もくじ
TEMPLER RDA by AUGVAPE
TEMPLER RDAは24mm径のデュアルコイル用ドリッパー。ネジ1本でベロシティ配置の4つ穴が全部いっぺんに留められるというデッキを装備しております!
商品提供:Augvapeさま
パッケージ
これまたいつものラーメン柄の筒。これって微妙にアトマによって長さ違う!と思ったら目の錯覚でした。RTA用とRDA用で長いのと短いのが2種類あるのかな?
とにかくこの筒は開封のワクワク度といい、防御力といい大好きです。
デデドン!かっこいい!青メタリックで、かなりギラついてます。AUGVAPEの製品はいつも表面仕上げがきれいで嬉しくなります。
付属品
予備のOリング、BF用のポジティブピン、510ドリップチップアダプター。わりと付属品が少ないですね。そのかわりポリカのフロストキャップ(AUGVAPEの説明ではBullet Capと書いてありました)が付属しています!
外観
スリーブ側面にはロールシャッハテスト。トップキャップにはTEMPLARの文字が入っています。皆さんにはなんの柄に見えますか?
このアトマイザー、カラー展開はシルバー・ブルー・ブラックなんですが(フロストキャップはどの色にもおまけで入っています!)、私の手元にあるブルーはテンパーカラーみたいな感じです。金属の質感がバッチリと残っていてとても美しいメタリックブルーになっています。
ステップ調整式のエアフローが向かい合わせに2か所。シングル用のオプションはありませんので、デュアルコイル専用のRDAです。
ドリップチップ
本体がド派手なだけあって、ドリップチップはシックな黒デルリン製です。高さは5.5mmとかなりのショートタイプです。
直径は16.5mm。内径は11mm(下部)→13mm(上部)。ほぼ筒抜けみたいなワイドボアです。
接続部12.67mm。トップキャップにはかなりのジャストフィット具合で、一回付けると外すのが大変くらいにガッチガチです。
510ドリップチップを使う際のドリチアダプターもガッチリ!上から外すの無理くらいです。
内径もほどよく、アダプターを介して510ドリップチップを使ってもグラグラした感じが全然ないのはとってもいいですね。そして、このアトマは絞っても楽しいタイプなので510ドリチもアリ!
トップキャップ
エアーを遮る部分が段々になっているので、トップキャップを回すに従って上の段から順番に閉じていきます。スリーブからの飛び出しは少ないですが、ロゴが入っている段差の部分が非常に指掛かりが良くてスムーズに回せます。トップキャップのOリングもかなりキチっとしています。
内側はこんな感じで焼け色っぽくなっています。上部へは軽くドーム状。
スリーブに凹があり、ピッタリとはまるようになっています。最初ここが外れるのが分からなかったくらいスムーズに繋がってくれます。
スリーブ
いやーほんとキレイ。トップキャップの下部はかなり厚みが薄いです。
下から覗くとこのような凹みがあり、ここにデッキの凸が噛み合うようになっています。空回り防止という意味では良いのですが、ちょっとかみ合わせが悪いのかデッキをはめるのに苦労します。すでに傷がかなり入っていますね。少し削ればかなり具合が良くなりそう。
オプションのバレットキャップ。ドリチ無しで使うタイプで、コンペキャップみたいな感じですね。
エアフローが斜め下に叩きつけるような感じで、ハイワッテージでもミスト温度が喫いやすく落ち着いた感じになりそうです。
こちらも切り欠きにはまるように凹みがあります。クリアタイプのキャップで見ると分かりやすいですね!
デッキ
非常に特徴のあるデッキです。丁字型のクランプ内の2か所と下部の2か所にワイヤーホールがベロシティRDAのような配置になっており、上部の大きなネジで全部が連動して締められるというタイプです。
また、スリーブ色がシルバーとブラックのものに関しては、丁字型の部品が金色みたいです。
ネガポジ接点が上下に分かれているタイプはありますが、これはベロシティ同様に右側2箇所がポジティブポール、左側がネガティブポールです。そのままではショートしてしまうので、丁字型の部品には絶縁材が付いています。これはジルコニアだそうで、要するに黒いセラミックピンセットと同じようなセラミック系の絶縁素材ですかね。
510ピン・BF(ボトムフィーダー)とスコンカーへの対応
AUGVAPEロゴとシリアル。こちらはBFピンではないノーマルピンです。マイナスネジで着脱可能ですが、出代の調整はできません。
BFピンに交換してみました。こちらも-ネジで締めることができますが、リキッドの横モレを減らすために端っこまではネジ山が切ってありません。
ちなみにピンを外してもデッキ内のポールは圧入されているみたいで、ガッチリとハマったままでした。
リキッドの出口が目視できなかったので、実際にスコンカーを付けてボトルを押してみました。ポール間の小さな隙間から出てきました。
TEMPLER RDAを使ってみる!
そういえばデッキの所で書き忘れちゃったのですが、上下二段タイプなのですがネガポジが左右で分かれているので、コイルの足両方を下段に突っ込むということも可能です。
太いワイヤー・細いワイヤーとも非常にしっかり留まるのですが、デュアルで組んだ場合は4か所を1本のネジで止めるためどうしても強く締めたくてウーン!と力を入れてたら手が滑ってドライバーが手に刺さりました。皆さんはこうならないように気を付けてください(´・ω・`)
4か所独立した穴なのでビルド自体はしやすいのですが、ネジは1か所のためとりあえず片側留めるということができません。両方位置を合わせつつ締めなければいけないので、その点だけ少しコツが要る感じでした。
とりあえず単線で組み直してドバーーーー!とドリップしてみました。ネジ部分から左右に分かれてコイルと中央のブロック間を落ちて行ってくれるので、ドリップ時の漏れは心配なさそうです。
今回24ゲージで組んだため、まずは40ワットくらいで。スー。かなりドローはスムーズです。通常スリーブで全開だとかなり軽い。上の1段を閉めてもまだまだ軽くスムーズです。
旨い!ステップ式のエアフローホールがうまく働いてます。どこで止めても全く変な音なし。
個人的にはキャップとデッキのはまる凸凹にもっと遊びを付けてほしかったです。嵌めにくいというのももちろんそうなのですが、このエアフローホールの形状だとキャップを若干回して着けたいことがあるからです。
ピッタリ決まった一点にしかキャップがはめられないので、その点の自由度は無いですね。もちろんコイルを左右に若干寄せてビルドする等の方法はあると思いますが、喫いながら調整出来た方が良かったのではないかなと思います。
でも、アトマの開閉で空回りしないのは便利ですね。
バレットキャップの方ですが、思ったよりドローが重たい。ノーマルキャップの2/3開けより若干重いくらいなので、コンペキャップかと思いきや実はフレーバー向けに使えちゃうキャップでした。これ、こっちの方がウマイまであるんじゃ・・・。
これはベーシックなサイドエアフローのアトマとして非常にヨイですよ。スカスカから絞り気味DLまで隙が無いです。バレットキャップのドローの具合が好みに合えば、これまた大分いい感じです。
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