Vaporesso LUXE Nano 80W Kit with SKRR-S Mini Tank | VAPEブログ・もくもく時間

Vaporesso LUXE Nano 80W Kit with SKRR-S Mini Tank

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OMNIBOARDで多機能&素早い立ち上がり、内蔵バッテリーでコンパクトながら高級感のある外観のLUXEキットのご紹介です!

商品提供:VAPORESSOさま

Vaporesso LUXE Nano Kit

少し特徴的で洗練されたデザインが印象深いVAPORESSO。パッケージも洗練されたものとなっています。

各社MODが複雑なデザインに進化していく中、どんどんシンプルになっていっている気がします。そのかわり外装はとんでもない色もあるけど。

今回もなかなかファンキーな色があるようです。

開封してみます。パネルが汚れているように見えるかもしれませんが、これは保護シートの気泡です。剥がせばピッカピカのパネルが出てきます!

幅40.3mm×厚さ26.2mmのスリムなMOD、アトマまで入れても122.8mmというコンパクトサイズのバッテリー内蔵型スターターキットです。

内容品です。カラーOリングがやたら大量に出てきました。

  • LUXE Nano Mod 本体
  • SKRR-S Mini Tank (3.5ml)
  • QF Strip Coil 0.15Ω (アトマ組込済)
  • QF Meshed Coil 0.2Ω
  • 予備ガラス
  • VAPEバンド
  • O-Ring (4色)
  • USBケーブル
  • 保証書

説明書が無い?ひょっとすると製品では付属のしているかもしれません。

https://cdn2.hubspot.net/hubfs/2191257/downloads/user_manuals/Luxe_nano_manual.pdf

もし付属していないとしても、オフィシャルサイトのサポート内にPDFで用意されているので、こちらをチェックすればOKかと。

LUXE Nano Mod

まずはMODの方から見てみます。うーん、グラデーションのブルーグリーンがなんだか陶器みたいな色合いで実に渋いですな。スイッチも大きくて良い。

スクリーン側全面がパネルになっているVaporessoらしいデザインで今回も指紋に悩まされそうではあります(´ω` )

スペック

サイズ 78mm×40.3mm×26.2mm/135g
出力範囲 5~80W
搭載チップ Omniboard4.2
バッテリー容量 2,500mAh
充電レート 2A急速充電
使用可能抵抗値 0.03~5Ω

逆サイドもシンプルでいいですね。形状は対称になっています。塗装は実に上質です。

上部、510接続は中央にあります。全体的に丸みを帯びた形状で、元々幅が細いのもあって非常に握りやすいです。

一応はみ出さない範囲としては24mmまで。スプリング式のポジティブピンを備えた、実にしっかりした接続部です。

底部にはベントホール。バッテリー内蔵式ということでこの辺りの作りも安心感アリ。外装はブルーから底の黒っぽい色へとグラデーションになっています。

このスイッチ、感触としてはプラ素材っぽい??ぱっと見た感じはどう見ても金属なんですがうまく処理されています。ちょっと何で出来ているか分からないくらいに高級感があります。同心円状に削り出されたような表面になっていて、さわり心地も良いです。何よりも、単純にスイッチが大きくて押しやすいのが嬉しい。

パネル・スクリーン

Vのロゴと、その左右にある小さな点はタッチセンサーになっています。+-ボタンと、中央がファンクションボタン(以降Vボタンと表記します)。Vaporesso伝統の3ボタンです。

ボタンはタッチ式ですが、触ると「ブルッ」と振動によるフィードバックがあり、操作感が分かりやすく工夫されています。

そして最下部にはUSBポート。このMODはバッテリー内蔵式でケーブルを挿して充電するので非常に重要ですね。

電源ONでスクリーンが表示されると共に、下部スイッチも光ります。また上部-LUXE NANO-という製品名の部分も光っています。

上下部のイルミネーションはスクリーンとは別に明るさ調整できるようになっているという念の入りよう。もちろんメインスクリーンの明るさも調整可能ですよ。

これは待機状態でメインスクリーンは一段暗くなって時計・カレンダー表示されている状態です。使用時は非常に明るく明瞭な表示となります。

明るいし派手!時計は本体にマッチしたスタイリッシュな表示だったのにメイン画面もこういうサイバー系じゃなくって同じようなシンプルデザインにしてほしかったかな・・・。

でも、1.3インチのTFT液晶は視認性・操作性共に優れていて使いやすかったです。

Vボタンを押すと、このようなメニューへ。画面が大きいのと、+-ボタンで選んで中央のVボタンで決定という操作なので相変わらずVaporessoのメニューは操作しやすい。

でも、非常に多機能なMODなのでちょっと混乱。

  • VW H/N/Sの簡易的パワーカーブがあるワッテージモード
  • CCW Wカーブモード
  • SP スーパープレイヤーモード(どう使うのかは謎のまま)
  • VV 可変電圧モード
  • CCV 電圧カーブモード
  • SS/NI/TI それぞれのワイヤーでの温度管理モード
  • TCR TCRモード

