Phil Busardoさんは、Aspire Speeder KitですらMTLで吸う男の中の男。
Youtuberとのコラボ商品がバンバン出る中、なんでPBusardoプロデュースでガッツリMTLのタンクが出ないんだい?と思っていました。
来ました。
もくじ
Innokin ARES RTA
商品提供:Innokinさま
YouTubeのチャンネル、Taste your juiceのPhil BusardoさんとVapingreekのDimitris Agrafiotisさんのプロデュースによる、ARES RTA。MTLと言えば真っ先に私が思い浮かべるのはPBusardoさん。そのぐらいガチのマウス・トゥ・ラング愛好家。
PBusardoさんの動画
私が語るよりもこの動画でご本人が全て言ってるんですが、これ小一時間あって私も見てて若干疲れたのでw、要約しつつ感想なども述べられればと思います。
それにしても、こんな嬉しそうなオッサンみてるとこっちまで嬉しくなるダルルォ?
Innokin ARES RTA パッケージ
もうこの純白に青いワンポイントのパッケージはお決まりですね。サムシング・ブルーです。
パッケを開けると、そこにはいきなりお2人の肖像。この2人並ぶと結構「濃いめ」であります。
そして、フィル×デミです。デミ×フィルかも。まあとにかくウホッ仲良しです。このハートマークはアトマにも隠されているので、買った方は探してみてくださいね。
説明書はペラっとした紙で非常に明瞭。多言語ではないけれど、絵で直感的に分かるし見やすくて好印象です。
裏面はアトマの図解です。
ARESパッケージ内容
- ARES RTA本体
- オーガニックコットン
- プリビルドコイル×2ケ
- カンタルワイヤー1メートル
- ネジ(プラマイのセット)
- カラーOリング(黒・白・緑)
- ドリップチップ(クビレとストレート)
- クリアガラス・スモークグラス(クリアは本体装着済)
- ねじ回し
- Philsビルドツール
- Dimiビルドツール
くっそ盛りだくさんでびびるんですが、これは「誰でも好みの感じでサックリと使えますように」というコンセプトのタンクだからでしょうね。ワイヤーまで付いてるのは珍しいです。
ARES RTA 本体
何を思ったのか、スモーク仕様のタンクで写真を撮ってしまいました。だって透明タンクだとクリアロみたいだったんですもの!形状としては非常にベーシックながら、かなり高めのスカイ・デッキで迫力あります。チムニー形状も東京ドームかよっていうくらいにマルマルしてて、この辺はわりと独特。
トップキャップ
ここにドリップチップを挿してください、という矢印ではありません!
シャコッ!とスライド方式のチャージホール。これは本当に楽ですよねぇ・・・。クリアロでは多くのものがスライド方式なんですが、RTAだと案外少なくないですか?でも、脳が切り替えられてないみたいで、チャージの際に何度も回そうとしてしまいました。
これはリキッドをチャージするときに、フタを外したくないということで採用されたみたい。例えば運転してる時に信号待ちでチャチャっと入れたいという場合などは、ネジ式とは桁違いの使い勝手だと思います。
一つだけ難点があるのですが、ここよく見るとトップキャップが傾いちゃってるんですよね・・・これは頂けない。私こういうのダメなタイプ(´・ω・`)
早速innokinさんに確認してみました。曰くこれはたまたまの不良品だそうで製品ではちゃんと真っすぐになっているとのご回答を頂けました。
まあ私のは傾いちゃってるので良くはないんですが、漏れるわけでもないので使うのには全く問題ないので良かった!
