Wotofo Profile RDAを無理やりタンクにしたような、メッシュビルド向けの豪快なタンクです。
商品提供:wotofoさま
もくじ
Wotofo Profile unity RTA
ブラック×グリーンのイメージカラーはそのままですが、フタがプラスチックになっていて中身が完全に見えるように。ショップにズラリと並んだ時には実に見栄えがしそうです。
WEBサイト等でデッキの写真を見た時に、こりゃさぞかしデカいアトマイザーなんだろうなあと思ったんですが、24mmタンクとしてはごく普通のサイズですね。タンク部分のガラスが狭いのでなかなか好みのルックスです。
- Profile Unity RTA 本体
- 5ml版ガラスチューブとエクステンション
- 取扱説明書
- メッシュビルド用ツール
- ドライバー
- nexMeshコイル (0.13 ohm)×2枚
- コットン
- 予備Oリング・ネジ・スプリング
スペック
サイズ | 25mm(径)×48.5mm(高さ) |
リキッド容量 | 3.5mm(5ml版タンクも同梱) |
リキッドチャージ方法 | トップフィル |
コイル | 専用nexメッシュ |
エアフロー | サイドフロー |
Profile Unity 本体部
まずはノーマル状態(3.5ml)。24mmアトマなのでそれなりにデカいですが、出っ張り部分があったり、バブルグラスタンクが採用されたアトマと比べるとだいぶアッサリとしていて小さく見えます。
こちらが5mlの状態。チムニー部を延長するパーツをねじ込んでタンクを交換するとこのサイズになります。さすがに長いなー。とはいえリキッド消費量が激しいタンクなので、場合によってはこのスタイルで使うことになるかもしれません。
トップ部はクイックリリースキャップ
ドリップチップはレジンの810。Oリングもしっかりしていて申し分ありません。上部が平坦なデザインですから、自由にドリップチップ交換できるのも良いですね。
キャップは裏側全面がパッキンになっているクイックリリース式。やや硬いですが漏れにも強そうでいい感じ。1/4回転くらいで開閉できるので非常に快適です。
底部
色々コラボ先が書いてあって賑やかなんですがちょっと特殊な底部の構造。ピン周りにパーツが切り替わっているのが見えると思います。デッキが内部で回転するようになっているのですが、中央の510ピンもそれに従って回転するようになっています。
分解&デッキ
こんな感じで、下段はRDAのデッキがそのまんま。その上にチャンバー、そしてさらにタンクが上に重なるようなお重みたいな構造です。なんというかRDTAっぽい。steam craveのアロマママイザーみたいな。
デッキとチャンバーを両方いっぺんに見た方が分かりやすいと思うので並べて。 チャンバーを噛み合わせて、クルクルとネジで締めると内部でデッキ自体が回るような作りになっています。メッシュとエアフロー・リキッドホールの向きが変化しないようになっているわけですね。
チャンバー側の大きな四角い穴と2ケの丸穴がリキッド経路。そして側面に見えるのがエアホールです。コイル斜め上からエアーが吹き付けるような構造です。
とにかくこのアトマでのウリは中央のセラミック部品。ドライバーで指している白い部品がソレです。
バネが入っていて、押すと凹むんですね。ここにコットンを置くことでメッシュに対して下から押し上げるような力が働きます。メッシュビルドはコットンが痩せたり、コットンがメッシュから浮いたりすることで激しいドライヒットが出るため、それを防ごうという目論見のようです。
また、ビルドする際にコットンを先に置いてメッシュで締め付けるという手順を踏む必要がなくなります。通常のコイル同様に中のコットンだけ入れ替えたりも出来るようになるわけです。コリャ素晴らしい!
デッキは主にメッシュ向けですが、ある程度は開くので幅広の大型コイルを中央にデデン!と配置するビルドも可能だと思います。でもせっかくだからメッシュで使った方がイカス。
ビルド&ウィック
こちらが専用のメッシュで0.13Ωという設定になっています。サイズもあらかじめ整えられているため、あとは装着するのみ。こりゃ楽でいいですな。気になるお値段の方も、10ケ入りで$12.99(オフィシャル)と割と買いやすい設定。
一応ジグが付属していまして、軸にクルンと巻きつけるとRDAに装着するのにピッタリのアーチになってくれるみたい。
表面はこんな感じで、編まれたメッシュじゃなくてパンチングメッシュみたいなものです。最近こういうタイプを見かけますが、ほつれたり引っかかったりすることがなくて使いやすいです。
ビルド難易度が10段階だとしたら1って感じ。整形されたメッシュを置いてただネジを締めれば終了!何のコツも要らずキレイにセッティングできるのは楽だなー。
一応取説にも書いてある手順なのですが、15ワット程度で軽く通電確認。中央から熱が通っていればセッティングはOKです。更に洗っておけばベターかな。
付属のコットンが凄い太さなので通るんかい?と思ったんですが、中央の白い押上げ部品の可動域はなかなか大きくて簡単に通すことができました。押上げる機構があるとはいえ、なるべくキチンと詰め込むことが肝要かと思われます。
あとはカットして、ウィックホールに押し込めばビルドは完了です。横の部分がモッサリしていますが、ここからもリキッドが供給されるためあまりコットンを減らさなくても大丈夫っぽかったです。
このメッシュらしい、糸を引いたようなミストが大量に出る感じ。バチバチした感じも全くなく、うまくビルドできていそう。
リキッドチャージする部分は案外細くて穴も小さいんですが、坂になってるあたりに適当に流し込めばスムーズにいきました。なにしろクイック式のキャップは楽です。
それじゃ喫ってみます!
MOD読みでは0.15Ωでした。推奨は60~70Wということです。デュアルバッテリー機や、シングルなら21700等のある程度パワーがあるMODがピッタリ。
まずは60Wで。
うーん、これは悔しい事に旨いですな。ミスト量もすげぇ。そして案外熱くもなく、メッシュにしっかりと空気が当たってる感じがする。立ち上がりも申し分ないし、パフボタンを離した際の切れ具合も良い。
ばかみたいにチェーンしてても、アトマ自体もそれほど熱くならないです。
そういえばエアホールは片側5ツ穴。勿論リングを回して調整できるようになっています。これも音鳴り等なく快適です。
ただ、あんまり絞っても濃くなる感じじゃなくて、単にミストが熱くなる感じがしました。3~4ツ開けが好みです。
お次は上限の70ワットで行ってみます。
爆煙。
部屋真っ白です。最早クラウドチェイス的な・・・。それでも熱く無く、普通に吸えちゃうのが凄い。ドライヒットも皆無です。
調子にのって80ワットいってみましょう。
超絶爆煙。
でも少し供給が追い付いてないですね。ドライヒットまではいきませんが、ドライ気味。やっぱり70WくらいがMAXでした。
ビルド楽、漏れない、爆煙で美味しい。専用メッシュなので替えの入手が気になるところですが、WOTOFO製品と言う事で入手は問題ないかなと思います。
良くない所は、リキッドがマッハで減ることw
あとはやっぱり低ワットでは全然物足りないので、持ち運びに便利なシングル18650とかではバッテリー容量&パワー不足となってしまうことでしょうか。
まあ、コレ外で喫わないか。ミスト出すぎで引かれると思う。
WOTOFO profile unity RTA(wotofo official)
カラーバリエーションも豊かで、非常に実用的なメッシュRTAのご紹介でした!