初めてコイルを巻く、初心者の方向けの記事になっております。コイルの巻き方には、人それぞれ色々な流儀があると思いますが、これはあくまで私のやり方で一例です。
前回はコイルを作るために必要なツールをご紹介いたしました。今回は実際にコイルを巻いてみる所をやってみます!
動画も作っておきましたので、こちらの記事と合わせてみて頂くと分かりやすいのではないかと思います( ゚Д゚)
もくじ
コイルを巻く動画
ただ巻くだけですがやっぱり動画だと分かりやすいと思うので参考にしてみてください。
巻いてみます!
前回説明した通り、平均的と言える太さのワイヤーは26ゲージ~28ゲージ。今回説明の写真では28ゲージを使ってビルドしてみますね。もちろん26ゲージでも方法は変わりません。26の方が型崩れしにくくて巻きやすいかもしれません。
今回はVAPE用品ブランドのUD製ワイヤーを使ってみます。緑のスプールがかわいいSS316ワイヤー。
まずはスプールから適度なワイヤーを取り出します。12cm程度あれば足りるのですが、少し慣れるまではドバーっと20cm程度で作って、余ったところは切って捨てちゃっていいと思います。成人男性なら親指と中指をぱっと広げた位でしょうか。
作業する際に端っこを引っ張ったり、組み付ける際にもワイヤーの長さに余裕があった方が作業がしやすいので長め長めにしています。
なので贅沢に20cmくらい使っちゃいましょう。かなり高いワイヤーを使っても、10mで500円くらいです。1mで50円ということは、20cmなら10円です。コスパ凄い!
抵抗値について
最初にコイルビルドにチャレンジされる際は、テクニカルMODを使われることをオススメします。なぜならコイルを巻き終わって組み付けた際、抵抗値が多少思ったのと違っていても全く問題なく吸えるからです。また、安全機構も備えられていますので万一のショートなどに対しても比較的安心です。
メカニカルだとバッテリー側にパワー調整機構がありませんから、コイル作成自体がパワー調整となります。自分の好みに合わせてワイヤーの選定、巻き数、径などを考えて巻かなければなので面倒です。その面倒がとっても楽しいのですが、まずは今回テクニカルMODで使う事を前提とさせて頂きます。
事前にどのくらいの抵抗値になるのかをチェックすることができるアプリ、「Vape Tool」というようなものもあります。
巻き軸の選定
コイルを巻き付ける軸の太さですが、2.0mm~3.0mmを使うことが多いでしょうか。大きいコイル前提のアトマだと3.5mmや4.0mmを使うこともありますが、太いと少しコイルが巻きにくいですし、逆に細すぎると供給が厳しくコットンが焼き切れやすかったりします。最初のオススメは巻きやすくてコットンワークもしやすい2.5mm~3.0mm。
慣れてきたらアトマイザーや好みのパワー帯によって色んな太さで組んでみると楽しいと思います。
今回は入手しやすいという点で100均のドライバーでやってみます。太さは3.0mmです。
一番ベーシックなコイルはスペースドとマイクロ
まずは写真なのですが、
スペースドコイル
マイクロコイル
このような違いがあります。グルグルの間がくっついてるか離れてるかですね。一概にどちらが優れているという訳ではなく、アトマイザーとの相性や吸い方によって変わります。実際組んで吸ってみないと分からないというのが正直なところです(・ω・)
それでは順に巻いてみます。
スペースドコイル
まずは棒に適度な感じでスキマを開けつつ、グルグルグルと巻いていきます。幅にムラがあってもOKですが、隣とくっつかないように気を付けてくださいね。
緩みが無いようにしっかり常に引っ張りながら巻いていきます。とりあえず12回転くらいで良いでしょう。
そしてもう一回引っ張っておきます。
そして、指でギュイっと寄せてあげれば(ぐちゃぐちゃ(^◇^))
弾力で勝手に少し戻るので均等に隙間が空いたスペースドコイルの完成です。
あとは左右共に引っ張って余計に巻いた分を外してやります。これは隅っこの方はワイヤーが崩れたりするので、余分に巻いておいて外した方が楽にきれいになるからです。
完成!寄せた時はグチャグチャですが、案外きれいになります。
コイルジグを使った場合
コイルジグで巻くと勝手にくっついたコイルになってしまうので、軽く引っ張って伸ばしてあげて、それからギュッと寄せてあげます。すると少し弾力で戻ってほどよいスペースドになります。
こちらも何巻か余分に巻いていて、最後に完成してから引っ張って外して希望の巻数に仕上げるのがキレイに作れるコツかと思います。
マイクロコイル
棒に巻いていくのですが、今回は隣のワイヤーとちゃんとくっつくように巻いていきます。多少のスキマはアトマイザーに組み付ける際に修正できますので、極力ワイヤー同士を近づければOKです。
これまた少し余分に巻いておいて~
隅っこは外してやります。
いかがでしょうか?うまくできたでしょうか。多少フニャリとしてたり、スペースの間が不揃いだったり、逆にマイクロコイルで隙間が空いていたりするのはご愛嬌です。味に影響するほどの事ではないので気にしないでOKですよ!
色んな凝ったコイルもあります。
ワイヤーを組み合わせたりして、色々なコイルを作ることもできます。最近ではRBAを買うと付属しているコイルはその手のものが多くなっていますね。
私がやってみたビルドです。大した作品はないですが、逆に言えば誰でも再現できるものなので(ドリルとかの工具が必要になる場合がありますが)良かったら皆さんもトライしてみてください(*´ω`)
このブログ見てRBAに興味をもって初めて本日初ビルドしました。
YouTubeなので美味しいとか言ってるのをあんまり信じてなかったのですが、クリアロと比べると本当に濃厚な味がするんですね。ちょっと感動しました。
vapeをニコチン補充ぐらいに考えてたんですがリキッドの味が全然ちがうんですね。
YURIでSS316、シングル、12巻きの3ゲージ初心者のビルドでもすごく美味しかったですよ!!ただ1Ω目標にけっこう巻いたのですがあまり高抵抗にならず0.8Ωまでしかだせなかったです。ピンセットで挟む事ができずに隙間の空いたビルドでこれでデュアルでは抵抗値が低いかなって思って、結果シングルでのビルドになりました。
次はカンタルワイヤーで高抵抗でチャレンジしてみたいと思います。
またえっふんさんのはじめてのコットンワーク編も機会があればよろしくお願いします
( ^ω^ )