底面・510接続部
底面はいう事なしですね。AFCがほぼツライチなんですが、極わずかに底面より高くなっているようです。MODにねじ込んでもAFCの回りが渋くなるようなことはありませんでした。とってもイイです。
ドリップチップ
ドリチは2種類付属します。上から見ると形状は違えど内径はそれほど違わないようにも見えますが、実はくびれ型の方が内径が広いです。
こんな感じで、ストレートは内部もストレート構造、くびれの内部はワイドのストレートで、吸い口だけ狭くなっています。若干背が高めです。アトマに口が当たるのは避けたい、だけどあんまり長いのもダサいということで拘ったドリップチップの長さだそうです。
確かにバッチリ咥えやすい形状で、アトマに口が当たらないので快適そのもの。とくにくびれ形の方は穴の形もユニークでいいですね。
Oリングはかなり緩め。喫ってて緩んで半ヌケになっていたりするので、もうちょっと調整していただけると嬉しいです。
デッキ
私は「がんばれ森川君2号スタイル」と呼んでいますが、NIXONと同じようなシャワーヘッドみたいにピンホールが多数開いているタイプのエアホールです。
イメージ的にはまんべんなく空気が当たるような感じに見えます。あと、穴ひとつひとつが非常に小さいので結露したリキッドが入り込みづらいです。
更に、エアホール横にはウィックがホールに触れてしまって伝って漏れることを防ぐため、コットンをヨイショと持ち上げてくれる壁が付いています。吸っててジュルジュルする要因を徹底的に排除したようです。
ネジは六角が好きじゃないそうで、フツーのドライバーでヤリたいということでした。そのため+と-のスタンダードなネジになっています。単線でもパリッと留まるしっかりしたネジですので、これはビルドしていて非常に快適です。
チャンバー&チムニー
うーん、ちょっとこちらの面はゴテゴテしてて好みじゃないかな。メーカーロゴ・製品ロゴはともかく、PUSH TO FILLって入ると急にクリアロみたいな・・・。まあ、ワイヤーやジグまで付いていることを考えても初心者の方から使えるRTA!というコンセプトなのでしょうね。
逆サイドにはDESIGNED BY P.BUSARDO VAPEINGREEK。
ビルド&ウィック
もちろんコイモン。
せっかくなので、スペースド仕様のDimiジグの方を使ってみます。くるくる巻くだけでオートマティックでいい具合のスペースドになるように調整されているみたいです。
このコイルジグほんと便利!ネジにワイヤーを巻いてスペースドを組むというのもやったことがありますが、それに比べてこちらは台形ネジっぽくなっていて非常に組みやすいし抜きやすいです。右巻き左巻きがあるのもすごく嬉しい。このジグだけで買う価値あり。大切に使おうっと。
ぼーっとしながら適当に組んでも、私の苦手なスペースドがこの通り。そうそう、デッキの留め部分を見て頂きたいのですが、このように若干切り残してもチャンバーに接触しないように十分にスペースが取られています。エアホールからエアシャワーがワサワサーっと当たりそうな感じですよね!
ごく軽くドライバーンをして、コットンを詰めていきます。
コットン詰めて、リキッド垂らして。ウィックホールは大きめにえぐれていますが、少なくても漏れる感じもありませんので、雑でOK。
リキッドチャージはスライドなので、とっても簡単。リキッド入れるとチャンバーがめちゃくちゃ主張してきますw
ARES RTAを喫ってみる
旨い!そしてジュルジュルしない!エアフローは喫った感触はめちゃスムーズなんですが、若干吸気の際にヒョローと鳴ってるように感じます。うまく調整すれば鳴らない位置もあるんですが、適当にやるとだいたい鳴ってます。笛鳴りと言うほどはひどくないです。
全開でもDLは無理ですね。エア噴出孔を通れるエア量がエアホール全開分ほどありません。4つ開けも3つ開けも全く変わらないです。小さい方から2番目の穴を単独で使うのが、私はちょうど良かったです。
各社からMTLが出そろってきて、我々ユーザーとしては楽しい反面どれを選ぶか悩ましいですね!
コメント失礼します
こちらのタンク容量はいくつかわかりますか?
サイト見ていると5mlと2mlの2種類あるようで(/´△`\)