珍しい18mm径で可愛いRTAがAUGVAPEさんからリリースされました。
商品提供:AUGVAPEさま
Merlin nano
箱からしてナノ。小さなRTAってかわいくて好きです。MerlinはAUGVAPEのアトマイザーでシリーズとなっている製品です。Merlin、Merlinミニ、Merlin MTLなんていうのが今までリリースされています。18mmは初。
- Merlin nano本体(2mlタンク装着済)
- 3.5mlバブルタンク(PCTG製)
- ドライバー
- コイル(カンタル1Ω・ニクロム0.6Ω)
- 22mm→18mmビューティーリング
- 予備Oリング・ネジ類
- エアホールパーツ3種
このようなパッケージ内容となっておりました。
ガラスタンク2mlと3.5mlのバブルタンク。3.5mlの方はPCTG素材で、耐薬品性・耐衝撃性に優れているとのことです。なんとなく弾力性を感じる樹脂で割れにくそうな感じです。
しかし容量は大きくなるといってもなんというか京都タワーみたいな外観ですな。
うーん、綺麗なアトマイザーだ。どこかで見た感じもするけど気にするまい。チムニーにひっそりとマークが入っているのも渋い。そしてビューティーリングが付いているのが嬉しい!18mmなのでそれほど手持ちにないんですよ。
ドリップチップは510。深さもそこそこあるので、通常のドリップチップならきちんと奥まで刺さるようです。
底部。RTAなのでバラす時以外は特に外す必要もないですが、ポジピンは六角穴です。
タンク部を外してみました。ネジがすごいスムーズね。Augvapeの製品っていつもスレッドがうまく出来ていると思います。Merlin MTLの時もMODにアトマイザーを付けてて、外そうと回すとタンク部品が外れてくるということがありました。
今回、この部分の着脱頻度が非常に多いので(リキッドもこの状態でチャージするため)、ここがスムーズに外れるというのは一つ使いやすさの面で大きなポイントになると思います。
更に外してみました。タンク部に関してはよく洗浄したいとか、タンク交換をしたいと言った時以外は組みっぱなしで問題ありません。
デッキ部についているベージュの部品は2つのパーツに分かれております。これは組む時に詳しく。
パーツ構成としてはこんな感じで結構ややこしいと言えばややこしいです。
デッキ
なんか色味といい異彩を放つデッキですが、実は中央のエアーが出てくる部分はOリングではめこまれているだけ。
こんな感じで3つのエアホールが付属しているので、好みのものに付け替えて使うことが可能です。1mm・1.2mm・1mmデュアルの3種。まあ、MTLというだけあって全体的にドローは重ための設定です。
ただこれ、もうちょっとだけしっかりはまると良かったかな。ひっくり返すと落ちるレベル。組んでしまえばコットンで抑えられるので外れてしまうことはないんですが、洗ってたりするときには確実にポロリするので取り扱い注意ですな。
私はせっかくなので豚鼻エアホールを選びます。なんかこうしてみると錆びてる?みたいに見えますね。AUGVAPE製品はいつもツヤツヤテッカテカなのに珍しい。まあ綺麗でも洗ってから使うので大丈夫です。
付属コイルを組んでみました。このように、先ほどのエアホールパーツがコットンガイドのような役割を果たしてくれます。そしてコットンで抑えられるのでエアホールも動かなくなると。よく考えられてる!でももうちょっとOリングきつくしてください。
あと、ジグがエアホールの部品に引っかかるのでちょっと一瞬戸惑いますが、そこは単線なのでピンセットかなんかで微調整すればOKでした。
そんでここは言わせてほしい。留めネジ最高!いつもここにブツクサ言ってる私ですが、そう、こういうのを求めてるんすよ。
単線でビターっと留まってくれる。あとね、切り欠きが4方向になっているので、直線で通して留めても良し、3/4回転巻き付けて横に出しても良し。あぁー便利なんじゃあ。
あっ、コットン通す所は写真わすれましたけどDvrawと一緒なんでいいですかね(言っちゃった)
コイルにコットン通して、PEEKのチャンバー部品を通して、コットンを切ったら詰めるだけ。ビルドはまあ非常に楽です。詰め具合に対してのシビアさもそれほどないと思います。試しにこれは漏れるっぺ?というくらいコットン量を減らしてみましたが大丈夫でした。
逆に詰めすぎはダメかな。あんまりギュウギュウ押し込むと供給は悪くなります。といってもやっぱその許容範囲は広いので、ウィッキングは案外楽。
そう、最後に左側のチャンバーキャップを締めるのをお忘れなく。これ忘れるとタンク内のリキッドが全部フィーバーしますからね。
チャージはこんな感じでタンクをひっくり返して入れます。ドリップチップ付けたまま絶妙なバランスで入れてもいいんですが、まあやらかすことが多いのでドリチを外してあげれば安定感もいや増すというもの。
喫ってみた
いやー旨いし使いやすいし申し分ないです。強いて言うならやっぱりエアホールの部品がグラグラなのだけが気になるかな。でも実用上は問題ないです。
あと、やっぱりタンクパーツがカンタンに外れるのが本当に便利なんです。
MODに付けたままアトマをねじればタンクだけ外れてくるくらいにスムーズ。なのでチャージでウーンタンクが外れないよー1回MODからアトマ外してギギギという、ボトムチャージのアトマで良くあるストレスがありません。
こうなってくるとトップチャージもボトムチャージも手間が全然変わらないので、上部がすっきり見えるボトムチャージは良いですね。
あと、ビューティーリングもいいですね!あっ、そうそうバーサーカーMTL RDAのリングもぴったり付きました。持ってるかたはカッコいいのでお勧め。
まあぶっちゃけドバーとそっくりなんですが、ドバーは側面に取って付けたようなエアホールがあるんですが、こちらは隙間吸気。背が高いリングを付けてもエアホールを塞がないんですよ。リングはエアフローを塞がないギリギリまで背が高いやつが欲しいので、そのうち作ろうかな。
そうそう、色はシルバーと今回ご紹介したブラックの2色展開です。
しかし18mmってニッチなところ来ましたな。16mmはいくつかのステルスMODに対応しているので分かるんですが、18mmってただ背が高くて細いRTAという運用になるんですよね。でも一風変わってて嫌いじゃない。
ほら普通のMOD(ピコX)に載せてもなかなか格好いいじゃないですか!