VOOPOOの傑作、DRAGも3作目。更に洗練されたデュアルバッテリーMODです。
品提供:VOOPOOさま
DRAGのシリーズも色々出ていますが、VOOPOOをグッと聞き覚えのあるVAPEメーカーとして最初にヒットしたDRAGと言えば男らしいデザインのデュアルバッテリーのMODを想起させます。今回もきっと、そんな男らしいMOD。
DRAG3 KIT
- DRAG 3 MOD本体
- 充電用USB-Cケーブル
- 取扱説明書
- TPPコイル・DM1(0.15Ω)
- TPPコイル・DM2(0.20Ω)
DRAG3 MOD本体部
マットな質感の金属部に、シックなブルーのレザーが非常にマッチしています。どちらかと言えば、メッキギラギラのブリンブリン系という印象が強かったDRAGシリーズですが、今回はぐっと大人っぽい外観になったように感じます。
少しスエードっぽさもあるフワフワした質感で、弾力もあって高級感があります。この使い込まれたようなムラ感もまたイイ。
スペック
サイズ | 86.5mm×50.5mm×25mm |
重さ | 118g(バッテリー含まず本体のみ) |
素材 | 亜鉛合金×レザー |
出力 | 5W~177W(1W刻み) |
使用可能抵抗値 | 0.1Ω~3.0Ω |
バッテリー | 18650×2本(※バッテリー別売、キットには付属しません。) |
パフボタン・スクリーン・+-ボタン・USBポートが並ぶ、ベーシックなBOX MOD。まさにBOX MODと言えるような角ばったストレートなデザインが素敵。
金属部は従来のDRAGに比べて薄くなっており、マットなのも相まって80年代のラジカセのような質感。
スプリング式の510接続部。上面は25mmでストレート。ベース部24mmまでがしっくり収まるサイズとなります。もちろんはみ出し気にしなければ何ミリでもOK。そもそもセットのアトマが27mmでガッツリはみ出しております。
使用バッテリーは18650×2本。ドアの精度はまあまあ。フタを閉めた際に隙間がほんの僅かにありますが、ガタガタする感じはありません。少しの衝撃では開かない程度には引っかかりもあります。
バッテリーは同梱しませんのでご自身で用意する必要があります。
セル毎に電圧がズレちゃったりすると良くないので、新品の同銘柄バッテリーをデュアルバッテリーMOD用としてペアで運用し、充電開始時や充電完了時に電圧のバラつきがないか確認しながら運用する必要があります。
スクリーンと操作
0.96インチと大型のスクリーンには大きめの文字でクッキリと表示されており、非常に見やすいものとなっております。
操作系はARGUS GTあたりと同じなんですが、今回はチップがGENE.FAN 2.0という新型を搭載。177Wという猛パワーを発揮します。
パフの3クリックでスマートモードとRBAモードが切り替えられ、スマートモードではプリメイドのコイルに合わせたパワーリミットで誤ってハイパワーでパワーオンしてしまってコイルを焦がしてしまうミスを防いでくれます。
またRBAモードではリミットブレイク可能で、一定以上のパワーに上げていくと写真右のスーパーモードという、見るからにデンジャラスな色合いに変化します。
今回、スクリーンのテーマが切り替えられるようになっていて、上の写真のような横表示のスキンが用意されています。横表示が見やすい方にも使いやすくなっていていいですね。
USB端子はType-Cで、2Aの高速充電ができるようになっています。また、ファームウエアアップデートの際にも使用します。アップデートでTCモード(温度管理)にも対応するとのこと。
TPP pod tank
なんというか非常にRTAっぽい外観なんですが、これなんとPODシステムなんです。と言っても接続が510なのでクリアロマイザーって言った方がしっくり来るのかな。
こんなカッケェPOD初めてみましたワイ。これはまだ中にコイルが入っていませんので、後ほど装着致します。
上部はハーフインチのドリップチップで、ドリチ側にOリングが付いているタイプです。810のOリングなしドリップチップと互換性がないのは惜しい。でも純正ドリチもストレートで癖が無くて普通に使いやすいです。
底部が22.5mmくらいなんですが、そこから27mmにグワッと広かった思い切った形のベース部です。
で、ここでやっとPODというのが分かりやすいのではないかと。マグネットで付いてるだけなんで引っ張ればポコッと外れます。
底部中央にはコイルを装着する穴、そして外周部にはリキッドチャージ口があります。シリコンのフタは写真のように横に回転しておけるのでリキッド補充がやりやすいです。リキッド容量は5.5ml。
付属のTPPコイル。非常に大ぶりなコイルです。0.2Ω・0.15Ωが付属します。特に0.15Ωの方はまさにパワータイプ。推奨でも65W~75Wというパワーレンジで、まさに大型バッテリー専用と言っていいと思います。
タンクが2ケあるので、それぞれのコイルを装着してみました。(キットに付属するのは1ケです)この状態で上部だけポンポンと入れ替えられるので、後ほど喫い比べてみたいと思います。
ベース部にはかなり大きな調整式のエアホールがあります。リングを回して無段階に調節可能。全開~半開あたりまで非常にスムーズ。1/4開あたりで笛鳴りあり。
PNP PODにも対応
付属はTPPコイルですが、PNPコイルのPODにも対応しています。コイルだけ使うのは不可で、PODごと使います。TPPコイルは現在のところ付属している2種しかないので、もう少し低いパワーレンジで使いたいという場合はPnPのPODも良いのではないでしょうか。
使ってみた感想
DRAG3 MODの方はシンプル操作がすごく良いですね。難しい設定は何もなく、単にパワー設定して喫うというシンプル・イズ・ベストなMODです。ワッテージ設定も1W単位という雑さがまたイイ。16.7Wで吸いたいという場合は他のMODに持ち替えるべし。
割と小さくて軽い!というのが第一印象。重厚感はないですが、ルックスはチープさを感じさせません。やっぱり軽いと使いやすく、持ち運びも楽ですね。バッテリー2本装着した状態で213gでした。(バッテリーによって数グラム変わります)
角ばったデザインではありますが、全体的に外周が小さいので持ちやすいです。高さが88mmと非常に低く収まっているのも持ちやすさに寄与していると思います。
アトマイザーについてですが、付属コイルの推奨ワッテージが50~55W・60~75Wとなっており、最低でも50Wという設定。バッテリーを活かせるようなパワー帯なのは良いと思うのですが、1つは普段使いしやすいもう少しマイルドなコイルでも良かったかも。
0.15Ω・0.20Ωいずれのコイルも、熱いミストがドバー!!と来るタイプ。味もミスト量も圧巻ではありますが、かなり熱いので立て続けに吸うには厳しい感じ。なお、柔らかめのリキッドだと、立てて放置した際に漏れやすいです。コイルへのリキッド供給がいいのでVG70%くらいの、やや固めのリキッドが向いているかもしれません。
今回もARGUS GT同様に、PODを510接続でMODに乗せるというコンセプトなのですが、単純に使いやすくていいです。PODが幾つかあれば、510ベースをネジって外すことなく、引っ張ってポンと外して入れ替えるだけ。
リキッドチャージも引っ張ってポンと外してチャージ。圧倒的に楽。
そういえばDRAG Xでも同じ問題があったと思うんですが、たまに勝手にパワー設定が変わっていることがあります。RBAモードではオススメワッテージに変えてくれる必要は一切ありませんので、ここはファームウェアアップデートに期待したいところであります。
カラーは5色。ぜひ、公式STOREでチェックしてみてください。
Drag3 KIT (VOOPOO OFFICIAL WEB SHOP)
3 と X Plus のサイズが逆のような気が、すいません、