とりあえず全部入り!って感じですね。VWとVVしか使わないけど。

Omniboardはとにかく立ち上がりも良いし、VW-Hに設定して普段よりワッテージ低めで喫うのがお気に入りであります。立ち上がりズバッ!からのまろやか。

太いワイヤーで立ち上がりが悪いコイルの時にも非常に使いやすいと思います。

設定画面。こちらは非常に分かりやすいし操作もしやすいですね。

SKRR-S Mini Tank

ベース部24mmで、タンク部が少しスリムになっているデザインのクリアロマイザーです。ぱっと見た感じ、22mmのアトマにも見えるくらいなので、小型のLUXE NANOに似合います。もちろんカラーマッチング!リキッド容量は3.5mlとのこと。

なんというか特に奇をてらわないデザインで、あまり存在感が無いのがセットで使うには実にイイ。トップ部からリキッドチャージする方式です。ドリップチップは510。

トップキャップの裏が全面パッキンになっています。2回転で外れるようになっていて、なかなか使いやすいフタではあるのですが、結構リキッド消費が激しいコイルが付属してるのでスライドやクイックリリースで更にリキチャをスムーズにしてくれたら嬉しかったかも。

底部。クリアロマイザーであり、ポジピンがゴムに刺さっているだけで固定されていません。ショートの危険性があるためメカニカルMOD等には使わない方がよろしいかと思います。

エアホールは写真のものが3方向にあります。ちょっと吸気音は大き目かな。リング自体はほどよい硬さ。

バラしたところです。 特にフタのあたりペラペラしてて重厚感がないというか、なんだかチープな感じもしますが、ネジ精度等に問題は無く加工も塗装も綺麗に仕上がっているように見えます。

付属コイルは2種。いずれも65~75Wがスイートスポットのパワフルタイプ。このコイルが実に優れものなんです。

ちょっと見慣れない感じの内部構造です。ものすごく大きなメッシュコイルの中央にポールが立っていて、そこからコイルの方に向かってエアーが噴き出すようになっているんです。

引き抜いてみました。通常だと底部から入った空気がコイル内を垂直に抜けるだけなのですが、このコイルは積極的に発熱面にエアーを当てようというような意図が見られます。

断面図。

この構造、エアーの当たりを良くすることもありますが、コイル面に向かってエアーを当てる事でのスピットバック低減、それだけではなく結露したリキッドがベース部に流れないため液漏れも防げるという一石何鳥かというシステムなんです。

セットで喫ってみます!

最初に一つ。私個人的に非常に良くないと思った点を説明させてください。

手に持つと、センサーに当たって「ブルッ」と振動します。発動率99%です。設定でバイブレーションOFFにもできるんですが、フィードバックは便利なのでオフにしたくない。

でもONだと手に持つたびブルブルする。

ボタン操作にはパフボタン3クリックでの解除が必要になっており、手が当たっても勝手にワッテージが変わることはないのです。でも「3クリックしてね!」というメッセージが出ながらブルブルするんです。毎回。

ロック中にはバイブレーション機能が効かなくても良かったのではないかなぁ。これはファームウェアのアップデートでどうにか出来ると思うので是非設定で変更できるようにして頂きたいです。バイブレーションの強度まで変えられるくらい、細やかな設定ができるように気配りされているvaporessoさんの製品なので、その辺りも対応して頂ければ嬉しいです!

他は悪い所ないなぁ。良く出来ていると思います。Omniboardは他のMODでも使ってきましたが多機能でVW・VVで喫う時も立ち上がりが良くて非常に良い。

スイッチ(といってもメカニカルなボタンはパフボタンのみ)もしっかりしていて、カチャつきもないし、本当にソリッドなデバイスです。チープな感じがなくて、内蔵型で小型、メインで使える程度のバッテリー容量があるMODということで良く出来たパッケージ。

アトマもイイんです。特に発熱面に向けてエアーが当たる構造は設計の意図通りに大成功と思えます。ワッテージの割に味は若干出てないような気もしますが、絞って弱めに吸った時に大口径爆煙クリアロを絞ったときの無理な感じがしないんです。

ちょっと発熱が大きいので爆煙チェーンVAPEという用途には合わないかも。

あと、LUXE NANOとはミスマッチだったのではないかな。65W~75Wでガンガン使うようなパワー&容量じゃない気がします。この辺はLUXE+SKRRをそのままダウンサイジングしたような作りなので同コンセプトになってしまったのかもしれませんが、30~40W程度で快適に使えるコイルならもっと良いセットになったかも。

と言っても、それぞれMODもアトマも良い製品なので総合的には大変満足でした!


Authentic Vaporesso Luxe Nano 80W 2500mAh VW TC APV Box Mod(Fasttech)

Authentic Vaporesso Luxe Nano 80W+ SKRR-S Mini Tank Kit(3FVAPE)

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