ドリップチップやトップキャップを磨くのに藤原産業のコンパウンドを使用して参りました。
愛用のSK11コンパウンド
のですが、どうしても最後のピカピカさがもう一声足りない。そこで色々調べた結果、「ハセガワのセラコン」という単語をしばしば目にしたのです。
こいつがハセガワのセラコン!
なんか見たことあるような無いような?どうやら模型用品としてはメジャーなようで、愛用されている方も多いのだとか。なんとセラミック粒子は0.012ミクロン / 20000番相当(公式より)。研磨剤でメジャーなピカールが3ミクロン(これまた公式より)だそうですから、まさにケタ違いのフィニッシュ力でなのでしょう。
トドメさされたのはこの動画。
ハセガワのセラコン、現物がこちら
中身出してみました。このクロスっていうのがもっとガサガサした、プラスチックポリッシュクロスのようなものを想像していたのですが、柔らかな光沢感のある布でした。
26cm×19cmで、VAPE用途に使うにはやや大きいのですが、どうやらこれハサミで好きな大きさに切って使うことができるようです。超極細繊維で柔らかく、スタビMODとかを磨く布としても具合がいいんじゃないでしょうか。
気になるのでドアップで撮ってみました。おー、なんか科学の力って感じの繊維ですね。確かにカットしてもほつれなそう。
使ってみる
この何用か分からないPEIっぽいドリップチップで試してみるとします。もともとの表面には凸凹がありますので、紙やすりである程度は削っていきます。
これが削る前の表面です。この凸凹を紙やすりで落としていきます。
紙やすりの1000→1500→2000番。肉眼ではかなりツヤツヤしてきたような印象を受けます。
SK11のコンパウンドを掛けた後。肉眼ではピッカピカなのですが・・・やっぱり傷だらけ。隅の方に深い傷があるのはコンパウンドの前段階でのミスであります。
そしてハセガワのセラミックコンパウンド!布に1・2滴垂らすだけでいいそうです。ほんとただのサラサラした液体です。おお、光沢部に出ていた細いスジみたいなものがかなり消えています。肉眼でも明らかにツヤが増している!気がする!
ちなみになんかムラムラになっているのはこのドリップチップの内部に気泡みたいのがいっぱいあります・・・。
セラミックコンパウンド楽しい。
液体でクロスにぱっとしみ込んでくれるので、手も汚れたりせず使いやすいです。一度に使う量も非常に少ないのでかなり長持ちしそうな感じ。ポリッシングクロスの方も汚れた場合は洗って繰り返し使えるそうですから、安いものではありませんが、コスパは悪くないのかもしれません。
磨いても粉のようなものはほとんど出ませんが、水性コンパウンドということで水洗いでサラッと流せるのもいいですね。コーティング剤のようなものが含まれていないのも、VAPE用途、それも特にドリップチップに使うのにありがたいです。
あくまで最終仕上げ用のコンパウンドですのでご注意ください。ヌルテカの向こう側を目指している方は是非。
完全にエロい方向へ向かっていると思います!笑