MTL向けのドリッパーです!MTLのRTAはラッシュでリリースされましたが、スコンカーブームなのでマスプロでMTL向けのRDAも充実してほしいなーと思っていたところです。非常にタイムリー。
商品提供:Vapeflyさま
もくじ
Vapefly Galaxies MTL RDA 外観
サンプル箱だったので、パッケ写真は割愛。ギャラクシィーーーズ本体!色は黒です。ちょっと先細りした感じのルックスなんですが、咥えた時のフィーリングを重視したのでしょう。とっても咥えやすいです。
横にはギャラクシーな感じの図案があるんですが、この星がエアホールになっているんですねー。実にユニーク。これがギャラクシーなのかどうかは良く分からないところですが、実に面白い発想!
Vapefly Galaxies MTL 付属品
本体・コイル・BFピン、Oリングと大量ネジ。この大量のネジは、マイナスネジと六角芋ネジ。本体に最初からインストールされているのはマイナスネジですが、好みで六角ネジに変更することも可能です。
それから私はこういうのが付属しているのは初めて見ましたが、クリーニングクロスが1枚付属しています。あっこれひょっとして新型のウィック?いや多分何かを拭く用でしょう。おそらくアトマイザーを見てよだれが出たら拭いてくださいねという事だと思います。
せっかくなのでヨダレとアトマを拭いて、その汚れたクロスをバックに写真をカマしてやりました。
付属コイル
付属していたコイルは、Ni80の単線コイルとブレイデッドコイル。これ、実物見るとビビります。こうして写真で見ると編み込んであるのが分かりますが、肉眼じゃ何コイルかも分からないほど緻密なんです。
マシン編みなんですかね?凄い。メーカーのスペックでは28ゲージの芯に44ゲージ×16を巻いた・・・みたいなこと書いてあるんですが、こうなってしまうと何がなんだか分かりません!
カラー展開
黒・ステンレス・ゴールド・レインボー。黒だけはキャップ上部とドリップチップの色が入れ替わっていますね。メーカーサイトによるとプラ部分はPMMAみたいです。茶色の半透明部分(ウルテムっぽく見える部分)はサラッとした質感じゃなくてツヤッツヤの高透明です。
クリアタイプ、そういうのも今後出る予定だそうですよ。こちらはキャップの厚みを稼ぐために24mmになっているみたいですが、デッキは全く同じだと思うので興味があります。Galaxies24という風に別商品扱いになるのかは分かりませんが期待。
今回のこのプラパーツの仕上がりからすると、プラキャップもかなりキレイなのでしょうね。
トップキャップ
ツヤッツヤすぎて中が見えています。んで、洗った水が入り込んで取れない・・・しばらく置いておいたら乾いたんですが、ココは取り外しができません。リキッドとかが入り込まないように注意。よっぽど垂らさない限り大丈夫だとは思いますが。
トップキャップ裏は複雑怪奇。3ツ穴が縦に並んでいるのは、外から見ると惑星の部分ですね。ドリチに向けてドーム状になりつつ、周囲には空回り防止のため切り欠きが付いています。
アトマイザー底部
非BFのノーマルピンが付属しています。せっかくのMTLドリッパーですのでスコンカーでも使いたいですね!スコンカーで使いたい場合は付属のBFピンに変更すればOKです。ピンはめちゃくちゃ出てはいませんが、メカスコでもまあ何とか使えないことはないかな・・・くらい。
ドリップチップ
MTL向けらしい絞り気味なドリップチップです。ベース部分は14mmと510規格のドリチにしてはかなり大きく、そこから9.5mmまで窄まって上部で10mm。
内径は3.5mmですが、上部底部ともテーパー形状になっています。好きな感じ。もうちょい上部がテーパーってた方が好きかな。様子を見ながら調整したいと思います。
高さは11mm。ご覧の通り本体のプラスチック部分となだからになっていますので、口当たりがかなりイイですよ。
デッキ
最近良く見かける挟み込みエアフロー。金色になっている部分がポジティブ接点です。Galaxies MTLの場合は中をわりと絞り込んでる印象。ウェルの回りの壁が分厚くなっているためウェル径は17mmです。ブロックも結構大きいのでブロック間の距離が7mmと狭めです。
小さなコイルを使っても十分楽しめるような構造になっていると思います。
Oリングは2本で、しっかりした太いものです。バチッとキャップが閉まるので快適。キャップ持って持ち上げたくらいでは決して抜けない感じです。
