先日、ファラオドリッパータンクを試してみて、超大型の見た目、超大型のエアホールとはちょっと印象の違う使いやすいRDAでした。
今回はタンク化ということで期待しています。
もくじ
Digiflavor Pharaoh RTA 外箱&付属品
ドリッパータンクと同じデザインの箱ですね!なかなかに高級感がある箱でかっこいいですよ~。
付属品は
- 予備タンク
- タンク増量用アダプター
- Oリング類
- T型ドライバー
- 予備のネジ
- 取扱説明書
問題の大量Oリング類
パーツが多い上、カラーOリングまで付いているので、わけわからない量です。そしてなぜかネジもドリッパータンクの2本から4本に増量キャンペーン。3本なくしたツワモノがいたのかな?(´・ω・`)
外観
そしてトップ部まで全部金属で、重厚!!そして、この状態から更にタンク容量増加させるアダプタが付くという・・・。なんて貪欲なアトマイザーなんだ!
※digiflavorより使用許可いただいております
こんな感じでハイタワーになっちゃいます。ついでに色展開はシルバー・ブラック・ゴールドの3色!
スペック
こんな感じのサイズ感。やっぱりアメリカンサイズ!そして恐るべきは、これに更に3.5mlのタンク拡張パーツが装着可能。どんだけ喫うのw
ボトム部
ツートンカラーでブラックになってる底部。なかなかきれいですね!デッキが外れる形式なので、ハイブリッドメカはやめておいた方が賢明でしょう。というかこんな巨大建造物をメカニカルにのせないか。
各パーツチェック
こういった形で分解できます。ベース部もデッキと基部に分解可能。
トップ~チャンバー部
チムニーレスというのか、トップパーツがチャンバーのキャップになっている形状です。そして特徴的なのは左のトップパーツに見えるエアホール。トップからコイルにそのままエアを当てちゃおうという作戦ですね。
妖しげな模様が入った外周部に吸入口も見えています。こちらは無段階で調整可能。
そしてチャンバー部にはリキッドの流れるスロットがあいています。
組みつけた時にジュースホールの開閉ができ、リキッドコントロールが可能な構造です。
それにしても、この基部とチャンバーだけでちょっとしたRDAくらいのデカさなんですが( ゚Д゚)
デッキ部
ところでこのエアホールを見てくれ、こいつをどう思う?
ものすごくおおきいです!!!
ポスト間の距離がドリッパータンクの11mmから8.5mmとかなり狭まっているので、なんとなく使いやすそうな気配があります。ドリッパータンクは太めのコイルじゃないと周りがスカスカな見た目になっちゃいましたので。狭くなったと言っても、大きめコイルでも十分余裕があります。
スプリング式のクランプは健在。ねじを緩めると、コイルが入れやすいようにパカッと開いてくれる思いやり。
そして別売りオプションとして4種のデッキが用意されています。ただ私としては純正デッキが非常に出来が良いので、どうしてもデュアルコイルでというのでなければ特に必要はないのかなと思いました。
でも、ポストレスのデュアルはちょっと面白そうです。
ドリップチップ
キャップとドリップチップを兼ねた、RDAのチャフキャップのようなフタです。
内部に調整用のドリップチップ(?)がはまるという珍しい構造。これを510アダプターに入れ替えることによって、好きな510ドリップチップを使うこともできますが、飛び出した上部に更にドリップチップが付くことになるのであまり実用的ではないですね。
キャップを外した部分はこのように大きく開口しており、リキッドチャージは非常にやりやすいです。穴とか気にしないで、ジャバーーーっと流し込むだけです。
喫ってみる&総評
さて、喫ってみた感じなのですが、ボトムフローで喫っている限り、やっぱりファラオらしいというか、思ったほどのスカスカ具合でもないなと言う感じです。もちろんかなりのエアー量ではあるのですが、見た目とんでもなく大きいエアホールの割には、です。
上エアホールを開けると、これはもうモロに爆煙マシンの様相を呈してきます。上エアホールは味を出すために付いているというよりも、ミストの出方を調整するためにあるように感じます。
上部からエアーを当てることでスピットバックを抑えたり、ミストの温度を下げてくれるような効果があり、高ワットでカマす際に非常に役立つ感じです。
使い勝手としては実に優れています。最近少ないリキッド容量のRTAが多い中、十分なタンク容量がある上にチャージも楽。運転するのでしばらくチャージできないと言った時にはタンクを伸ばしておけば超大量のリキッドを貯蔵できます。相変わらずビルドが簡単なのも嬉しいです。
ただ、色んな機能がある分とんでもなくデカいです。このデカさを許容できるなら非常に良いRTAと言えると思います。