がれるので、エアーの通り道はコイル周り以外通りようがないという形です。ネジは両側に付いており、コイルを巻く向きに関係なく組み付けることが可能です。
▲ワイヤーをキャッチする部分の形状もバッチリです。但し、締めた時にワイヤーがズレやすく組むのに少し苦労しました。ネジの余分な遊びなどはなく細い単線もしっかり留めることができます。ワイヤーも切りやすかったです。
エアホール出口
▲1.0mm/1.6mm/2.0mm/2.5mm/3.5mmと5種のエアホールが付属しています。
▲オプションでその間を埋める1.2mm・1.4mm・1mm×2・0.8mm×3があります。これもうどれ使っていいかわかんねぇな!
▲デッキ側にOリングがはまっていますので、そこにポチンと装着するだけです。
▲ブロックとの隙間がギリギリなので、1mmくらい小ぶりにしても良かった気もしますが、実際ショートしてはいないのでこれでイイんでしょうね。
▲とっかえひっかえ試してみましたが、私は1.6mmがピッタシカンカンでした。ちょっと大き目のコイルを入れるなら2.0mmかなという感じ。2.5mmになると、MTLという感じは薄れてきます。逆に言えば重いDL派の人にも2.5~3.0mmホールで十分対応できるタンクですね。
ドリップチップ
▲これPEI?厚すぎて焦げ茶。同じ形状で内径が変わった物が2ケ付属しています。細い方(内径2mm)は結露したリキッドがストロー状に吸い上げられちゃってチョット合わなかったです。テーパー状に削っちゃおうかな。太い方(と言っても内径3.5mmなので十分細め)は最高でした。
▲肉厚でかっこいいですね。外径は11.5mmです。
▲下部がテーパーになっていないものです。
▲ドリチ差込口の形状が写真のように斜めなっているので、結露したリキッドがドリチとこのパーツの間に結構溜まります。細いドリチだとここに溜まった液体がダイレクトに口の中へお届けされます。
エアフローコントロールリング
▲硬い。すごく硬くて回らない。まあ、一度設定したら変えないタイプなのでありがたいですが。
そもそも1.0mmや1.6mmホールを使うときは、あまり用がないです。ほんとは音を少しでも小さくするために丁度のサイズに絞りたいんですが、位置によってヘンな音がしたりするので全開固定しちゃってます。
2.5mm・3mmを使って絞ってみたんですが、やっぱり笛鳴りがする位置がありました。ただ、絞るくらいならワンサイズ小さな調整パーツに付け替えればいいですね。
AFCは総じてあまり出来が良くないです。ただ、デッキ側でエアー調整できるアトマイザーなので、そもそも使う必要すらないように私は感じました。
出口大き目で入口は絞りたい、という人もいるかもしれませんが、そういうアトマは無限にありますものね。
ビルド&ウィック
今回はカンタルの28ゲージでいってみます。
▲やっぱり締めるときにワイヤーがぐっと横にもっていかれて、コイルがぐちゃっと崩れてしまいました。慣れるまできれいに組むのが難しそうです。ただ、締めたのにワイヤーをいじったら緩んだとか、コイルを整えようと引っ張ったら抜けちゃったみたいな事がないので200点を差し上げたいと思います。
▲24ゲージでも組んでみました。こっちは崩れにくいのでちゃんと組めますね。26くらいがベストかも(品切れ中)。
▲組み終わったときのコイル周りの感じといい、ミストの出方といい、うまげな気配しかないですよね。
リキッドチャージ
楽ーすごく楽ー。そう言えばこのタンクの一番の弱点がありまして、それは一回リキッドを入れたら最後、喫いきるまでデッキにアクセス不可能なことです。
ガラスタンクが上下の部品でそれっぽく挟まってるだけで、どっち側にもハマってないのでリキッドが入っている時は外せないのです。目いっぱい締めても結構緩くて、タンクがぐるぐる回せるくらいです。
ビルド後は少しだけリキッドを入れて様子を見て、問題ないのを確認してから目いっぱいチャージする方がよさそうです。
Hastur MTL RTAを喫ってみる
ただですね、エアホール調整のメインがデッキ内のエア出口パーツ取り換えなのに、リキッドが入ってるとバラせないのはちょっと面倒だったかなぁ。確かに一通り試して自分に向いたエアホールが決まったらそうそう付け替えるものではないのですが。
あと、ちょっと悪い点としてタンクがちゃんと固定されてないので若干ずれてます。ごく僅かにですがガラスとパーツの間に隙間が見えています。締め付けてもタンクがぐるぐる回っちゃいますしね。
でもそんなの関係ねぇぜってくらいには旨いです。
私の今一番気に入ってるアトマはNIXON V1.0ですが、こちらはストライクな人が多分少ないです。その点Hasturはかなり多くの人に受け入れられるアトマイザーじゃないかと思います。チャージは激楽ですし、エアは1.0mmの超絞りから重めのDLまで自由自在。誰でも快適に喫えるという点で、お勧めしやすいタンクです。
Authentic Cthulhu Hastur MTL RTA(Fasttech)
Authentic Cthulhu Hastur MTL RTA (3FVAPE)
動画
Siren 2 とどっちがおすすめですか?