デッキ部外側のエアフロー機構部。ここに惑星の穴が並ぶことによってエアー調整ができるようになっています。これはvapeflyさんの図を見て頂いた方が分かりやすいと思うので拝借します。
- 1.5mm+1.2mm+0.8mm
- 1.2mm+0.8mm
- 0.8mm
と言う風に変更できます。つまり、開ける度に加速度的にエアホールが大きくなっていきます。全部0.8mmでも良かったかなと思いましたが、これがまあGalaxies RDAのウリの部分なので仕方ないですね。
3つ縦並びになっている穴以外の星はダミーですのでご安心ください。こちらは下2ケが解放されている状態です。
エアフローはスリーブを回すのですが、Oリングがかなりキッチリしているので硬めです。意図せず回ってしまうようなことはないです。そのかわりアトマの締めが緩いと、アトマ自体が緩んじゃうことがあります。
このGalaxies MTLの場合は、先にキャップ内部の写真で写っていた空回り防止の切り欠きがありますので、スリーブを持ったままグイッと締め付けてやればOK。アトマイザーを外す際もスリーブをグーンと回してやれば外れます。これはヒジョーに快適。
そしてもう一つGalaxies RDAのイカすところは、このエアホールにちょろっと見えるネジで出口のエアー調整もできてしまうのです。もう色々ありすぎて私混乱しております。
んで、コイルが組んであるとどのくらい開いているかは勘になってきますので、実際にちょっと調整しては喫ってみて・・・という感じになるんですが。
とっても楽しい。
コレ、とってもメンドイと感じる人もいるかもしれませんのでご注意ください。
エアホールの横にはわりと大きめのワイヤー留めネジ。これがまただらしない事に単線が抜けるパターンのやつ。最近本当に多いですね・・・。まあ幸いネジ自体は割と良く出来ているので気を付ければすっぽ抜けることはありません。
Galaxies MTL RDA ビルド&ウィック
付属しているスペースドコイルで組んでみます。ご覧の通りジグが乗っかる溝があります。なのでこの様にジグごとアトマに乗せて、コイルを上からグイッと押さえたままネジが留められます。
何がイイかというと、ネジ締めた時にコイルの足が曲がったり、コイルが乱れたりしない。とってもビルドが楽です。そして、あとは好みのところまでコイル高さを調整してあげればOK。ビルド初心者の方にもオススメできます。
とりあえずエアホールがコイル下半分にぴったり当たるくらいの高さにしてみました。エアホールが近いので、DLアトマのようにすごく高くする必要はないかなと考えてこのくらいのセッティングです。もちろんまだ高さに余裕はありますので、キャップやドリップチップに接触しないでコイル高さを上げることも可能です。
ジグを当ててくんであげると丁度エアホールくらい。そこから下げることはないと思いますので、組み終わったらジグを引っ張り上げて調整する感じです。
Galaxies MTL RDA でVAPE!
んお、これは好きな感じ!!ドローもスムーズだし、今回ビルドしたコイル位置ではダイレクト感はありませんがフレーバーはとても良く出ていると思います。ドリチも咥えやすいなぁ。キャップの熱を遮るプラスチックパーツの形状もあり、かなり喫いやすいです。
あっそうだ横のエアホールをネジで調整しなきゃ・・・。
うんすっごいめんどくさい!
今回のビルドでは、散々試した結果全開が一番いい感じだったという残念な結果となりましたが、セッティングによっては絞って旨味になることもあると思います。そういった時にはネジでエアー調整が可能。
片側半開、片側全開とかいう変則的なこともできます。メーカーのGIFアニメを見る限り、そんな使い方も想定しているのかもしれません。ちなみに両側激絞りするとちょっとジュルジュルした感触がします。
ただネジで絞った際は実質的にエアホールの位置が下がるので、コイルセッティングと合わせて考える必要がありそうです。めちゃくちゃメンドk・・・楽しいです。
スコンカーで使ってみた。
スコンカーでの使用感も良好です。リキッドの残り具合も丁度良く、ある程度残りつつ無暗にビタビタになってしまわないという感じでした。
まぁ何しろこれだけ凝った構造で実売20ドルくらい。vapeflyさん、参りましたー。
(HEAVEN GIFTS)
Vapefly Galaxies MTL RDA
Vapefly Cover for Galaxies RDA
(3FVAPE)
Authentic Vapefly Galaxies MTL RDA Rebuildable Dripping Atomizer w/ BF Pin
動画は出さないですか?