小型の一体型VAPE Laisimo NANO Y1 のレビューです。
Eleaf・iCareのヒットは記憶に新しいところですが、やはり軽くてシンプルなのはイイぜってことでしょうか。
iCareはオート機構でとことん初心者向けに徹していましたが、NANO-Y1の方はマニュアルバッテリー、しかも0.8Ωコイルなので、ある程度煙量が欲しい人をターゲットにしているのでしょうか。
電子タバコVAPE.net さまからのご提供です。
早速 NANO Y1 の外箱から
この価格帯の商品がちゃんと化粧箱に入ってるんすね・・・。
内容物は
- 本体
- USBケーブル
- コイル2個
- 取扱説明書
- 保証書
です。
見ていく前に、まずはコイルを箱から出してリキッドを馴染ませておきましょう。
スペック
- 高さ97.3×幅28*厚さ15mm
- タンクリキッド容量1.6ml
- バッテリー容量 950mAh
- 付属コイル 0.8Ω
- ショートプロテクション
- 低抵抗プロテクション
吸い口・スイッチ周り
キャップを外すとこういう風になっています。飛び出てる部分にあいてる穴が吸い口、下の方に・・・と3つ開いてる小さな穴がエアホールです。ミニタイプにも関わらず、ボトムからコイルを抜けて吸い口から出るオーソドックスなボトムフローなのはいいですね。
充電口はココ。MINの文字が見えますが、最低でもここまではリキッドを入れておいてくださいね、という印です。
質感はお値段なりで、少しへにょったプラケース、パーティションラインやバリなんかもちょっと出ちゃってる感じなんですが、デザインは悪く無いですよ。特にアイフォーンチックなファイヤボタンは大きくえぐれてていい具合に親指がフィットして気に入りました。
操作としては5クリックでスイッチオン/オフ、ボタンを押して吸うだけのシンプルなものになります。いいですね!
早速使っていってみましょう。
コイル装着・リキッドチャージ
吸い口はハマってるだけなので、上に持ち上げればポンと外れます。ポンダバー方式。まずはリキッドを注入する前にコイルを装着しますよ。
コイルは0.83Ωでした。
ここに軽くネジこめば大丈夫です。
そして中央の穴からダバーっとリキッドを入れたら、さっきの段階でコイルにリキッドも浸して置いたので、準備OK。
Laisimo NANO Y1実食
50g以下、このサイズのスティック状の電タバから
これほどの煙量が出る事に
正直オラは驚いていた
のは最初の10分。
ドライでドライで仕方ない。
強く吸って負圧でリキッドをコイルに送るという旧時代の荒業も駆使しつつ頑張って吸ってみたんですが、フィードホールは極小、コイル自体も小さくリキッド保持量が少ない所に0.8Ωでカマしていくスタイルなので、あっという間にドライになってしまいます。
これ、リキッド入ってて吸ってる最中なのにカリッカリにドライになってしまってるんです。VG50のリキッドなのでそんな硬くないんですが。
フィードホールを1.5mmに拡大してみたら大分改善されたのですが、それでも厳しい。単純にコイル自体が小さすぎる。
1パフはMAX2秒、吸ったらちょっと待つという運用が必要です。
フタについて
リキッド注入口を塞いでいるのが、ポンとハマっているだけの吸い口パーツなので、外れてポケット内ビタビタ事故を避ける為にキャップが付いているんです。
そのキャップがVAPE中には邪魔だよなぁって思ってたんですよ。
んん?なんだべこの金属片は??
磁石Yeahhhhhhhh!!!!
でもくっ付けて吸ってたら外れて転がって行きました。普通にポケットに入れておくのがいいですね。
総評
- サイズの割にかなり持つバッテリー
- かわいい外観
- 驚きの50グラム切り
- キャップをポンと外して簡単リキッド補充
- ぎりぎり肺直もいけなくもないスムースなドロー
- マニュアルスイッチ
- そしてその良い点を全て台無しにするコイル
惜しい!惜しすぎる!!!コイルが改善されれば、VAPERでもサブ機として持ってて面白いんじゃないですかね。強ニコにしといて喫煙所で一服専用とか。この形ならプルーム・テック・アイコスをちらほら見かけるようになった今、非常に受け入れられやすいと思います。
今日はフィードホールを2mmに拡大してホリゾンタル1.5Ωで組むぜ・・・!