IJOYのCAPTAIN PD270だったかな?あたりから出だした20700デュアルというニッチなMODです。ただでさえパワフルな20700を2本使いすることで、ハイパワーでも安心して使うことのできる鈍器です。
商品提供:efunさま
もくじ
Wismec REULEAUX RX2 パッケージ
相変わらず高級感あふれるパッケ。カメラとかレンズとかって、お値段が上がるほど箱がシンプルに洗練された感じになると、以前どなたかがおっしゃってました。箱がシンプルな方が高級感があります。箔押しでキラキラしてるし!
あれ?思ったより小っちゃすぎる(毎回言ってる)。というか箱がデカいんですね。だいぶカッコイイですね。
付属品
- 説明書
- 保証書
- USBケーブル
- 18650変換用スリーブ(2ケ・本体内に収納)
Wismec REULEAUX RX2 本体
おお、なかなかゴツイ感触がします。ソリッドっていうのかな。オニギリーな形状のせいもあると思うんですが、ガッシリ感が凄いです。
裏面。このバッテリードアが若干ガチャついてますが、これはバッテリーが入ってないからかな?
上面。黒地に黒でうっすらとルーローRX2・20700の文字。というかカメラにゴミついてて映ってますね。途中で気が付いて掃除したのでご容赦を(´・ω・`)
底面にはバッテリー取り外し用のノブとWISMECのロゴ。写真撮って初めて気が付いたんですが、本体側とドア側の質感が少し違うみたい。
色違いもドアは全部黒なので、液晶の付いている本体側と質感が違うんですね。
REULEAUX RX2 スペック
サイズ 43.2×35.2×81.7mm
出力 1~200ワット
本体重量 151g・バッテリースリーブ9g
対応バッテリー 20700・18650(アダプタ付属)
バッテリーアクセス
この機種の特徴と言えば、スライド式でフルオープンになるバッテリードアです。
パクウッ!こういう風に2分割されます。左が本体部で、右がバッテリードアです。
ドア重!バッテリードアがかなり厚手ですね。本体側が93グラムに対して、ドアだけで58グラムあります。
▲ドアにバッテリーを2本仕込んでいきます。18650バッテリー+スリーブは全く問題ないですが、20700バッテリーはちょっとキツイです。ijoyバッテリーの被膜が厚いせいだと思うのですが、シュリンクの折り目が重なったりするとハマって取れなくなることがありました。回してやるとスコッと入る位置があるので無理に押し込まない方がいいです。
※ハマっちゃったら、セロテープか何かを貼って引っ張れば取れます。
▲ギュッと押し込むと、パチン!と小気味良い音を立ててロックされます。ドアはちょっとだけ遊びがありますが、バッテリーが入っているとスプリングで押されるのでガタは全くないです。18650バッテリーを使っているときはガタがあります。但し、手で動かしてガタがあるかチェックするとややガタついてる、程度のものであって普通に使っていてドアがガコガコして気になる、というレベルのものではありません。
継ぎ目もきれいで素晴らしいんですが、写真の矢印部分の傷が最初からありました。ひょっとすると塗装が剥がれやすいのかもしれません。
ちなみにバッテリーが入ってる時は底面のポッチは爪の力ではとても動きませんので、軽く押し込みながらポッチをスライドさせます。逆に言えば、不意に外れてしまうことはまずないでしょう。そのくらいカタいです。
それにしてもRX2、びっくりするくらいコンパクトです。高さ81.7mmなのですが、バッテリーが70mmあるので高さに関してはほぼ限界ですよね。
▲基板部に関してもこのサイズですから、かなり小さくまとめられているのがわかります。
18650変換
これが18650用バッテリースリーブ。machinaと同じものです。これかっこいいけど若干カコつくから、滑る必要があるmachinaではこの寸法でも良かったんですが、もうちょっとだけ改善していただきたいです。
▲見た目はめちゃカッコイイんですけどね!後で気が付きましたが、この写真とは逆にスリーブを使った方がいいです。本体側にスリーブが当たる感じですね。
というのも、この状態だと少しバッテリーがカタつく&ドアもカタつきます。逆にすると少しマシになります。それでもやっぱりちょっとバタついてます。
ファイアボタン・+-ボタン
とっても大きなファイアボタン。このボタンはとっても秀逸で、ガタも少なく押しやすく、また押し心地も良好です。本体に沿ってカーブしている側面部までキッチリと反応しますので、どのようなグリップでも快適に使う事ができました。本体がどっちを向いていても、握りしめれば勝手にファイアボタンが押せるような感じです。
プラスマイナスのボタンは小ぶりですが、柔らかすぎず絶妙な感触で使っていて不満はありません。すぐ下にあるのがUSBポート。
510接続部
▲510接続部は紙一枚浮いてマウントされるタイプです。この傷は使って付いたものです。ここは傷つくと思ってください。周囲はアトマが触れないので傷つきません。
ステンレスのスレッドが天面の下から圧入されていますので、ぶっこ抜ける心配もありません。ポジティブピンは驚くほど浅めからコンタクトしますので、ヒートインシュレーターやビューティーリングを入れることも容易です。
▲ポジピンはスプリングロードになっており深くまでピンが入る設計です。トラベル量は2mmはあるでしょう。これでちゃんとマウントされないアトマがあれば、アトマの方がおかしいです。
対応アトマ径は25mm。すっきり気持ちよく載るのは24mmです。もう1mmだけ中に入ってくれていたらベストでしたが、構造を見る限りこれ以上クリアランスがないので仕方ないですね。
アトマ載せてみた
22mmのsiren2です。これはまあ当然ですが余裕でフィットです。
お次は24mm、vandyvapeのberserker。このサイズが一番しっくり来る感じがします。ルックス的にもこれは合いますねー!
