Vaporesso社からリリースされたベーシックなスティック型のPOD。小型軽量ながら充実した機能を備え、持ち運び用に非常にまとまりが良い製品です。
商品提供:vaporessoさま
PodStick by Vaporesso
最近のVAPORESSO製品は統一されたデザインの箱(真ん中にキャッチコピーが書かれている)になっていて素敵ですね。それにしても箱軽いけど中入ってますか?
うむ良かった、内容物は揃っておりました。それにしても本体クッソ軽いですな、中にバッテリー入ってないんじゃないのかっていう位。
- podstick本体(1.3Ω ccell POD組込済)
- 予備POD(0.6Ω mesh POD)
- 充電用USBケーブル
- 取扱説明書・保証書
- 10mlリキッドボトル(充填用・中身は空)
え?ほんと異常に軽いんだけど大丈夫かな。電源入るよね・・・?(カチカチカチカチカチ)
おお、入った入った(喜)
測ってみたら41gでした。スペックは以下の通りです。
サイズ | 高さ111mm×幅22mm×厚み18mm |
重さ | 41g |
リキッド容量 | 2ml |
素材 | アルミ・PCTG |
充電レート | 1A |
バッテリー容量 | 内蔵式900mAh |
今回もPTF(プレス・トゥ・フィル)というボトルを押し込みながらチャージする方法を採用しています。搭載チップはオムニボードミニ、コイルはCCELL(あと別にメッシュもあり)ということで、従来のVAPORESSOのPODと性能的には特に変わった部分はありません。ただ今回使ってみて非常にまとまり良く感じた製品です。それでは詳細を見ていきたいと思います。
まず一番良いと思ったポイント、上部です。とにかくPODというと咥えにくい製品が多く、「PODだししょうがないよね」と半ば諦める部分でもあるのですが、podstickに関してはごくごくフツーの筒状なのがとってもGOOD。
そして、▲マークで察した方もいらっしゃるかもしれませんが、スライド式になっています。
こんな感じでスライドするとリキッドをチャージする穴が露出します。ここにボトルを押し付けてチューっと押すとチャージされる寸法。
PODを外し、ちっちゃなシリコンのキャップを外し、リキッドをチャージしたらフタを閉めて、指に付いたリキッドを拭き、周囲に付いたリキッドもついでに拭き、PODに戻すという作業が若干面倒なことがあります。特に屋外。
その点、PODSTICKの場合はボトルにも書いてありますが「押す、入れる、そんだけ。」です。
底部にはUSBポート。バッテリー内蔵式なのでここにケーブルを挿して充電します。容量900mAh・充電レートは1Aとなっており、容量・チャージ速度とも申し分なし。
5連のインジケーターが非常に秀逸な操作部。そしてこのPODは「マニュアルスイッチ」です。吸い込むと自動でONになる機能はありませんが、逆に普段MODとかに慣れている人にとってはオートスイッチより使いやすく感じるのではないでしょうか。
押すとこんな感じ。バッテリー残量が5段階で直感的に分かるのが素晴らしいです。3クリックでパワー切り替えができるようになっており、パフ時にはその色に光るようになっています。
ボタン発光色 | CCELL(1.3Ω) | MESHED(0.6Ω) |
緑 | 12.5W | 22W |
青 | 10.5W | 20W |
赤 | 9W | 17W |
と、上記の表のように3段階調整です。OMNI BORAD MINIの非常に優れているところ。もちろんショート保護をはじめ、通常MODが備えているような保護機能もちゃんと付いているのも安心感があって良いです。
PODはマグネットと小さな突起(本体側の内部に見えています)で留まっており、パチリときちんと留まるようになっています。指で動かしてみると僅かにガタガタしますが、喫っていて気になることはなかったです。
着脱に関しても露出部が大きいので難儀することもありませんでした。
上蓋を外してみたところです(通常は分解することはない)。POD上部の左がPTFチャージホール。そして中央の穴がミスト出口ですね。右側にスリット状に穴がありますが、ここがエアホールです。
上から入ったエアーがコイル下まで回りこんで、コイル内を通り抜けてきて吸い口へというルート。漏れにくいというのも一つメリットかな。
それではチャージして喫ってみます
マジで楽。これは写真撮影のため外して撮ってますが、普段チャージする場合は本体から外す必要すらありません。吸い口をパチッとスライドし、チャージしたらもとに戻すだけ。漏れも汚れもなくサクッとリキッドチャージができるのはスッゴイ便利です。
PODが結構黒いのと、タンク内部がちょっとしか見えていないのでリキッドの残量はちょっと分かり辛いかな。取り外せばバッチリ確認可能。
とりあえず1週間くらい持ち歩いてみました。まず軽いのがいいですね。ポケットに入れても全く違和感がありません。そして小さすぎないサイズも喫う際には使いやすい。
IQOS本体より僅かに小さくて軽い感じですかね。喫煙所で持っていても割と違和感の少ないサイズなのではと思います。
まずCCELL(1.3Ω)。これは従来のVAPORESSOのPODと同じようなスペックなんですが、PODSTICKはドローがかなり重たいのが良いですね。
このくらいの抵抗値だとニコソル用途が多いと思うんですが、ミスト量が控えめな割に味も良いし、喫い応えあり。パワーは色々切り替えながら使ってみたんですが、私個人としては一番低い設定で十分でした。そして、最低設定ということもあり朝から晩まで使ってバッテリー切れしなかった点は驚きました。
次にMESHED(0.6Ω)。おー、これはミスト量もなかなかでVAPEサブ機としてなかなか良いのではないでしょうか。パワーを上げれば結構楽しめます。でも私が次に替えPODを買うなら1.3ΩのCCELLかな。喫煙所とかで使うにもその方が使いやすいし。
ただ、初めてのVAPE製品としてPODSTICKをチョイスしたとして、0.6Ωでそれなりのミスト量で吸えたらVAPE体験としては十分じゃないかなと。その点では本体に付属しているのは良いと思いました。
PODSTICK、バッテリー容量・軽さ・使いやすさ。非常にまとまりが良くて総合点高い!という感じの製品でした。こいつぁオススメ。
カラバリも豊富!
Vaporesso PODSTICK (Vaporesso official store)