Thunder Head Creations プリメイドコイル
私はコイルを作るの自体もVAPEの楽しみの一つなので、プリメイドコイルというのは滅多に使うことがないのですが、人によってはコイルを巻くのは単純にメンドイと感じる方もいらっしゃるかと思います。というか普通はメンドイと思います。そんな時にはプリメイド!
とりあえず種類が多すぎて写真を並べるだけになってしまいそうな予感しかしませんが、一通り見ていきましょう。
商品提供:3AVAPEさま
Hexapak
まずはコチラのHexapakという6種入り。6Pチーズみたいな入れ物に、それぞれ6個づつ入っています。
まずはツイストコイル。0.5Ωと無理ない抵抗値で、デュアルで組んでも使えそうです。ツイスト自体は緩めの巻きですが、綺麗に出来ていますね。
クラプトンコイル。アウターは34くらいかな?太めです。抵抗値は0.65Ω。
ステープルコイルと名前が付いていますが、これはコイルアート界隈ではフラットクラプトンと呼ばれるコイルです。
こんな感じで中身がフラットワイヤーになっています。リボンワイヤーが並んだステープルとはちょっと違うスタイル。
Transformar(0.5Ω)。トランスフォーマーもいろんな流儀があるみたいなんですが、これはリボンワイヤーを使ったクラプトンです。
Tiger Coil(0.3Ω)。リボンとラウンドワイヤーをツイストしたもので、案外古くからあるワイヤーです。シングルで0.3Ωということはなかなか太めワイヤーなので、パワーを掛けて喫うような用途向けでしょうね。
Super Clapton(0.55Ω)クラプトンワイヤーの上に更にリボンワイヤーを巻き付けたものです。中身のクラプトンがパラレルになったジャガーノートは結構見かけるのですが、これはあ私は使ったことがありません。
octopak
次に8種入りのOCTOPAK。こちらはそれぞれ4ケ入りになっていて、そのかわり種類が多いですね。先のHEXAPAKと被るヤツもありますが一通りご紹介をば。
複数のワイヤーをパラレルに並べて外側に細いワイヤーを巻き付けたフューズドクラプトン。これは中が2本になっているようです。
Clapton Coil(0.65Ω)・ Staple Coil(0.35Ω)・ Transformer Coil(0.5Ω)
これらは先ほどHEXAPAKに入っていたものと同じものです。
私、このイーグルコイルというのは初耳です。ネジッたフラットワイヤー。
フラットクラプトンと単線をツイストしたワイヤー。この辺になってくるとなかなかアートコイル感もありますね!
クラプトンワイヤーで作ったツイストワイヤー。
Twisted Fused Clapton Coil(0.45Ω)
プリメイドではたまに見かけるんですが、ツイストワイヤーをまとめてクラプトンにしたコイルです。中身がねじれてないほうがビルドしやすそうなのですが・・・。
後半ご紹介したワイヤーは立ち上がりがすこぶる悪そうなのでテクニカルMODでガツン!とパワーを掛けるスタイル向けでしょうね。
単品売りワイヤー
ここからはプレミアム感のあるワイヤー。2個1セットでチューブに収められ、それが5ケ入っているので計10個入りのパック。全5種類あるようです。
全てワイヤー素材はNi80。
とりあえず入れ物が可愛い。そして前にご紹介したパックより凝ってるだけあって、コイル自体もなんだかいい感じに見えます。
ザラザラ出してみる。一見ガラスとアルミに見えたんですが、なんと全部プラスチックなのでゴミ捨ての際に困らないのがポイント高いです。
3Core Fused Clapton Coil(0.2Ω)
まずは3coreのフューズドクラプトン。これらのワイヤーはスペックも記載されています。このフューズドはインナーが26ゲージ3本、アウターは36ゲージとパワフルなタイプ。
このフューズドも、今後ご紹介するコイルも、すべて内径3mm軸に巻かれています。
3Core Fused Clapton Coil(0.3Ω)
同じフューズドですが中身のワイヤーが28ゲージ×3本。先のものより割と使いやすい抵抗値です。
4Core Fused Clapton Coil(0.25Ω)
中身が28ゲージ4本になっています。アウターワイヤーも細身の38ゲージということで先ほどのワイヤーと比較するとアウターの巻きが細かいのが分かると思います。
6Core Framed Staple Coil(0.3Ω)
0.3mm×0.1mmの扁平なリボンワイヤーを4本。それを2本の単線(フレーム)で挟み込んでまとめてクラプトンワイヤーにしたものです。アウターワイヤーは36ゲージ。
3Core Nuclear Warhead Coil(0.35Ω)
これまた初耳のコイル。3本の28ゲージ単線を0.1mm×0.3mmのリボンワイヤーでスペースをあけつつグルグルしたコイルのようです。これ、シンプルなワイヤーですがカッコいいですね。
4Core Nuclear Warhead Coil(0.25Ω)
こちらはインナーワイヤーが28ゲージ4本になったものです。
実際にビルドしてみます。
一通りご紹介して参りましたが、せっかくなので一番かっこよかったNuclear Warheadでビルドしてみます!
デッキは同じくThunder Head CleationsのTauren RDA。これはなかなかいいアトマですよ。これも近々ご紹介しますね。コイルがとっても映えるデッキですし、なにより使いやすくて旨味。
水浸しになっているのは組んだあとに洗ったからであります。ビルドしおわったら一度洗うとカッコよく、しかも美味しく仕上がるのでお勧めです。
たまに組んだ直後に臭ーい時ってありますよね。だいたいコイルの汚れが原因。
Ni80ワイヤーなので熱を通せば綺麗に発色してくれます。赤熱しないくらいでジンワリと楽しむと感じよく仕上がりますよ。
もうちょっと熱を通せば、金~青のグラデに。実にかっちょいい。
さてさて、最後の方にご紹介した少し凝ったコイル群なのですが、10ケ入りで620円ほどのプライスタグが付いております。正直いってなかなかお買い得です。
特にフレームドステープルなんて、100円あげるから1ケ作って!って言われたら被せ気味で「ヤダ」って答えるくらいには面倒くさいコイルです。
作るのはメンドイよ、でもゴツいコイルも使ってみたいんだぜ!って言う方にはコスパに優れたTHCプリメイドは余裕でお勧めです。