▲25mmのMADDOG-GTA。これは完全ツラになります。
斜め下から見るとこんな感じで、完全一直線ですね。でもMODのR部分でアトマのエッジがちらっと見えている感じ。
操作系およびプロテクション
洗練された感のあるWISMECの操作系ですが、一通りご説明をば。
・5クリックでON-OFF
起動時の画面等がありませんので、持ち運びでOFFにしておいて、出して5クリックしたら1秒くらいで吸えるようになるのはいいですね。
・ファイアボタンと-ボタンを同時長押しでステルス
ステルスモードは、+-ボタンでの調整時にはちゃんとスクリーン表示が出て操作可能、ファイアすると消えるという挙動です。たまにステルスしてると操作できなかったり、操作できるけどスクリーンが完全に消えてて何ワットかも分からないMODもあったりしますが、RX2のステルスモードは非常にスマートです。
・+-の同時長押しでキーロック
・+-での調整がロックされます。同じ操作で解除
・電源オフ時に+-の同時長押しでスクリーンフリップ
まあこのMODの場合ひっくり返すことはないでしょう。
・3クリックでモード切替
VW・TC(Ni/Ti/SS)・TCRの切り替えモードに入ります。-ボタンでサブメニュー、+ボタンで選択、ファイアボタンで決定。この辺はもう慣れた感じですね。
ファイアボタン・+ボタンの同時長押しでメニュー
プリヒートと連続パフでカットオフされる秒数を変更可能です。
各種プロテクション
- 低抵抗警告
- ショートプロテクション
- 温度プロテクション
- バッテリーバランス警告 2本のセルの電圧差が0.3V以上の場合に警告が出ます
その他、バッテリーがおかしい、USB充電の際の電圧が変、なども保護してくれます。個人的には取り外して専用チャージャーで電圧を確認しつつ充電することをオススメいたします。
スクリーン
非常に大きく見やすいスクリーン。明るさも十分あります。パワーモード時はV表示がライブで変化するタイプ。六角形の下部はアンペア・パフ数・時間表示のいずれか好きなものを表示できます。私はアンペア固定です。
バッテリーは1本づつ表示されます。表示がオカシイのは私が間違って違うバッテリーを突っ込んだからですw
この状態だと保護が働いて点火できないと思いますが、バッテリーを入れる際は注意してください。
Wismec REULEAUX RX2 MOD 使ってみた
とっても!いいです!しかし、18650×2で使うのはあまりオススメしません。というのもやっぱりほんの僅かながらドアがカタつくという点、そして20700用に作られているので5mm長いということです。最初から18650でしか使わないのであれば、他にも魅力的なMODがあると思います。
しかしハイドレインの20700でパワーベイプをカマしたいとか、容量の大きなバッテリーをチョイスしてダラダラと吸いまくりたいという用途にはバッチリ。
とにかくこの手の操作感に慣れているというのもあるかもしれませんが、とっても快適に使えます。ボタンの感触良し、スクリーン見やすい、アトマ気持ちよくマウントできる、20700×2にしてはすごくコンパクト。
このテのオニギリ型シェイプが好きならぜひチェックしてみてくださいね。
サイレン2の写真が無いっす!