スライド式のエアフロー機構を備えた、細身のスティックPOD。サイズとバッテリーライフのバランスに優れたMTL専用POD、DORIC20です。
商品提供:VOOPOOさま
DORIC20
先日ご紹介させて頂いたDORIC60の小型版です。VOOPOOの中ではVシリーズというラインの製品になります。
パッケージ内容・付属品
- DORIC本体(POD組込済)
- 1.0Ωコイル(ITO-M2)/ 1.2Ωコイル(ITO-M3)
- USB Type-C 充電ケーブル
- 取扱説明書
スーパーシンプルだけど、すごく美しいPODです。余分な出っ張りがないデザインで、少し文具っぽさも感じます。
逆サイド。こちらにはエアフロー調整のノブと、充電用のUSB Type-Cポートがあります。ロゴも控えめでシンプルさが際立ちます。
上から。PODと本体のギャップも少なく、シームレスに見えるのが非常にかっこいいですよね。また、吸い口もMTL専用と割り切って小口径になっているのが凄く良いです。
底面はVOOPOOが最近得意のラバータイプ。机に置いた時にゴンと言わないので使いやすいんですよ。でも、このPODは19mmとすごく細身なので立てておくとさすがに不安定かも。
USBポートとエアフローのノブ。横にスライドすることで調整できるようになっています。小さな穴3つなので、全開でもMTLで丁度いいかなというくらい。絞るとかなりの重たいMTLになり、全閉では吸い込めないほどの密閉度があります。
PODは出っ張りでパチンとはまるタイプ。すごくしっかりしています。ちょっと着脱する際に硬いかなと感じる位です。ですが、おかげでガタが全くのゼロですし、本体とPODのズレもなく見た目にも一体感があって素晴らしいと思います。
もちろん隙間がないおかげで余分なエアーを吸い込まず、先のエアフロー調整が非常に効果的に使えるようになっています。
PODは直径19mmで、リキッド容量は2ml。チャージは取り外して側面のフタを外して行うというベーシックなスタイルではありますが、PODから出ている部分がすべて透明になっているので見た目が凄くいいですね。
吸い口は4mmくらいかな?従来のPODは結構大きめになっていることが多かったですが、MTL専用と割り切って小口径になっているのは味の面でも良いと思います。
付属コイルはITOという小型コイルで、この小ささでなんとメッシュコイルです。8~12W・10~14Wの二種が付属していました。むやみに低抵抗なコイルを付属しなかったというのは個人的にはとっても評価が高いところです。
コイルはPODの下面から押し込む形で装着します。一応向きが決まっていますので、切り欠きがきちんと奥まで嵌るように装着してあげます。
エアーの取り回し経路を工夫することで漏れにくくなっているとのこと。試しに何日か立てて置いておきました。喫った際に余分なリキッドがジュルっとはしましたが、POD下面には全く漏れていませんでした。充分機能していると思われます。
実際に使ってみます。
リキッドをチャージしてみました。透明PODなので残量がはっきり分かって便利です。見た目も良い!
充電を行っているところです。内蔵の1,500mAhバッテリーは、側面のUSBポートにType-Cケーブルを差し込んで行います。1.5A充電に対応しているので、1時間で満タンまで充電されるとのことです。
パフボタンすぐ隣にあるインジケーターです。バッテリー残量は色の変化で分かるようになっています。これは最近VOOPOO製品で多かった3ランプのインジケーターに比べると直感的に分かり辛いかな。しかしあくまでエントリー機としてコスト重視だったのでしょう。
オートバッテリー機ではありますが、このパフボタンを自分で押す事でマニュアルスイッチとしても使えます。
ただ、今回もオートのスイッチが非常にレスポンス良く、オートで使っても全くストレスを感じませんでした。吸い込んだ瞬間にタイムラグなくスパッと電源が入りミストが出てくれます。
DORIC60と比べるとすごく小さいです。このサイズで1,500mAhバッテリー、53gという軽さは持ち運びに最適です。MTL専用なのでバッテリーも1日持っちゃう。多く使ってバッテリー切れしても、少し充電すればまた使える感じで、すごく便利です!
エアフロー調整は完璧で、コイルはシルキーというよりはダイレクトな感じで風味は強く出ます。小型コイルとしては相当に良いと思います。これは傑作。
全5色。ぜひ公式サイトでチェックしてみてくださいませ。
フリーマックスのオニックスと迷っているのですが味はどっちが濃く出る感じですか?よろしくお願いします。