トリプルバッテリーMODであるTINKERに超絶爆煙クリアロマイザーCOLUMNを組み合わせた爆煙スターターのご紹介です!
商品提供:WISMECさま
もくじ
WISMEC Tinker with Column
TINKERキットのスリーブに、TINKERとCOLUMNの箱が2ケ入っているというパッケージでした。別々にはなっていますが、デザインも統一されておりますので合わせて使うのを前提とした製品だと思います。
まずはTINKER本体の方から見てみます。
でけぇよ。それにしても有機的というか、一風変わったデザインです。TINKERはクラシックな運動靴をイメージして作られているそうです。なるほど確かにスポーティーな感じがするルックスに仕上がっています。
TINKERという名前ですが、ひょっとするとエアマックスの生みの親ティンカー・ハットフィールド氏から来ているのかもしれませんね。
私はローテクスニーカーしか買った事がないのでエアマックス等は詳しくないのですが、こういったデザインのものがあったのでしょうか。
後部は硬質ラバーっぽい質感のグリップが付いており、ディンプル状のテクスチャもあるおかげで握り心地はすこぶる良好。
スペック
サイズ | 44*56*78.3mm |
重さ | 203.6g |
アトマイザー接続 | 510 |
対応バッテリー | 18650×3本 (放電レート25A以上) |
Output mode | VW/TC-Ni/TC-Ti/TC-SS/TCR |
出力 | 1~300W |
使用可能抵抗値 | 0.05~1.5Ω(TC) /0.05~3.5Ω(VW) |
充電レート | 2A |
510接続部。スプリング式になっています。接続部はパフボタン側に寄っており、案外使ってみるとそれほどデカさは感じさせません。
ボタン類
波紋のような柄が入ったパフボタンと、+-ボタン。配置としてはごくごくベーシックで使いやすいです。特にパフボタンは大きく、指触りでも分かりやすいので良いですね。
下の方が出っ張っていて押しやすいです。押し心地も非常にしっかりしたものとなっています。ただ、パフボタンはかなりスプリングが重いです。バー状で握りこむようなスイッチは重いものもありますが、このように指で押すタイプとしては過去最強。私としてはガタもなくはっきりした押し心地で嫌いではないのですが、ただでさえ大柄なMODなので手が小さい女性などでは指が疲れちゃうかもしれません。
バッテリーアクセス
MOD底部にはスライド&ヒンジ式のバッテリードア。ベントホールも見えますね。非常にしっかりしており、ちょっとトントン叩いたり、机のビルドマット上で引きずったくらいで開いてしまうことはなかったです。
ヒンジもしっかりしていてズレもなくて気持ちいいバッテリードアです。ただ+-の表示がすっごい分かりづらかったです。3本バッテリーということで、毎回良く見ないと向きが分からないので、もう少し分かりやすく工夫して頂けるとユーザーとしては助かるところ。
スクリーン
スクリーンはカラーです。明るく明瞭な表示で分かりやすいですが、スクリーンの大きさからすると文字はやや小さめかな?
操作系はいつものWISMEC製品と変わらず、3クリックでメニューが出ます。大きなカラースクリーンだけあって操作に戸惑うことはありません。
Column アトマイザー
予備タンク・予備コイルも付いています。タンク・コイルとも本体に予め付いているものと同じでした。
分解等が行いやすいよう、ローレットが刻まれていて見た目のアクセントにもなっています。直径は28mm、高さ54mm。リキッド容量はなんと6.5mlの大容量!
トップ部分はスライド方式でリキッドチャージが行えるトップフィル。 ドリップチップもカラーマッチした透明なブルーです。
スライドしてフィルホールが見えた状態。ドリップチップのOリングは本体側に着いていて、810ドリップチップと互換性があります。クリアロマイザーでは割と珍しいですが、好きなドリップチップが使えるので嬉しい所。
底部です。エアフローの調整リングがかなり重厚。センターピンは固定式ではありませんのでメカニカルMODでの使用は避けた方がよろしいかと思います。(そもそも使えるような抵抗値でもありません)
ネジって分解してみました。コイルが上下のパーツを繋ぐ役割をしているので、かなり簡素な作りです。タンクはバブルグラスですが、盛り上がりは少な目ですっきりとした見た目。
コイルはトリプルバッテリー機と組み合わせるだけあって100Wまで対応する大型シングルコイル(パンチングメッシュ)です。底部のエアホール部も極限までえぐってあり、かなりスムーズなエアフローが期待できそうです。
コイル内部の内径もとても大きいです。 実際にメッシュになっているのは下1/3くらいで、あとの部分はチムニーのような感じ。
エアフローコントロールは6ツ穴が両サイドに開いています。回した抵抗感も丁度良いですし、エアー量の調整自体も実にうまくできています。
組み合わせて使ってみます
トリプルバッテリー機は、同銘柄・同ロットのバッテリーを3本揃えて使うのが少しばかり面倒ですね・・・。
さてさて、パッと見た感じは案外背が低いです。MOD部分だけだと高さ78mmと低く仕上がっていて、写真で見ると小さいMODなのかと錯覚してしまいます。
しかし、手に取ってみるとなかなかのボリューム感です。200g超の重量+18650バッテリー3本+アトマ。リキッド満タンでジャスト400gというモンスター!
持ちやすさの方も、大きさの割には工夫されていて握りやすいとは思います。中指だとぐるりと回るけど、人差し指だとギリギリ届かない感じ。
そこそこ手がデカい私でもそのくらいなので、やっぱり日本人向きではないグローバルなサイズ感になっているみたいです。
スイッチのフィーリングや、フタのしっかり感、見やすいカラー画面などは魅力的なんですが、持ち運びにはすこぶる不便そう。というか持って行かない。
ただし、ハイパワーでVAPEするという点に関してはバッチリです。300ワットはちょっと使い道が無いのですが、セットのクリアロマイザーで100ワットで吸い続けてみた限り、MODも熱を持つこともなく安定して使うことが出来ました。底部の面積が大きく、机でドッシリと安定して置いて置けるのも良かった。ただ、欲を言えばもう少しだけ軽ければ・・・。
400グラムはさすがに!
ちなみにCOLUMNアトマイザーですが、これまた結構良く出来ています。推奨ワッテージのMAXである100ワットでは若干供給不足も感じるものの、ドライヒットとまでは行きません。しっかりとミストが出てくれて超爆煙が楽しめました。
80ワットくらいなら完全に供給も追いついていて、バシバシとチェインVAPE可能。味も美味しいですよ。デカさ、重さ、3本バッテリーの充電の面倒さが許容できれば案外アリなのかも。
ちなみにカラバリは3色。白×赤がメインの色なのかな??可愛らしいです。私としては同じようなコンセプトでデュアルバッテリー版が出たら嬉しいなと思います。